世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

今年の総括

2016年12月31日 | 100の力
今年も残すところ今日一日。

今年を振り返ってみました。


1月。

年明けを福岡で過ごす。


      足しげく福岡へ

(もう今はない懐かしのベトナムカフェ)


3月。

2度目の離婚。

福岡のお店閉鎖。

(法廷闘争へ、継続中)


4月

大地震(2回も)

車中泊の始まり。


      ここでも大活躍のキャンパー


5月。

久留米(福岡)の避難所生活。


6月。

大分瞑想の旅。


       洞窟で瞑想

ネパール瞑想修行の旅。


       ネパール瞑想を習得


7月。

フリートーク閉鎖。

(5年半の幕を閉じる)


8月。

阿蘇。西原村に籠り

瞑想カフェ&ゲストハウス開設準備。


     焚火瞑想(煩悩を燃やし尽くす)


10月。

関西、岐阜の旅

ティピー作り開始


11月。

「キューバ奇行」サルサの旅


      まだ余韻が残る


総括的には

スクラップアンドビルドな一年でした。

そして、彼女と共に歩いた一年でもあった。
(ずいぶんと彼女に助けられた。感謝)


終始変わらないのは、

どんな状況においても旅(心)を忘れないこと。


なんてったって、

「旅が人生の大切なことを教えてくれる」んだから。

(タビストが旅をしなくなったらおしまいよ)


荒野を開拓し、種を撒き(ビジネス、人間関係)

新世界に踏み出した心境。


さあ、来年は、てか明日からは

撒いた種の芽を出させる時期。

(実質もう始めてるけど)


そして引き続き、

新種(進取)の種を蒔く。

企(氣)画、アイデア(愛であ)がいっぱい!


攻めて攻めて攻めまくる、攻めの年。

(攻めても誰も責めはしない)

イケイケドンドン、

命ある(生かされている)限り突っ走ります。



【余談】

「一年の計は、年末にある」

Year End Resolutions

複数にしたのは、

やることがいっぱいあるからね。




スリランカからの贈り物

2016年12月30日 | 
年末ぎりぎりになってスリランカから嬉しい贈り物が届いた。




fbでの友達になっているが、面識はない。

いわゆるバーチャルフレンドだ。

男性で、かれは僧侶だ。


贈り物は、こんなにたくさん、

ジンジャー、シナモンティーなどいろんな種類のお茶と大好きなカシューナッツ。


そして、レター。



招待してくれるって。

うれしー、ありがたい。

感謝!


で、これは行かなきゃ。

お礼かたがた。

スリランカはまだ行ったことないし、

ぜひ行きたかった国の一つでもある。


幸い、瞑想センターもあるので、瞑想修行を兼ねて。

彼自身僧侶であるからして、

何かと教えてもらえそう。


治安上ちょっと問題のあるお国柄だけど、

何といっても現地の知り合いがいると心強いからね。


で、2月に行く計画を立てることにした。

思いついたらすぐ動く。

と、困ったことに(?)また旅の虫が蠢きだした年の瀬である。


1月は、マカオだし、

この際、来年は毎月海外に行くことを目標にしよう。


残すところあと一日。

皆様、良いお年をお迎えください。

ティピ―ができるまで

2016年12月29日 | 100の力
10月から取り掛かったティピーが

やっと形になった。


       森のバンブーティピー


3年間放置していたため、

竹が伸び放題になっていたことから、

竹でティピーを作ろうと思ったのが始まりでした。

(過去2棟のティピーを作った経験を生かして)




切りも切った200本以上。

しかもすべて手ノコで。


まず、3本の竹をロープでくくる。



最初大きな竹を使ったので、

持ち上げきれずに細めの竹に変更を余儀なくされた。



三脚がベースとなる。


そこに竹を立てかけていく。



最終的には30本ほどになった。



重なったところは閉じることができないが、

ここが煙突代わりになり

煙が抜け、換気の役目を果たす。




そこに頂いたシートを

2本の竹にシュロ縄で結び付け立てかけていく。

これが結構大変で、危険を伴う。

当然裾広がりの扇型なので上の方をくくって小さくしなければならない。


6枚のシートを使って完全に囲むことができた。

震災で不要になったシートをいただきました。(感謝)




こうして中で火が炊けるのが嬉しい。

(酸欠にはなりませんよ)

真冬でも暖かいし、

火は見つめるだけで癒されます。


【追記】


まだこれから内装に取り掛からなければならない。

床ができれば、泊まることもできますよ。

5~6人は寝れるかな。


焚火瞑想も実践中。




年が明けたら焚火で遊ぼう会も行いますよ。

(焚火研究会主催)

燻製づくりもやります。

お楽しみに!





