世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

そうだ、マカオへ行こう

2016年12月16日 | 
またまた旅の虫が蠢きだした。

(キューバから帰ってきたばかりというのに)


今回の行き先は、マカオ。

カジノ法案成立を機に、これはほっておけない、と思ったからだ。


断っておくが、

ボクはパチンコはおろかギャンブルは一切しない。

宝くじさえ買ったことがない。

ゲムセンにも行かない。

(人生そのものがギャンブルでありゲームだから)


だが、日本でカジノを合法化することには前向きだ。


問題点は大きく二つ。

依存症対策と、収益性。

あ、それともう一つ。

官民の癒着。(パチンコの二の舞はごめんだ)


カジノといえばラスベガスを思い出す。


      これも目の保養?

ネバダ州にはラスベガス以外にリノとラフリンという大きなカジノの街がある。

ボクはその3か所とも訪れた。

ラフリンにはしばらく逗留したほどだ。


     川沿いにあるラフリンの夜景

その間、スロットを数千円分くらいしかやらなかったが。


何をしていたかというと、

ショーを観たり、プールやジャグジーを楽しんだり、

コロラド川沿いにあるラフリンでは水上スキーを楽しんだりしていた。

(川を挟んで向う岸はアリゾナ州であるが、

対照的にひっそりとしている)


ここはなんでも(ホテルも食事も)安いから長く滞在できる。

特にアメリカのシニア層はこぞって長期滞在している。

そしてみんな溌溂としている。


ネバダ州がギャンブルを解禁したのには当然訳がある。

州を潤していた鉱産資源が底を突き始めると人口流出が深刻となり、

州政府は窮余の策として移住者の離婚を認め、

定住者の娯楽と産業創出のためにカジノを公認するようになったのだ。

また、1936年完成のフーバーダムにより豊富な電力を得ることができ、

今日に見られるようなネオン街が発展する契機となった。


超高齢者社会にある日本には、こういう場所こそ必要だと感じた。

中身はギャンブルというより、むしろエンターテインメントだ。


シンガポール、そしてベトナムとカンボジアの国境にあるカジノの町(村?)にも行ってみた。

(カンボジアは寂れていたが)


収益性の問題は、

かつての1987年に施行され、結局失敗に終わった総合保養地域整備法の通称、

いわゆる「リゾート法」の二の舞にならないかということだ。

依存症対策に係る入場制限と密接な関係にある。

中国からの爆買い組も一段落したことだし。



そこで、熊本にカジノを誘致しようと思う。

震災復興の大きな起爆剤となる。

福岡一極集中の歯止めにもなろう。


それも、阿蘇郡西原村に。

空港から近いことが大きな決め手となる。

幸い、阿蘇熊本空港は韓国ソウルと台湾高雄へのフライトが就航している。

上海にも自治体の熊本事務所を構える。

これほどいい条件はない。
(むしろこれを利用しない手はない)

隣の益城町も大津町も南阿蘇村も潤うに違いない。


そのためには実態調査が欠かせない。

そういうわけでマカオへ飛ぼう!

(幸い、福岡から直行便マカオ航空がある。

で、今回は香港はスルー)


【補足】

皆様のご意見とお知恵をお寄せください。

(議論は差し控えさせていただきますが)




