選挙が終わって、石破幹事長は、マスコミの問にこたえて、憲法を変えやすくするために、まずは、憲法96条の両議院での三分の二の要件があるので、これを過半数にしたいと言い出した。選挙の主な争点になっていたわけではないが、政治権力というのは、そういうことである。
過半数なら、国会の議決は容易となる。さらに、国民投票でも過半数であれば、それも投票総数の過半数だから、戦争のできる国にいよいよ変貌することとなる。それで普通の国となり、威嚇を加えてくる国に対してはもちろん、反撃するだろうし、アメリカの子分として、世界各国へついていくことになるのだろう。
貧乏人は、兵隊になるしか生きる道がないようになるかもしれない。非正規雇用を制度化したのも、自衛隊に入れば、いいではないか、ということになる。
世界平和の使者から、戦争屋への転換が始まるかもしれない。本当に容易ならざる事態が始まるのかもしれない。それもこれも、国民の皆さんが選んだことになる。有権者のわずか、20%そこそこの投票でそうなるのだ小選挙区制というのは。
平和を求める声は、あるはずだし、なくしてはいけない。それこそ正義の道である。しっかりと注目し、ちゃんと監視していこうと思う。
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