幸せメイクアップ

2016年12月28日 | 100の力
メイクアップは女性に限らず男性も心を明るく華やかにしてくれる。

特に、中高年、シニア―層には有効だ。

疲れ切った表情では活気も元気も生まれない。


落ち込んでるとき、別の自分を発見する。

違った世界が開ける。

可能性が広がる。


顔色の悪い人、

肌にツヤがない人

しわが気になる人など、

もっと人生に潤いと華やかさが伴うと、

人間関係、仕事面でも改善されます。


若返るし、健康面にも貢献します。


もちろん、モテるようにもなります。

夫婦仲、セックスレス?も改善するかも。


そして、身も心も潤えば、

必ず懐も潤ってきますよ。

(請け負います)


というわけで、メイクアップ、スキンケア、フェイシャルエステを実践。


       ヘアスタイルも変えてみました(さらに若返る)


       スキンケア(テカテカお肌)


人生を好転させたい方、

やってみたい方、興味のある方、ご連絡ください。

最後のハバナ

2016年12月27日 | 
ハバナでは、最初に泊まったCASAに舞い戻った。


      ハバナはやはりクラシックカーが良く似合う

ママもダニエルも泣いて(?)喜んでくれた。

帰ってくるよって言ったのに、期待していなかったのだろうか。

一室しかないゲストルームには、カナダ人の先客が居座っていた。




ダニエルは自分の部屋を空けてくれた。

お前はどこに寝るんだ、と言ったら

リビングで寝るからいいよ、って。



申し訳ないけど、ありがたいね。


で、最後の日、

海に行きたい、泳ぎたい、って言ったら

連れて行ってもらえることに。

ただ、20kmほど離れているという。

もう$20しか残ってないんだけど、というと、

彼は黙ってうなずいた。



市バスを乗り継いで、約1時間かかってビーチに着いた。


     市バスは外国人は乗れないらしいけど…


 料金を払うダニエル

最後の日になって、カリブ海で泳ぐという最後の目的が果たせる。




    カリブの海はどこまでも青く透き通っていた



砂浜でモヒートを飲み、


ココナツにハバナクラブを注ぐ。


そして、砂浜に繰り出した楽隊に合わせサルサを踊る 

もうサイコー!!
 

帰りは例によって、相乗りタクシー(ジープ)だ。


       ニュー人ランドからきたカップルと


この3週間、まったく退屈することもなく

むしろ最後の最後までエキサイティングで

期待通り、いやそれ以上の最高に幸せなキューバの旅だった。


本当はチョッと怖かった。

47年間夢見て憧れていた国に失望するんじゃないかって。

その不安は全くの杞憂に終わった。


また来よう。"Hasta la vista Cuba"

今度は愛する人と。

ボクの恋い焦がれた国を見せてあげたい。

そしてサルサを一緒に踊ろう。

そう誓ったカリブの海だった。



【番外編】

隣のおばさんのうちに招待される。



「おい、かじ、この人と結婚して、キューバに住みなよ」



「オッ〇イも大きいぞー」

「何言ってんのよダニエル、まあ、恥ずかしー」


【番外編2】

帰国の日の朝、

テレビはフィデル・カストロの死を伝えていた。



全国民が悲しみの中に陥った。


ボクも悲しいけど、

フィデルが生きているうちに来ることができて、ボクは幸せだった。



ハバナへ帰る

2016年12月26日 | 
一人で思い悩む必要はない。

そして、既成の情報だけに頼ってはいけない。

つまり、情報は疑ってかかることだ。


バスチケット売り場のおばさんが

たぶんキャンセルが出るわよ、ッといった意味が分かった。


相乗りタクシーという手段があったのだ。

(CASAのママも最初から教えてくれればよかったのに)

Taxi colectivo


    車内は楽しい(ドイツ人カップルとチェコの女性)

朝8時~9時の間に迎えに来てくれるという。


    トランスポーターのジェイソン・ステイサム似のドライバー

値段は、

ナント

ナント


$30

(30CUCだけどここは敢えて米ドル表示します。
ほぼ一緒だから)


で、バスはといえば、

$25


ところが、タクシーのほうがかえって安くつくのだ。

なぜって、

バスを使うと、

バスターミナルまで$5(自転車タクシー5分)

ハバナのターミナルからCASAまで$10.(タクシー20分)

合計、$40


相乗りタクシーのほうが断然安い!

しかも、ドアツードア。

バンでなくて綺麗な乗用車。



かかった時間は、4時間。

(途中トイレ休憩をはさんでも)


バスだと、6時間かかる。


海沿いの道を時速130Kで突っ走る(ちょっと怖いけど)




ちなみに、貸切ると$120(4人分)


こんな手があったのなら、何故最初から教えないのか。

ガイドブック(地球の歩き方)にも載ってない。


みんな知ってしまうと、

バスは上がったりだよね。


チケット売り場のおばちゃんも

教えたくないよね。

タクシーのほうが安い、早い、快適と3拍子揃ってるし勝ち目はない。


ということは、

ハバナからトリニダに行くときもこの手が使えるということになる。

だって、帰り便でお客が拾えれば

タクシーだって助かるわけだし。


次は、この手を使うぞ。

夜中に出る必要もないし。

CASAやホテルで聞けば調べてくれるかも。


これはお勧め。

ハバナに帰れない!?

