空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

人さまざま

2013年07月17日 07時17分15秒 | 思考試行

生まれた時から、死に向かっての旅が始まる。人間の一生は、この生きている間だけのように見える。自分のなかには、記憶があって、すでに故人となった人々との会話や、触れ合いが残っている。この記憶が全部無くなって、その人の一生は終わるという言い方もある。

古典をモノにした作家や、いろんな業績をのこして、歴史に残るような人物は、その意味では、死なない。いつまでも生き続けることになる。

みんながみんな、有名になりたいわけではない。目前の生活が日々送れればよし、という人もいるだろう。それでは生きたことにならないとして、何か、成果を得たいという人もいるかもしれない。

よのなかの矛盾に我慢できないとして、政治の世界にはいっている人もいるだろう。あるいは、個人的な修養を心がけ、ひたすら求道的な人もいるかもしれない。

五木寛之さんみたいに、人間そのものというより、人間の「関係」に注目している人もいる。

人間、どのように生きるか。与えられたこの時間を、どう過ごしていくのか。ついに、何事も決まらず、なんの成果を生むこともなく、人生を終えることになりそうだが、それはそれで致し方なしである。

戦争への道を開こうとしながら、そんなことはないなどと、本音を覆い隠して、二人だけで意気投合してみせた維新の政見放送をみて、話す相手は、国民ではないことを形で見せていた。国民に目は向いていないことを、演出してみせた。

石原、橋下氏は、終始横顔のみを見せ、それを貫徹した。国民は観客なのだ。彼らからすれば。自分たちの信念に従ってくれればいいんだ、の姿勢のみだ。こちらに、向かって呼びかけもしない、視線もむけない連中に、魅力を感じるのだろうか。


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