一夜の恋

2016年12月15日 | 
少しサルサをかじると踊ってみたくなるのが人情だろう。


サンチャゴデクーバの街をぶらぶら歩いていると、

いたるところでキューバンバンドの音楽を聴くことができる。



思わず軽快なリズムに合わせて体が無意識に反応する。


そんな中、また興味深い看板に出くわした。



SALSA という文字に目が留まったのだ。

今日の夜8時半からとある。

建物の中を覗くとリハーサル中だった。



行ってみようと思った。


一旦CASAに帰ってシャワーを浴び、夕食を済ませる。

今夜のメインディナーは魚のフライだ。



食事しながらボクはCASAの旦那さんにちょっと不安に思っていることを聞いてみた。


「今夜はサルサを踊りに行くんですよ。

ところで、夜道は大丈夫なんでしょうか。

帰りは多分夜中になると思うんで」


一般的に、欧米においてはショーやパーティが始まる時間は遅い。

だいたい午後8時や9時ころからが多い。

日本は6時とか7時頃が一般的だが。

彼らは、日本人のように仕事が終わって直行はしない。

一旦家に帰り、シャワーを浴びたり着替えたりして行くのが常だ。


ただやはり心配なのは帰り道だ。

日本も物騒になってきているので、

特に女性の夜道の一人歩きは気を付けなければならない。

ましてや、海外においてはなおさらだ。


ニューヨークでミュージカルを見た後や、

スペインでフラメンコなどに行ったあとは

深夜近くになってよく夜道を歩いて帰ったものだが。

ただ、暗い道や、人気の全くない道は避けなければならない。

もちろん、タクシーを使うほうがいいが、

これも100%絶対安全とはいいがたい。


カンボジアでは、トゥクトゥクで全く反対方向に走られ、

危うく真っ暗な道に連れていかれそうになった。

ハワイでさえ同じようなことがあった。

ボクは、モロッコのカサブランカで

ナイフを持った二人組の暴漢に襲われ格闘した経験があり、

それ以来なおさら用心深くなった。

(結局荷物を奪われ、軽傷を負ったが)


その後は、昼間でさえ時折後ろを振り返る癖がついてしまった。

ずっとついてくる奴がいないかどうかを確かめるためだ。

それだけでも被害を未然に防ぐことができる。

事実、エジプトやインドといったところで、にらみつけるだけでそれらしき人間を退散させたこともある。

ケニアのナイロビでは、いざというときのために手にチェーンを持って歩いた。

チェーンは、荷物をくくりつけておくために南京錠とともに購入した。

もちろん置き引きに会わないようにバッグを括り付けておくためのものだが。

それから、ホイッスルを首からかけておくのもお勧めだ。


話が逸れたが、

CASAのご主人は、この町は大丈夫だよと笑いながら言ってくれた。


      CASAの優しい家族

いろいろ面倒を見てくれたり、相談に乗ってくれるのもCASAならではのいいところだ。


      比較的裕福な家だろう


ライブ会場はCASAから歩いても10分くらいのところにある。

8時過ぎに出かけたが、通りには街灯が道を明るく照らしている。

人通りもそこそこある。

だが、深夜近くなればどうなのだろう。

不安がよぎる。


こういう時は、極力荷物は持たない。

お金も最小限にする。

コンサートの入場料は$1と庶民向けなので、

ボクは小銭を$10ほどしかもたないで家を出た。

念のため、ナイフと小型の懐中電灯をポケットに忍ばせておいたが。


会場に着くとまだ10分ほど時間があった。

外には三々五々人が集まっている。

外で立って待っていると、一人の女性が声をかけてきた。

「どこから来たの」

「日本だよ。

君もこのコンサートに来たのかい?」

「そうよ。ダンスできる?」

「うーん、少しならね」

そんな会話を交わしながら、会場に入った。

ちょっと殺風景で小さなコミュニティセンターのようなところだ。

彼女は小柄でちょっと太った黒人だが、明るくて気立てはよかった。




彼女は当然のようにボクの横に並んで座った。

いよいよ演奏が始まった。



例によってオジサンバンドだ。

二曲目に入ると、彼女は「踊る?」と言ってボクの手を引っ張った。

それから3曲ほど踊った。

彼女は、キューバ人にしてはかなり控え目で、少し照れくさそうに踊った。

正直あまり上手ではなさそうだったが。

ボクもちょっとぎこちなかった。

それでもうっすらと汗をかく。


席に戻ると、「なにか飲む?」と聞く。

ボクは迷わずモヒートを注文した。

彼女の分も一緒に$6を払った。


観客も徐々に集まってきた。

地元の人が多いらしく顔なじみなのか挨拶を交わしている。

その中に、ちらりほらり白人の観光客が混じっている。

数組が横で踊ってはいるが、いまいち盛り上がりには欠ける。


少し退屈そうなボクを見て、彼女が言う。

「もう出る?」

そうだねと言ってボク達は外に出た。


彼女は、「どうする?」といった表情を浮かべてボクを見上げる。

どこか飲みにでも行きたさそうな顔つきだ。


「あんまりお金ないんだ」

ボクは正直に言った。

(実際$3しかない)

