空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

内閣支持率の急落について

2009年12月21日 08時46分42秒 | 思考試行
小沢氏の存在感が急速に増してきている。民主党がまとめた、要望がマニュフェストとかけ離れている。党と政府を分けるとしながら、事実上、党が小沢氏が、決定権を持っているという図式がはっきりしてきた。

特別会計の隠し財源が、充分に炙り出されていないので、予算も、当初の期待を裏切ったものになっている。ここからが正念場であったのだが、肝心な所では、官僚群の手強い抵抗にあっているのではないだろうか。

鳩山政権の運営は、どうなるか。キーマンは誰か。それでも、すべての動きは、公開されている感じがある。ニュースの映像をみていて、小沢氏云々のときにも、会議の体裁が公開されている。このあたりに救いがあり、見捨てたものではないと思う。

党の要望も、陳情を受けて取り纏めた結果という形態を取っている。従って、小沢氏が自分の意見として、要望しているわけではない、という形である。事実は解らない。彼の意見を、そういう形にしただけのことかもしれない。

だが、手続きとして、そうしていることは、まだ、健康である。これに対して、うまく対処できるかどうか。みんな萎縮せずに、意見を出して、単純におとしどころを探るというだけではなく、最終的には、展望を示して、方向性を明確にしてほしいものである。

その意味では、菅副総理の戦略室の動きが、本格化していないところに、内閣の動きに機敏性が、いまひとつと写る。充分に、機をうかがっているのだろうが、その活躍を期待したい。