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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

エラそうにされると腹が立つ

2010年12月18日 07時51分54秒 | 思考試行
のは、当たり前だろう。誇りを傷つけられ、自己存在が否定され、自己否定の感情が生まれてくる。そうならないようにと、人は努力する側面がある。しかし、人はそれぞれに、個性があって、万人が、魅力的だといわれるような、才能なり、成果が、その個人に備わるとは限らない。

才能の有無ではなく、人が、それぞれに、生きがいを持って、生きられる世界、社会を実現するのは、人類の共通の思いであろう。

選挙で選ばれ、代議士となれば、これは、国民の代表として、政治を司る権力を手にする。そこには、利権との、近い関係が生ずる。彼の胸三寸で、利権の流れが変わったりする。その流れのなかで、政治家自身も、蓄財し、それがまた、力の源泉となる。

かくして、彼はエラクなり、容易に人が近づけない存在となる。となると、弱者たる国民のことなど、眼中にはない。とる態度は、「エラそうになる」

自然の流れである。こういう人が、各界のトップに、ウヨウヨいる。となれば、こんな特権的な人間を作らないことだろうが、逆に、権力を握れないような人間は、努力が足りなかったからで、自業自得だという考えが、実は、社会の底流に、厳然としてある。

相対的に、貧しい状態になったり、困難な状況に個人が陥った際など、その人の状況が、悲惨であれば、あるほど、その人に、非難の目が向いたりする。現在の社会は、概観してこういう状況のように思う。

助け合って、生きていくことが当然である社会。これが、実現されれば素晴らしいことだと思うが、ドラマや、音楽など、芸術の世界では、こういう世界が描かれる。芸術の意味が、このあたりにも、あるような気がする。

現実の世界が、影響をうけ、ビジョンを得て、変化していく。今、まさに、そのプロセスの、大きな変化の渦中にあるような感じをうけている。

中国や、ロシアのふるまい、国際的な紛争。まことに、解りやすい「低レベル」の状況。こんな状況を、そのままには出来ない。人間が、そんな状況を、放置しておくとも思わない。誰かが、必ずやるだろうではなく、一人ひとりが、その意思を持つならば、その改革は、実現すると思う。

そうならなければ、おかしい。ところで、政治家が、偉そうにしているようでは、それは、まだまだの段階という、証左、表れである。

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