空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

雇用保険の適用モレが出た。時効でさかのぼれないと宣告された。

2008年05月28日 21時10分42秒 | 思考試行
ついに、大きなミスをやらかした。雇用保険の適用もれである。企業は、きちんとお金を徴収し、それを国に納めてきた。にも関わらず、手続きができていなかった。手続きモレの、さかのぼりは、2年で時効という。もう5年近く経っている。

だれの責任か。これは、明らかに、事務処理を委託されていた、社会保険労務士の責任である。集金にいくだけの手数料という安いものであっても、当事者に損害を与えたことは疑う余地はない。国がどこまでも、さかのぼってくれれば、いいのだが、立証しても、時効で2年前にしかさかのぼれないという。

もう手続き済みであると錯覚していて、長年月が経過してしまっていた。どうしょうもないのだろうが、実態をまとめて、真実をまとめる。とにかく必要と思われる資料作りをする。出勤簿もない、賃金台帳も出し惜しみをする。やりにくい相手の事務員である。在籍して、保険料を納めてきたことを立証して、なんとかできるところまで、さかのぼってくれれば、なんの不都合もないのだが、そこに壁がある。

とにかく、行政は、時効の一点張りである。

ミスは一瞬であるが、事態は継続している。途中でチェックの機会はない。けっこうヒドイ事態になってしまった。労働者は、ただ、なんの効果もない保険料を納めてきたことになる。単純なミスであるが、企業側からみれば、もし、労災事故が出たらどうだったのか、など、不信感が吹き出てくる。勿論、労災事故には、対処できると答えるが、不信の波紋が、次々に押し寄せる。他にも、雇用保険の継続期間によって、補助金であるとか、助成金のことなどもあり、いかんともし難い問題が生ずる。

いままで、コマゴマと手続きをしてきたが、全部、何もしなかったかのような、扱いとなり、安い定額の手数料の、ほとんど全部吐き出すことになりそうである。

しかも、あまりに、手数料を安くしていたものだから、それを喜ぶというのではなく、相場であると思い込んでいるようで、今まで、なんともカルク見られていたということを、今回のことで、はっきりと思い知らされた。従って、ミスに対しては、容赦のない抗議のマナザシと、叱声がとんでくる。

ふんだりけったりであるが、自分で招いたミスであり、時効があるかぎり、救いの手段はなく、どうしょうもない。

行政との関係で、善処できたら有り難いのだが、そのことで、困る人は誰もいないのだが、ルール一点張りは、行政の得意とするところである。理屈も何も無い。

年金の時効が撤廃された。国のミスを是正するためにそうしたのだが、これは、英断である。ただし、その効果はまだ、そんなに動いていない。だが、そう決めている。年金がそうで、雇用保険はなぜ時効を生かすのか。技術的には、恐らく何の問題もない。なんとかしてほしいものだ。

一応、賠償保険にも加入しているが、保険を使うほどのことでもなく、また、業務原簿の記載にも不備があり、保険が適用できるかどうかは微妙だろう。

それにしても、チェック機能が働かないのは、単独で仕事をしているからと言える。複数で、相互に、確かめ合いながら、協力体制をくんで仕事をしない限り、防ぐことはできないだろう。

もう、年齢のこともある。潮時ということか。趣味なり、楽しみの世界に移行せよということかもしれない。