世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

プチ家出

2008年11月29日 | 人生
今からチョット家出します。

マア、「気」晴らしの一環ですネ。


フラ~ッとあてもなく・・・。

放浪癖が頭をもたげて・・・、

いつものことです。



辿り着いた先に、ネット環境がないかもしれないので、その場合は更新できません。

あしからず。

ムンバイ

2008年11月28日 | 
ボクが行ったときは、まだボンベイといわれていた。


テロ事件の舞台となった 「タージマハール ホテル」 にはお茶を飲みに立ち寄ったことがある。


栄華の象徴としての壮観な佇まいは、確かに目を見張る。


経済発展が著しいといえど、貧困層は依然として根が深い。

民族や宗教上の違いから、こういったテロが世界のいたるところで後を絶たないことは、実に嘆かわしい。


ホテルから見えたインド洋に沈む夕日は、最高に美しかったのに。

謙虚

2008年11月27日 | 人生
お客様が変わった。

最近とみにいいお客様が多くなったのだ。


にこやかで、会話も弾む。

雑貨や、ボクの本をお土産に買っていって下さる。

なぜだろう?


はたと、考えた。




そうか、お客様が変わったのではない。


きっと、自分が変わったのだ。


どう変わった?

謙虚になった?

円くなった?


なぜ?

客足が遠のいたから?

年とったから?


いままで、「殿様商売」 と指摘されたこともシバシバ。

ずいぶんと高飛車な対応だったのだろう。


相手を変えようとして、これでもか、これでもかと高圧的態度をとっているうちは、相手はなかなか変わらない。


相手は、自分の心を映す鏡。

「鏡よ、鏡よ、鏡さん・・・」




「自分が変われば、相手も自然と変わる」

理屈で分かっていても、なかなか・・・・ネ。

終わったー!

2008年11月26日 | 人生
秋の行楽シーズンが終わった。

時勢柄(?)例年よりかなり暇だった。

これからクリスマスまで、本格的なオフだ。


お客様がチェックアウトされた後、一人ゆったりと我が家の露天風呂に浸かる。

疲れた腰をジャグジーで解(ほぐ)す。


雨も上がり、心なしか生温かい風が頬を撫ぜていく。

木々からは落葉が葉雨となって宙を舞い落ちる。

数日前、山で雪が降ったのが嘘のようだ。



ボージョレーヌーボーの残りを湯船に浸かりながら喉に流し込む。


フト、遠くの山に目を向けると、ナント、雲海が広がって山々を浮かび上がらせている。

年に数回しか見られない絶景だ。



至福のひと時。

うらびれた感傷を脱ぎ捨て、このオフまた旅に出よう。

マグロ

2008年11月25日 | 社会
大西洋・地中海産のマグロの漁獲枠が半分に削減されることになった。

庶民のトロが、品不足や、値上げの危機。

トロ大好き人間としては、悲しいニュースだ。






デモ、大丈夫、

日本には、松方弘樹がいる。


釣竿一本で、350キロのマグロを吊り上げてくれるんだから。

200人分の刺身が賄えるという。


 頼もしい兄貴だ。

WALL-E

2008年11月24日 | 国際
今朝のワイドショー番組 「特ダネ」 で、来月公開のディズニーアニメ 『WALL-E』 の制作会社PIXARに 、初めて日本のカメラが入ったことが伝えられていたので、仕事をしながら見ていた。


場所は、サンフランシスコ。

レポーターがお決まりの、ゴールデンゲイト・ブリッジやケーブルカーを観光気分で映す。


サンフランシスコでは、息子がテレビ局の仕事をしている。

しばらく連絡がないので、どうしているか気になっていたところだった。



そのあと、メールを開いてみると、

なんと、

何と、

ナント、


息子からメールが。

「フジテレビの番組の仕事で、でPIXARに行ってきたから見てください」

との内容。

オー! 元気で頑張ってルナー、とうれしく思った。

大変なこともいっぱいあるだろうけど、楽しくやってる姿が目に浮かんだ。


景気回復?