「うちに来る?」

エッ!と思ったが、

「近いの?」と聞いた。

「タクシーで5分くらい」

「そう、でもあまり遅くなれないんだ」

「どこに住んでるの?」

「CASAに泊まってるんだよ。

ここから歩いて10分くらいのところ」

「じゃあ、そこに行こうよ」


オイオイと思いつつ

「CASA Particular だよ」

と言ってそこのカードを見せた。

「知ってるわ」

というと彼女はボクの手を引っ張って嬉しそうに歩き始めた。

「ダメだよ、普通のお家だから」

「大丈夫よ、私が話するから」


夜道を一人で帰るよりいいかなと思いつつ

成り行きに任せることにした。

「何人家族?」とかたわいもない会話を交わしながら

あっという間に家の前まで来た。


「ここだよ」というと

彼女は一瞬困惑の表情を浮かべた。

「やっぱり私帰る」

こんな時間に普通の家に行くのはやはりいけないと思ったのだろうか。

時計の針はすでに11時を回っている。

「あ、ちょっと待って」

ボクは彼女を玄関先に待たせて家の中に入った。

リビングにはご主人がテレビを見ながら座っている。

ボクは、訳を話して彼女を招き入れた。


彼女は恥ずかしそうに中に入ると、

CASAのご主人と何やら話し始めた。


ボクは部屋から折り鶴とボールペンを持ってきて彼女に渡した。

彼女は嬉しそうに笑った。

「じゃあ、遅いから帰るわ」



ボクは玄関先まで彼女を見送った。

「Me gusta Usted(あなたのことが好きよ)。

今度は私のうちに泊まってね」

そう言うと彼女はボクにハグをした。

ふくよかな胸がボクの心を締めつけた。


「夜道、大丈夫?」

彼女は、大丈夫よというように小さく手を振ると

ちょっと寂し気な背中を見せながら暗闇の中に消えていった。










12月14日(水)のつぶやき

2016年12月15日 | ライフスタイル

サルサに初挑戦

2016年12月14日 | 
サンチャゴデクーバの初日の帰り道

ふとこんな看板が目に入った。



結局ハバナではサルサを習うことができなかった。


ここぞとばかり恐る恐る階段を上り中へ入ってみる。

出てきたおばさんに習いたい旨を伝え、詳細を聞く。

1時間$10でレッスンしてくれるそうだ。

さっそく次の日の4時で予約をした。


あくる日、ちょっと緊張しながら出かけた。

少し遅れて着いた。

「もう屋上で始まってるわよ

さ、早く行って」

ボクは促されるまま、洗濯物が干してある狭い階段を上がっていった。


そこにはすでに数人の人たちがサルサを踊っていた。

教えてくれる先生はアカデミー賞受賞の名優フォレスト・ウィテカー似の

ちょっと小太りのブラックガイだった。


ボクはサルさは初めてだと断っておいた。

「OK,じゃあ、基本(basic step)からいこう」

リズムはこうだ、1,2,3、 5,6,7」

ウノ、ドス、トゥレス、 シンコ、セイス、シエテ

英語とスペイン語交じりで教えてくれる。

「やるじゃないか、ホントに始めてとはとても思えないな」

ボクはマンボの心得は少しあったので、心の中でほくそ笑んだ。


「OK,じゃあ今度はパートナーと組んでやろう」

横で待機していたスレンダーな若い子がボクの手を取ってリズムに合わせて腰を降る。



これだ!

そう、これがやりたくてボクはキューバまで来たんだ。

夢が叶った瞬間だった。

軽快なキューバのリズムが屋上いっぱい広がっていた。


滞在中こんな光景に遭遇し、見とれてしまった。



こんな風に踊れたらいいなー。


結局、そこでは二日にわたって習いに行った。


そして、数日後訪れたトリニダで偶然出くわしたお土産屋さんのお兄さんと踊ってみた。


  まだまだぎこちないなー(;´・ω・)







