市会、府会選挙が終わって、大阪では、一人維新の躍進ということになった。橋下氏に、どれだけの期待があるのか、を如実に示した。
もし、彼が、「ヒットラー」だとすれば、その方向に人びとが傾いたことを意味する。
大阪のノリである。民主の落ち込みはヒドイものがある。客観的にみて、自民党の活動は、候補者の父祖からの地盤に寄りかかっていた。維新には、街頭を自転車と街宣車と組み合わせて走るなど、活動に勢いがあった。電話もかかってきた。
公明党は、何もしなくとも、すでに組織がある。運動の必要がない。事実、ポスターをはるだけだっただろう。
住民サイドには、確たる思想はない、というか主張がない。老人は、年金でなんとなく暮らしていけている。選挙なんて真剣には考えていない、というフリをしている。
そこで、橋下氏の維新には、勢いがあった。票ぐらい、どこでも入れたるデ、という層にアピールした。
地域選挙は、ほとんど票読みは可能なのであろう。一人ひとりすべて、リストアップできていると思われるぐらいだ。選挙のシブリをみていると、それが見える。
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