2008年11月23日 | 社会
電話が朝からよく鳴る。


ここ1~2年忘れていた現象だ。

連休といえど、お客様の反応が鈍くなっていた。


29年間、ほとんど浮き沈みなくコンスタントにお客様に来ていただいていた。

シーズンとオフがはっきりしている業種だ。

一般の多くの方が忙しく仕事をされているときは、暇で、

一般に休日といわれるときほど、忙しくなる業態。

しかも、あらかじめそれが読める。

そしてそれで、生計を立ててきた。


天職というほどではないが、こんなボクの性分に合った職業に就けたことに感謝している。



それが、30年目の今年に入って、そのパターンが崩れた。

予約が入るべきときにも、入らない。

これも、100年来の大不況のなせる現象なのか。

そう片付ければ楽だ。


しかし、不入りを不況のせいにはしたくはない、意地がある。

苦しいときは、苦しいなりに凌げばいい。

正念場はまだこれからだろう。


放漫経営と罵倒されようが、自分を信じて信念を貫いて進んでいこう。

こんなときでも来て下さるお客様に感謝の念を抱きつつ。









笑顔

2008年11月22日 | 人生
初対面のお客様が、にこやかに入ってこられる。

こちらも笑顔で挨拶する。


宿屋冥利に尽きる。



それが、



数年前から顕著な傾向があった。

笑顔が消えた。



笑わない。

挨拶もしない。

酒も飲まない。



めげずに、微笑を絶やさず対応する。


相手が微笑んでくれるまで、微笑を投げかける。

「微笑返し」 は、キャンディーズの名曲だったなー。



「人間以外の動物は、ほとんど笑いません」 とかいう、コマーシャル(?)かなんか、聞いたことがある。


笑いを忘れた人間は?




