衣食住に関すること、人間らしい生き方に関すること、仕事は、これらの事項に関わってある。それぞれが、必要性という要素のなかで、存在し相互に影響し合いながら、分担しているという構図である。
時代の変遷により、栄枯盛衰がある。科学技術の進歩につれて、迷信のたぐいは、かなり、駆逐されて、この分野で謳歌していた宗教者、占い、その他いかがわしい商売が姿を消すか、力を失ってきた。西欧では、魔女裁判で、何の罪もない人々が多く処刑された。
宗教に関していえば、支配者の都合にあわないとなれば、宗教者が弾圧された。まことに、人間は残虐である。油断できない存在である。どのように変化し、変貌するかわからないところがある。
仕事の範囲も、広がり、また、なくなる仕事もある。なくなる分野に就業していた人は、時代の流れにそって、新しい分野へとその活躍の場を変更しなくてはならない。現役世代は、常に、時代の流れを読みながら、しかも、自分との対話をしながら、職業について、仕事について、考えながら模索しながら生きていく。
仕事になかなかつけない人もいる。人間、何かをやるなかで発見があるものでもある。一歩踏み出してなんの仕事であろうと、方向性が間違ってなければ、その仕事に従事しながら、技術をみがき、努力しながら、まずは働いていくことが、いいのではないか。迷っていたり、立ちすくむときもあっても、まずは、踏み切ることである。そこから、何事かの変化が、必ず生じる。
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