【追記】


出版する本のタイトルは

「68才、サルサを踊る」である。

サブタイトルは、

「夢はいくつになっても叶う」


まだ出版社は決まっていないが。


旅は飽くなき挑戦を駆り立ててくれる。

今回の旅の課題の一つである「サルサを踊る」夢を実現させた。


本の内容は、単なる旅行記ではない。

旅を通じた人生の哲学書である。


いくつになっても飽くなき挑戦を続ける。

それには、子供のような純粋な心と好奇心を持つこと。

これが若さと健康の秘訣でもあるから。

サンチャゴ・デ・クーバ

2016年12月13日 | 
18時間バスに揺られ、夜の7時過ぎにサンチャゴデクーバに到着した。

身体はもうくたくたに疲れ切っている。

CASAのご主人が迎えに来てくれていた。

ハバナのCASAのママが紹介してくれた。


ここは、部屋にバストイレがついて一泊$25とハバナ($30)よりも安い。

部屋は、まあなんと乙女チックで、

オジサン一人で泊まるにはちょっと場違いな感じを覚える。


         日本好きな家族だ

ここでも朝食($5)と夕食($10)を付けてもらうことにした。


         メインはなんと大きなロブスター

やはり、豪華でたらふく食べられる。


次の日は遅い朝食(ブランチ)にしてもらった。

ブランチを済ませると、例によってブラブラと町の中心部に向かった。

とりあえず両替をしなければならない。

手持ちのCUC(キューバの通貨)がほとんどない。


ハバナで予想以上の出費。

ここまで7万円($630)を既に両替えしている。

(全予算は10万円なのに( ;∀;))


町の真ん中にあるセスベデス広場周辺にある銀行に行ったが、

日本円の両替はしてもらえないという。


     セスベデス広場とカテドラル

さて、困った。


うろうろしていると、決まって誰かが声をかけてくる。

日本円を両替してもらえる銀行名を聞いていたのでそこまで行くつもりだと答えた。

歩いて行ける距離ではないという。

タクシーのドライバーも匂いを嗅ぎつけて寄ってくる。


往復$6で行ってくれることになった。

そしてそこの銀行はたしかに日本円を両替してくれた。


     Baco Finaciero International


オーンプ時間は、8時半から3時半

後日分かったが、

町の目抜き通りにCADACA(両替所)があって、

そこでは日本円を両替してくれる。


       この看板が目印(ちょっと分かりづらい)


       ここは、8時半から4時まで開いている


さて、銀行から帰ろうとすると、タクシードライバーが観光ルートを提案してきた。

断るが、かなりしつこい。

とりあえずここだけは行ったほうがいいという、

世界遺産になっている「モロ要塞」にだけは行くことにした。

確かに1時間以上滞在してしまうほど一見の価値はあった。(お勧め)


    カリブ海が望める


帰りは、モンカダ兵営博物館へ。

ここはキューバ革命の火ぶたを切った歴史的な場所で、

外すわけにはいかない。


         壁には銃弾の跡が生々しく残っている

1953年、7月26日、襲撃は失敗に終わるが、

この日はキューバの革命記念日となって歴史に刻まれている。



フィデルやゲバラの思いがヒシヒシと伝わってくる。


そこからCASAまでは歩くことにした。

そしてその途中、ある看板に目が行った。

(Continuing)

12月12日(月)のつぶやき

2016年12月13日 | ライフスタイル

キューバの売春事情

2016年12月12日 | 
ダニエルは自分がゲイであることをボクに告白してから

心なしか態度が大胆になってきているようだった。


ハバナの街を歩き回って、ボクの足はパンパンに張っていた。

そこで、マッサージに行こうと思って彼に場所を聞いたら、

自分に心得があるから揉んであげるという。


2005年のアメリカ映画、

『ブロークバック・マウンテン』(Brokeback Mountain)の映像が脳裏に浮かんだ。

アカデミー賞も受賞した言わずと知れた「ゲイ・カウボーイ・ムービー」だ。

"Ah, ahhhh. No gracias(No thahnk youの意味)"

と笑いながら断った。

彼が変な気にでもなって、あの大きな体で迫られたら

ボクのゲイ童貞(?)を瞬く間に奪われかねないと思ったからだ。


ハバナを発つ前日の夜、

ダニエルがまた遊びに行かないかと誘ってきた。

今度はディスコではなくストリートだという。

つまり、夜の街に繰り出さないかということだ。


キューバの治安はさほど悪くない。


     目抜き通りは街灯が明るく照らす

もちろん人通りの無い暗い道は、どの国も一緒で危険が潜んでいるが。

旧市街当たりの要所には必ずと言っていいほど警察官が立っている。


        公園の前で警察犬を連れた警官?軍隊?


