人類は、ひょっとしたら滅亡するのではないか。このところの、世界情勢を眺めれば、だれしもそう感じるのではなかろうか。世界全体を考えて、国の政策を論じたり、地球環境について、真摯に話し合うという様子が、為政者にみられないから、その考え方は、至極当然であると思う。
特にトランプ大統領の登場、および中国の指導者の様子、さらに、トランプ大統領の「家来」のような安倍首相などみていると、そう思わざるをえない。世界の指導者がこんなに視野狭く、考えが浅く、こんな連中が、世界のリーダーだということが、大きな要因である。
ここから、世界が生き延びる展望を見出せるのだろうか。
日本の場合、安部一強政治が展開され、今や、司法、立法、行政を事実上、安倍首相が支配した感じがある。みんな忖度している。安倍政権が官僚の人事権を一手に握ったことにより、すべては、彼の手中に落ちた。彼の意向に沿わないと、どんな人事的な報復をうけるかという恐怖に震えているのである。
あとの手立ては、選挙で彼の勢力を削ぐほかないであるが、若者達が、安倍政権を支持しているというのだから、もはや、それも難しいように見られる。彼は、宿願の憲法9条を空文化して、いつでも、戦争のできる体制を作り、日本を「一人前の国とする」決意を固めている。
世界はいよいよ混沌の世界に突入し、地球環境は、ますます恐るべき状態となる可能性が高くなってきた。台風の大型化、異常気象の連発、インフラは破壊され、ひとたび災害が勃発すれば、あとは、基本個人まかせであり、国や公共団体の対策は全くお粗末であり、無策に近い。災害が起きたときの、きめ細かな対策ができていない。
それはそうだろう。もともと、「シモジモのこと」に関しては、よくしようという意欲、意識はないのであって、為政者の関心は、富裕層であり、支配層であり、かれらの階級の人々のためのものであって、シモジモは、そのおこぼれをやればいいのであって、適当に扱えばいいのである。シモジモには、最低限のものにしておけばいいという感覚なのである。
要するにカッコウをつけておけばいいのである。そんな奴らに、若者たちはだまされてしまった。そして、アニメの世界の恋人に夢中なのである。
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