吉本新喜劇は面白い。いわゆるお笑い芸人と言われる人々の人間性は、高いというかレベルがすごいと思う。
テレビの世界は、するどく真実を見せる。本当にリラックスしていなければ、客を楽しませられない。本人も楽しんでいなければ、どこか、上滑りしてしまうのではないか。
いつでもどこでも、平常心で、無理をせず、しかもハイセンスを要求される。喜劇人こそ、達人である。その値打ちはどんどん上がっている。
多くの人を楽しませ、癒しを与える。本当にすばらしい才能である。
今後をいえば、さらに研鑽をつまれて、世のため人のための観点が、その底流に流れていることを求めたい。それが、貫徹できたときに、新しい、人間社会の出現が現実的なものとなるのではないだろうか。
単に、意表をついたり、タブーにふれるばかりではなく、人間社会の深層にせまるような、境地を開拓してほしいものだ。
その前段、ウソも隠しもない、人間性のすばらしさを獲得されたのだから、今後の期待が大きい。
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