        ここにも(なぜか女性と話している)


これは、ニューヨークのマンハッタンの例を見ればわかる。

一昔前は、ニューヨークの夜道は怖くて歩けなかった。

地下鉄も一緒だ。

今は、100%とはいいがたいが、夜道も歩けてかなり安全になってきている。


ただ違うのは、

キューバは銃社会ではないということだ。


       ハバナの銃砲店(割と緩い店構えだ)

一般市民が銃を持つことは禁じられている。

これはベトナムも同じ。(だから治安はいい)

アメリカはもとより、

フィリピンをはじめ子供まで銃を持っている国はそれだけで十分怖い。



先日、ダニエルにディスコに連れて行ってもらった時にも、

深夜にもかかわらず店の前の通りではかなりの若者たちがたむろしていた。

きっと店からあぶれたか(入場制限などで)、

あるいはお金がなくて入れないでいる人たちかもしれない。

彼らは夜中というか、明け方までそうして時間を費やすのだろうか。


      夜のハバナも楽しい

〝I'm straight, not street”

と、行ってみたいという好奇心を抑えながら冗談めかして言った。

この場合のstraightは、

異性愛者、つまりゲイではないという意味である。

それに、Street girl(道に立って男を誘う女性のこと、つまり売春婦)をひっかけたつもりだった。


実際、そのへんの事情はキューバではどうなっているのだろう。

一人で歩いていると、ときどき男性から"Chica?"と声をかけられる。

Chicaとは、女の子という意味で、

女性を買わないか、と誘ってくる。


ボクは好奇心からいくらなのか聞いてみた。

$25だという。

以前何かの番組で、安く体を売るキューバの売春の様子を放映していたことがあった。

その時は、$10~$20とか言っていたような。

その時に比べると値上がりしたのかな。


まあ、値段はどうでもいい。

場所を聞くと、すぐそこだと指をさす。

近くにそういうホテルや部屋があるのと聞くと、

いや、そこのbaño(バニョ)だという。

ボクは思わず聞き返した。

"Baño!?"

bañoとはトイレのことを意味する。


なるほど、キューバではもちろん売春はご法度illegal。

たぶんホテルの部屋へのお持ち帰り(連れ込み)もダメなんだろう。

売春宿などもないのかもしれない。

もちろん、普通の民家であるCasaに至っては厳禁に決まっている。

(後でちょっとしたハプニングがあったが、別記します)

だから勢いトイレで済ますのだろうか。


次の日は深夜初の長距離バスに乗らなければならない。

ここでまた体調を崩したら大変だ。

ということで、ダニエルの誘いを涙ながらに断って

早々にベッドで眠りについた。


どれくらいたっただろうか。

男性同士がひそひそと何やら話す声で目が覚めた。

時計を見ると午前2時を回っている。

あー、ダニエルが帰ってきたな。

友達を連れてきたのか。

と、うつらうつらまた眠りに入ろうとしたその時、


「アー、アー、アー」という男の艶めかしい声が聞こえてきた。

ん?

これはもしかして・・・、オ・ト・コ お持ち帰り?

つい聞き耳を立てながら、思わず股間に手を当てた。



12月11日(日)のつぶやき

2016年12月12日 | ライフスタイル

ついにダウン

2016年12月11日 | 
無理がたたって、とうとうダウンした。


それはそうだ。

延べ30時間かけてメキシコ経由でハバナに真夜中の到着。

時差ボケのまま、明け方までディスコで呑んで踊れば倒れないわけがない。


ハバナでの3日目は、一日中寝ていた。


本当は次の日は移動日に当てていた。

それも、長距離バスでサンチャゴデクーバまで(18時間)行く予定だった。

とても無理と判断。


キューバの医療制度(無料)ということにも興味があったので、

病院に行くことも考えたが、

幸か不幸か熱は出なかった。

持参した薬(風薬と痛み止め)で済ませた。


       ベッドの上で瞑想して治す筆者


CASAのママも心配して、暖かい料理を作ってくれた。


      メインは魚のフライ

一日中寝ていたおかげで、

次の日は何とか体調も回復した。


まだ少しふらつく体を押して、バスのチケットを買いに出かけることにした。

有難いことにママが一緒についてきてくれた。


        左端がママ

市バスに乗って、バスターミナルへ。
(バス代は10円、タクシーで行けば$10)


バスターミナルは意外とこじんまりとして目立たなかった。



チケットブースで予約を入れる。


     サンチャゴデクーバまで$51、安くはない)

