空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

まだ少し現役にいるが

2019年05月21日 12時37分54秒 | 思考試行

 まだ、現役時代の「名残の仕事」をしているが、相手様にとっては、現役真っ最中であり、こちらが名残なんて思っているとしたら、すぐ、クビになることだろう。また、失礼なことである。どこか、うまく、本能的に、取り繕っていると思う。

 とはいいつつ、仕事の分野を減らしてきて、今は、相当楽になっているはずだが、減ったら減ったなりに、それが、仕事のすべてであるから、当人としては、完全解放ではもちろんなく、仕事のしめる気分の割合は、大きな部分を占めている。

 環境局から猫の引き取りの職員がきて、あっさりと猫との生活は終わった。家内は昨夜、夢をみた。すでに死んでいる猫と、昨日死んだ猫たちと、日常のくらしをしていたという。猫たちも誰がもっとも自分たちのことを考えてくれていたのか、世話をしてくれたのかを、知っていて、その恩返しではないか、と小生は思ったとおりを言ったのだが、夢をみる本人の思いの質や量にも関係するかもしれない。小生はそんな夢はみない。

 車は手放し、免許の更新はしたが、手続きが相当面倒になってきている。なんだかイヤ気がさしてきている。意欲的にどこかへ行こうかという気分も徐々に減退してきている。北方領土がどうのこうのとか、権力の動向がどうのこうのも、関心が薄くなってきている。

 戦争なんかダメだと言い続けているが、これとてやりたいものが権力を握ると、なんだってやってしまう。大衆を動かし、雰囲気を作り、多数決に持ち込み、自分らの言い分を実現する道具を手にいれる。戦争だってするかもしれず、大阪市だってなくなってしまうのだ。

 選挙の戦術や時期、大義名分、雰囲気、いろいろ考えて、徐々に手がうたれる。うかうかとのってしまう仕組みが山ほど用意されている。大衆は馬鹿にされていることを知っていなければならない。落とし穴におちないように、自分のくらしの原点をつかんでいなければならない。

 死ぬまで生きるのだから、生き方については、みんな真剣であると思いたい。だが、そうはいかない現実がある。なにかにつまずき、家から出られない人々が多くいる。この人たちは、まさにそうした実態が、社会が、つくりだした現実である。

 どのようにして、こうした人たちが、いきいきと生きていけるようにするか、どんな配慮が必要なのか、心理的にも、経済的にも、真剣な対策が必要である。政党は、この問題をまともにとりあげてきただろうか。社会の問題の分析ができているだろうか。政治家は本当の仕事をしなければならない。

 質的な成長、人類の共存問題を考えないと、存続そのものが危うくなっている。異常気象だって災害だって、対策は可能である。問題だと思える問題は、対処する。誤魔化しや、言い逃れや、小手先のワザに終始しているようでは、いけない。

 なんとか、この対策の一端に加わっていきたいものだが、またぞろ怠け心がもちあがってくる。

 


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