難民を受け入れていない国の代表みたいになっている日本。どんな審査基準なのか、困っている人々を積極的にうけいれて、共生できる社会を作ることは、これは、当事者の難民のみならず日本社会の改善にもつながると思う。
そもそも、日本の現状では、難民を受け入れるだけの度量が国、自治体、国民にもないということを意味する。まったく恥ずかしい限りの現状にある。そんな姿勢では、国内の難問を解決することもかなわない。
ドイツやヨーロッパ各国の対応は、国によって相当の違いがあるようだが、国情が許す限り、なんとかしようという気分がある。また、実行している。
それにひきかえ、日本の場合は、受け入れに伴う、困難を避けようとするばかりか、国情の遅れた部分が、どうしても一歩踏み出せない態度になっているように見える。
日本がひと皮むけて、真に国際的に生きていけるようになるかどうかは、まさにこの難民指定をどれだけ進められるかが、ものさしになるような気がする。
しっかりと困難な人々をうけいれ、日本文化が世界のなかで理解され、弱肉強食ではない、そもそもの日本文化というものが新たな水準にレベルアップすることになるのではないだろうか。
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