帰りに、「また来マース」 といって、ニコッと笑ってくれた。

ありがとうございます。



そのあなたの微笑が、ボクの仕事の糧です。



日本語講座

2008年11月21日 | 国際
日本語を外人さんに教える機会が少しずつ出てきた。


以前も書いたが、日本人ということと、日本語が教えられるかということは別問題だ。

外人さんの中には、まったく日本語が出来ない人、片言はなせる人と習いたい人のレベルも様々。

媒体語(お互いの共通語)も、英語とは限らない。


そこで、今日、マレイシアで日本語教師として教鞭をとられている先生の講座があるということで、受講した。

なんだか小学生に戻ったような気分を味わった。

解禁パーティー

2008年11月20日 | 社会
今日、ボージョレー・ヌーボー解禁。

上の裏の 「テンガロン」 でパーティーやってます。


来ませんか。

場所分からなかったら、でんわくださーい。

090-2078-4971

一人旅

2008年11月19日 | 
一人旅のお客様が時々ある。

先日も、一人の女性が泊まりに来られた。

ただし、ペットと一緒に。


二泊三日、ひたすらのんびりしたいというリクエスト。

パワースポットであるここは、疲れた心身を癒すにはピッタリだ。


ホームシアターのあるお部屋で、アロマを焚き寛いで頂いた。


チェックアウトの日も、朝寝坊プランで、昼までのんびり。



「ホントにのんびり出来ました。また来ます」

の言葉を残して、帰っていかれた。


「気」 をお土産に。



混浴

2008年11月18日 | 社会
不特定多数の男女が同じ湯船に浸かる、混浴場が、今どれだけ残っているのだろうか。

二昔前ごろまでは、チラホラとあったような気がする。


ボクも、そのころは、近場にあった混浴露天風呂へお客さんと挙(こぞ)って出かけたのもだ。

心ときめかせながら。


温泉エッセイストである、山崎まゆみさんは、「だから混浴はやめられない」の著書の中で、こう述べている。

「混浴に誘うのは男性、楽しむのは女性。男性は行くまでの妄想が楽しくて、女性は入ってから楽しみだすんです」 と。

確かに、的を得ている。

混浴を、ラブホに置き換えても言えそうだ。


ただ、「混浴のある場所に悪い人はいない」 という件(くだり)には、

じゃあ、オレはどうなる! と、突っ込みを入れたくもなる。



いまや、ドイツなど、クアハウスなどの温泉施設のほうが、多いのではないだろうか。

もちろんこちらは、マッパではなく、水着着用ではあるが。



最近、露天風呂へ行くと(混浴ではないが)、時々外人さんの姿が見受けられるようになった。

彼らはいずれも物怖じせず、場慣れしているようだ。

同じ湯船に浸かりながら話をすると、一見の観光客でなく、やっぱり日本在住の人が多い。


○○の貧弱さに、こちらが思わず物怖じしてしまう。

ブロガー

2008年11月17日 | 人生
その道で事をなす人は、みな信念を持っている。

ライブアルバム初のCDでのミリオンセラーという快挙を達成した、漫談家の綾小路きみまろが、いみじくも語っていた。

漫談には、「真実」 と 「教え」 と 「愛」 が必要だ、と。



ブログにも同じことが言えるだろう。

ジョークや茶化しの中に真実(不都合なことが多い)がなければ心打たれるものはない。

さらに、お仕着せでなく、さり気無い示唆を含んでいれば、納得を得やすい。

批判や雑言の中にもきらりと光る愛を感じたとき、キット胸を熱くするだろう。


まだまだ、ブロガーと呼べるには程遠いが、そういう信念を持って、これからも出来るだけ長く書き続けていければと思っている。

もうひとつの KY

2008年11月16日 | 社会
どうも、困ったものだ。

教養もなければ、当然、品格もない。

国内に留まらず、世界で「金」だけでなく、「恥」まで無節操なばら撒きをやらかせている。

ミゾユウ(未曾有)の歴史的愚策をものともしない、無感覚、無感性。

いまや、日本の恥部。


自由市場主義か、規制強化か?

「まあ、真ん中当たりがいいんじゃないでしょうか」

オイ、オイ、街中の声じゃないんだから。


「地方分権」 の意味さえ、理解していない。

まさに、「痴呆分散」 状態だ。


スタンドプレイのみによるムード任せの刹那主義、とでもいうべきか、大揺れ、大振れが続く。

マグにチュード8クラスへの備えが急務だ。



取り巻きも悪い。迷参謀はいても、名参謀がいない。

ここでいう、もう一つの KY とは、 

「経済読めない」 の意。

財務大臣と経済産業大臣がアレだから、仕方ないといえば、仕方がない。

法科上がりの、似非(えせ)お坊ちゃま達には、到底下々の苦しみは理解しきれないだろう。

だからといって、竹中平蔵や堺屋太一がいい、というわけではないが。



今、日本が必要とする人材は、法学者でも、経済学者でもない。

むしろ、思想家であり、哲学者だろう。


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快楽主義者の異名を取るエピクロスさえ、

「水とパンがあれば、余計なものはないほうがより快適な人生が送れる」

といった。

彼は、単なる悦楽を説いたのではない。

原子論をに感覚論にまで昇華させた唯物論者として、「苦痛のない状態」 を言おうとしたのだ。


それが、ストア派により、「抑圧されない耽溺や享楽を正当化した欲望の奴隷」と位置づけられ、挙句 「快楽主義者」に祭り上げられてしまった。


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ボクは、酒池肉林をこよなく謳歌する、自他共に認める所謂エピキュリアンである。

ただ、ボクの場合、KY とは、

「気持ち読めない」 である。

特に、女の気持ちは・・・いつまでたっても読めな~い、のである。



またまた、蛇足。


早く、KY になってクレー!!

この場合、「景気良くなれー!」 の意。

幸せ?

2008年11月15日 | 人生
こんなこと言うと、また嫌われそうだが・・・、





「なぜか、幸せなんです」


ホンワカとした空気に包まれているような。

ぬるま湯に浸かっているのとは、チョト違う。



つらつら、考えてみた。


なぜだろう? と。





思い当たること。




人の悪口や、愚痴を言わないようにしている。

あるもの (命すら) に感謝して、大切にしている。

今日という日を、精一杯充実させようと過している。

自分に係わるすべてのことを、丸ごと受け入れようと努めている。




とは言え、なかなかパーフェクトにできるものではない。

でも、少しでも近づいたら、とってもハッピーな気分になる。



ああ、キットこんなことなんだ、

「幸せ」 っていうやつは。