次の日のの深夜発(午前12時30分)。


        西から東手横断、最も長い路線だ


        意外と(?)こざっぱりした待合室


かくして、予定は決まった。

当初は、サンチャゴデクーバまで(1000K)行くなんて全く想定していなかったが。

この後珍道中が続く。

12月10日(土)のつぶやき

2016年12月11日 | ライフスタイル

シェアリング・リゾート・オフィス

2016年12月10日 | 仕事
リゾートにオフィス(またはくつろぎの場所)を持ちませんか。


仕事に、人生にいきづまったら、(行き詰る、息詰まる)

人間関係に疲れたら、

環境を変えるのが一番の解決策。


都会や街の暮らし、人混みの中で疲れ切った方、

新しい環境の中に身を置いてみませんか。


引っ越したり、移住したりでは大変でも、

ちょっとの間気分転換できる場所がれば最高ですね。

自然の中に身を置けば、

今まで考えつかなかったようないろんなアイデアや発想が浮かんできます。


そんな場所を設けました。

熊本県阿蘇郡西原村です。



熊本市内から車で30~40分、

空港から10分、

高速のインターからでも20分という好位置。

しかも建物は築120年の古民家で

周りは森に囲まれた隠れ家的な閑静な場所です。


仕事するもよし、

考え事をするのよし、

ただただのんびりするのもよし、

瞑想で、自分を見つめるのもよし、

自然と会話するのもよし、

利用方法はあなた次第。


      暖炉のある談話室


      カウンター席




利用料金: 一人1000円(二人目からは500円)

営業時間: 午前8時から午後10時まで

(営業時間内時間制限なし、出入り自由)

無料駐車場、Wifi完備。

飲食物の持ち込み可。

ペット同伴可(条件あり、お問い合わせください)


各種イベント、パーティ開催可(お問い合わせください)

(BBQ,コンサート、セミナー、カフェ経営、料理教室などなど)

焚火、キャンプファイヤーもできます。



会員システム;

(月2回以上ご利用される方は会員になられるとお得です)

年会費 1万円

会員の方は、使用料半額(500円)



住所:

熊本県阿蘇郡西原村宮山1547-1
ドゥリーミン カントリー・インAso内




お問い合わせ先:

090-2078-4971(出ない場合は、ボイスメッセージを入れてください)

e-mail: dreamincountry@gmail.com

または、facebookメッセンジャーにて。


※ ゲストハウスにお泊りもできます。
(長期滞在可)

ゲイの館

2016年12月10日 | 
(文末に動画があります)

ディスコから半ば強引にボクを連れ出したダニエルは

"Follow me"というとすたすたと歩きだした。

途中一人の男性に声をかける。

5分ほど歩いた先には

薄暗い道にひときわ華やかなネオンが輝いている店があった。


再び黒装束の強面ガイに入場料を払い、中に入ると

そこには異様な世界が広がっていた。


ごった返す店内はまさに男の世界であった。

男しかない世界といったほうが良いかもしれない。


"I'm gay!

ダニエルが無表情でボクの耳元でささやく。

ボクは、背筋に冷たいものが走り、全身が鳥肌立ち、

思わずお尻を押さえた。


そしていつのまにか彼の横に、さっき途中で声をかけた男が立っていて、

ハグをしたかと思いきや、熱いキスを交わしている。

ボクは吐き気を覚え、思わず目をそらした。


そらせたボクの目線の先に、

ボクに向かってウインクするひげ面の男が立っていた。

ボクは無視した。

男たちが二人、三人と立て続けにボクに話しかけてくる。

なんとも居心地が悪い。

ボクは男にモテるのか、

それともボクにゲイのDNAが潜んでいるとでもいうのか。


一体全体ここに何人のゲイがいるのだろうか。

100人、いや優に200人はいるかもしれない。


奥のステージから男たちの野太い歓声がひっきりなしに聞こえてくる。




一応女性の格好をしていれば、

それが男と分かっていても比較的抵抗がないのは不思議だ。




こりゃあ、CASAに帰ってもうかうか寝てららないな。

夜中の3時か。

Havana Clubを胃の中に流し込まずにはいられなかった。




Gay show in Havana

12月9日(金)のつぶやき

2016年12月10日 | ライフスタイル