今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

ソウルでコタツ買えるらしいっすよ。

2016年01月14日 | Weblog
さむぅ~~~~~~~~~~!

昨日、東京でも雪が降ったそうですが、ソウルでも午後から降りました。

降り始めるとちょっと積もるほどまでにはなったのですが、夕方過ぎぐらいには止んでしまいました。

そのため、今朝起きると道路の雪は溶けていましたが、川の凍った部分に積もった雪はそのまま白く残っていました。

そのくらい外の気温は低かった、ということです。

実際、窓を開けて空気の入れ替えをしようとしたら、金属のサッシが「ガリッ・・・ザリザリザリ・・・」という音をたてて開いたので、「何だ!?」と思ったら、結露が凍ってました。

もうやだ。こんな寒いの。

と言いつつ、ソウル図書館で借りた本を返しにガッツリ着込んで重い足引きずりながら市庁駅まで行きました。

市庁駅を降りるとそこはソウル広場。

ワールドカップなどのイベントがあるときには巨大スクリーンが設置され、大型デモの場所にもなり、冬にはアイスリンクが出来るという一年中イベントなどでにぎやかな場所。

そのすぐ前にあるのがソウル市の図書館です。

本を返し、その足で次に教保文庫というソウルで一番大きな本屋へ。

ええ。本が好きなもんで。

教保文庫は去年長いこと改築をやっていましたが、年末にリニューアル・オープンし、すっかりフロアの配置が変わっていました。

配置が変わっただけでなく、インテリアも雰囲気もちょっと高級感が増し、以前よりも日本語の雑誌や本も増えていました。

有りがたかったのは、日本の雑誌の売れ残りが2000ウォンや3000ウォンで売られていたこと。

半年前の雑誌でも、母国語の文字に飢えている人間にとって、これほどありがたいものはないのです。

そこで数冊の雑誌と本を1冊買い込み、帰ろうかとしたところですごいもの見つけました。

本屋なのにあるコーナーに畳が敷いてあるのです。

そこに、学生たちが小さな「コタツ」に何人も入り込んで、本を立ち読みならぬ、コタツもぐり込み読みをしていました。

「いや、くつろぎ過ぎやろ~~~!」と心の中でツッコミを入れつつも、なぜそこにコタツがあるのか不思議に思い、見てみると、どうも教保文庫でコタツを見本で置いて、どこかの会社が販売しているよう。

よく見ると小さなパンフレットが置いてありました。

私は思わずそれを手に取り、「うおぉぉぉぉぉぉ!」と心の中で雄叫びを上げてしまいました。(あくまでも『心の中』で)

というのも、これだけ日本文化に影響されている韓国で、今までコタツ文化だけはやって来なかったから。

台湾でもカリフォルニアでも日本のコタツは売ってました。

台湾なんか、私らの認識では「亜熱帯」なのに、冬場行った時、テレビのニュースで「ニトリのコタツが売れている」と言っていたくらい。(台湾にはニトリがある。うらやましい~!)

だのに。だのに。

「韓国にはオンドルがある。だからコタツは売れんだろう。」という営業マンたちの思い込みでしょうか。

今まで韓国でコタツなんか見たことなかったのです。

それがソウルのどまんなか、教保文庫でコタツって。

パンフレットを見ると、どうも日本の「ハギハラ」という会社が、韓国でも畳やコタツ、座椅子などの販売を始めたみたいです。(ヤッタ~!)

「ハギハラ」(↓)
http://www.hagiharashop.com/

高いからコタツだけ買って、こたつ掛け・敷き布団は日本から持ってくればいいか・・・。



やっと韓国でも「こたつむり」出来る~!



旦那がアメリカ出張から戻ったらお願いしてみよう・・・。フッフッフッ