どれだけ富が偏在していても、学歴がよければ、いろいろと、有利にはたらいて、凡人には及ばない境遇が与えられたとしても、そして、そのエリートが、凡人を馬鹿にしたり、歯牙にもかけないとしても、そんなことは気にもせず、凡人として、与えられた境遇のもとで、自分なりのペースで生きていけるのならば、それでいいのではないか。
と考えるならば、あまり急進的な変化を求めず、そこそこの不具合は、目をつぶっているのが実は賢い選択なのかもしれない。選挙しても、自民党が結構強かったりするのは、そういう傾向があるからかもしれない。
情熱をもって、世直しを叫んでも、警戒の対象となって、胡散臭い目でみられ、不当な扱いを受けることも多く、人生を楽しむというよりも、苦しむことが多かったりする。折角の能力を生かすこともできず、あれこれと世の中の不具合を指摘はするのだが、労多くして成果が得られることは少ない。
国民がなかなか乗ってこない現状がある。大多数の国民は、安定をのぞみ、大望は抱かず、目先の利を求めるばかりであるとするなら、自然のままに放置しておくのがいいのかもしれない。
という誘惑を乗り越えて、努力している人々がいる。公平な目でみて、これらのひとの努力に目をむけて、いくことが必要ではないだろうか。
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