空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

杭打ち問題にみる病根

2015年11月15日 09時32分40秒 | 思考試行

建設業界の問題は、深く広い。一部のエリートは、自らの手を汚すことなく、利益を手にし、今回のような問題のときにも、当事者でありながら、責任を負うことはない。

それは、なにもしないで、といえば、語弊がある。指示命令系統にたって、建物の設計や、デザインなどには関わっても、工事全体に責任を持つといいながら、実質的には、下に丸投げしているわけで、しかも、全体の利益の分配構造の強弱があって、その不公平さからくる必然的なものである。

重層下請け構造には、罪深い不公平さがあるにもかかわらず、これに深くメスをいれようとしないところに病根がある。今朝も、テレビで専門家があれこれ話しているけれども、本当に問題解決にむかう姿勢が充分とはいえない。

世の中全体に潜む、ひどい不公平、弱肉強食の非人間的構造をそのままにしては、根本的な解決はないわけで、こういう事件の度に、一般庶民は、事の本質から、政治の実態、支配構造を見抜いて、投票行動に反映させなければならない。


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