このところ、体調が不安定である。四六時中頭が、なんとなくはっきりしない。血流が悪いのか、突然に脳貧血の状態が起こる。そうなると、目の前が白くなり、気分が悪くなって、とても立ってはいられない。
座り込んで、昼食に食べたものをもどす。
こんなことが今年の一月、八月、そして九月とおきて、九月にはその前兆が三回ほどあった。
そこで受診したところ、待ちに待たされ、予約の患者の最後の最後だろうか、ようやく順番がまわってきたものの、思いもかけぬ、違う展開となった。かつて何回もやった心臓の冠動脈がまた詰まってきたのではないかという推測だったのだが、当該医師は、それではないだろうという。
そこで聞いたことのない検査をすることとなった。あえて、その「気分の悪かった状態を再現して」みる検査のようだ。検査自体に条件があって、医師の条件とか、スタッフの条件とか、ネットでみるとあまり気持ちのいい検査ではなさそうだ。
それでも、この検査で、バランスが悪い状態の原因がわかるとなれば、これはありがたいことである。ずっと、薬の副作用と思ってきたのだが、症状の真相に近づけそうで、ある種の期待もある。
いつの間にか、後期高齢者とよばれる年齢になり、これからさまざまな「病気」に襲われることとなる。絶対に、逆方向はないのであるからここは覚悟をきめて、流れるままに、身を任せていくほかない。
考えれば、今更、なにをしなければならぬとか、心残りがあるわけでもない。生涯をおえるまでに、少しでも、あとに続く人々のためになる仕事が、できたならと思うだけである。思うようには、仕事ができない現状があるが、隙をみつけて、とにかく、平然と生きていく人々が増えることを期待して、なにごとかの仕事をしていきたい。
今日、放送大学の修士選科生の授業料等を送金してきた。新しい、なにごとかの認識、世界観が自分にわきあがってくることを期待している。こんなことを考え、実行している間は、まだまだ、「若いのう」と自覚できる。
生きていくということは、なにやかやあって、それが、予想とは少しずつ違って進む。だが、大きな方向としては、それほど突飛な出来事ではない。とはいいつつ、いつ何時大団円となるやもしれぬ。そういう実感が背景にある。
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