健康問題、髪の毛の始末の仕方、料理のこと、グルメ情報、芸能人のこと、などなど、庶民が関心をもちそうなことを、報道しているだけでいいのだろうか。目くらましというか、見なければならないところをおおい隠そうとする意図がありありである。
政治に関してだとか、経済だとか、国の方向であるとか、とくに安倍政権が議席を多数とっているなかで、野党に充分な審議をさせず、次々に多数決で法案を成立させていく。こういう状況でいいのだろうか。
官僚の人事権を首相官邸が持って以来、官僚機構が変わった。司法、検察も変わった。安倍首相の意向を探り、齟齬がないように腐心する。こんなことでいいのだろうか。議論といっても、見解が違うとか、ご指摘はあたらない、とか、まともな議論はしない。時間さえ経てば、採決をとればいい、という流れである。
こんな楽なことはない。論理など必要ない。記者の質問に対しても、次の質問をどうぞ、とやるのだから、記者会見など意味を持たない。
国際的にもアメリカファーストなどと言い出す大統領が登場し、強者は弱者を痛めつけて、平気である。正義とか論理とか、これはおそらく人類にとって、大事なものと考えるが、あっちこっちで踏みにじられている。
気候が怪しく、異常気象が、大きな災害をもたらしている。これは、人間社会の仕業によるものなのか、それとも人間には、なんの関係もないのか、アメリカの竜巻など、単なる自然現象とは思えない異常さである。科学的な分析、知見が生かされているのだろうか。芸能人のゴシップなどやっている場合か。
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