昨日、深夜のテレビで(4ch)鳥越氏がいつもとは違っていた。彼は本音を連発していた。番組最後には、もう、これ以上の成長はいらない。格差社会の是正をしてくれと言って、これが最後の言葉です、と結んだ。
自民党の圧勝を受けて、憲法9条の改正の動きが活発となるだろうし、小泉政権で持ち込まれた労働法の改悪のために、非正規雇用がふえ、結婚もできない若者がふえたが、この傾向が変わることはないだろう。
鳥越氏は、深刻な格差社会の到来をなげいている。本ブログでも、同様のことを書いてきた。まさに同感である。わかる人が増えてきている。それでも、この選挙結果である。
自民党は、復権して、公共事業のバラマキが始まっている。憲法改悪の動きも強まるだろう。選挙のときには、憲法などのことは、表面には出さないで、議席を獲得した今、これから、戦争への道が開かれる。
国民は、これから、如何に騙されて、奈落の底へ落ちていくか、ということになる。そもそも政治家になろうとする保守系の人の本音は、日本国が外国に侮蔑されたり、領土を狙われたりすれば、黙ってはいられない連中である。
必ず、これだけの議席をとれば、その動きが始まる。3年後、どう変わっているか、古い価値観が、どのように変わっていくのか、それとも、一旦底まで落ちてなければ仕方がないのか。鳥越さんは、必死の思いで「最後のことば」を述べた。国民の意識変化を期待する。
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