大富豪が、富を独占していることを正当とする根拠は、「努力」の成果だとする。本当にそれだけか。それだけではあるまい。
そして、その後、有り余る富を、貧しい人々に分配せずにいるのは、どう言い訳するのか。
分配すればいいではないか。働いても、テント生活から抜け出せないというのは、いかにも変だし、病気や障害で働けない人々は、キチント救ってあげればいいではないか。放置しないで、無視しないで、取るべき手立てをとるべきである。
そのことで、世の中の多くの紛争、困ったことは、解決可能である。要は、実行である。金持ち諸君の覚悟を期待したい。君たちこそ、人類の不幸を生み出す原因となっている事実に気付いてほしい。
権力、マスコミ、仕組みの全般が、分配に目をむけるとき、解決の方法、手段が明確になる。
福知山線の事故原因について、事実認定の済んだ状況で、JRはようやく真の事故原因の公表に、踏み切ったようである。賠償問題を気にしたのであろう。
今後の事故を起こさないために、という遺族の姿勢が、ついにJRを動かした。これこそ努力である。
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