2016年12月25日 | 
旅はトラブルの連続。


旅で身につく力は無数にあるが、

中でも、問題可決能力は格段に身につく。

否が応でも何とか解決の糸口を見つけなければ生きていけない。


必死になる。

覚悟が決まる。

開き直ったその先に一筋の灯りが見えてくる。


トリニダはキューバで最も人気のある観光地である。

町の素晴らしさは当然だが、

ハバナからバスで6時間という距離も行きやすくしている。


一日数千人もの人が訪れるという人気スポットなのだ。



ということは、

早くバスを予約しないと満席になることは容易に想像がつく。

なんせハバナ行は1日に3便しかないのだ。


そこで、前日ではなく、2日前に予約を入れようとバスターミナルに向かった。


そこはすでに列をなしていた。

もちろんすべての人がハバナへ帰るわけではない。

トリニダからサンタクララやカマグエイ、サンチャゴデクーバへ行く人も多い。


前の人の話を聞いていると、明日はどうもハバナ行は満席らしい。


食って掛かる観光客も

ボクは不安を抱えながら順番が来るのを待った。


「明後日、ハバナ行き、一枚」

ボクの希望に冷たい返事が返ってくる。

”Full"

「しあさってはどうか?」

答えは同じだった。


さらに、

「5日先までいっぱいだよ」

という絶望的返事が。


ボクは、4日後にはハバナを去って帰国の途に就かなければならない。

ボクのスケデュールでは、

2日後にハバナに戻り、最後にハバナに2泊するつもりだった。


そのことをチケット売り場のおばさんに伝える。

当日(明後日)3時30分にここへ来なさい。

そうすればキャンセルが出れば4時のバスに乗れるかもしれない。


"Are you sure?"

"Probably(たぶんね)"

ボクはマジかよ、と思ったが、それ以上どうしようもなかった。

これだけ人が多いのに、キャンセルなんか出るのか?

キャンセル待ちも半端ないみたいだし。


不安の渦が脳裏を駆け巡った。

乗れなかかったらどうなる?

ハバナに帰れなかったら、日本に帰れない。

(まあ、帰れなくてもいいかもしれないが)

いやいや、それは困る。

ボクの帰りを待ってる人がいるし、

日本に帰ってやらなきゃならないことだっていっぱいある。

帰れなーい、帰りたい。


ボクの脳みそは激しく思考を回転させていた。

飛行機はどうだろう。

いや、トリニダには空港はない。

(隣町のシエンフェゴスには空港がある)

いやいやあっても、満席に違いない。


そうだ、タクシーではどうだろう。

ハバナまで約400Km.

行けない距離ではない。

いくらで行けるだろうか。

$100?$200?


そんなことをつらつら考えていた。

CASAのママに相談した。

その時は、特に何も代案を示してはくれなかった。


困った。

人生最大の危機?

カマグエイでバスに乗れないかもしれないと思った時より

事態は深刻だった。


とりあえず、

当日バスターミナルへ行ってキャンセル待ちの列に並ぶしかなさそうだ。

あとはどうにかなるだろう。


そう開き直って覚悟を決めたその時だった。

藁をもすがる解決策が足元に転がっていた。



【格言】

旅によって、人生で必要なすべての能力が身につく。

トラブルを楽しむ。

トラブルの数だけ人は強くなれる。

諦めなければ必ず解決策はある。 by Asay

洞窟でディスコ

2016年12月24日 | 
洞窟探検


カリブの海賊といえば、

ジョニーディップのパイレーツ・オブカリビアン

(スペイン語ではPiratas del Caribe)

もしくはディズニーランドのアトラクションを思い出す。


カリブ海を含めた中南米の歴史を紐解けば、

1492年のコロンブスの新大陸発見にさかのぼる。

そういった中でキューバもスペインの植民地化され

海岸に町を築いていったが、

たびたびカリブの海賊の襲われ山中にに町を移したとされる。


世界遺産の町トリニダもその一つで、

サトウキビのプランテーションで栄えるが、

奴隷制度の廃止と共に反映を象徴する立派な町並みを残したまま

静かに衰退していった。

それからこの町の時計は止まってしまったたのだ。


         夜のマヨール広場


山中には洞窟(鍾乳洞)がたくさんある。

その中の一つがディスコになっている。


ボクが乗馬の途中で通ったDisco AYARAがそうだ。


ボクはそこに行ってみることにした。

ただ、オープンは夜の10時からとガイドブック(地球の歩き方)にある。


CASAから歩いて20分くらいの山中にあるが

夜道は大丈夫なのだろうか。


CASA周辺は人通りこそ少ないが、黄色い外灯がついてさほど暗がりはない。


夕食とシャワーを済ませると、

ボクは最小限の現金($20)とデジカメだけをポケットに忍ばせて9時半ごろCASAを出た。


途中道を尋ねながら、

昼間散策したマヨール広場(Plaza Mayor)に建つ教会(Iglesia Santisima)の角を曲がり

未舗装の坂道を登っていく。

一部暗がりもあるが、ところどころに小さな屋台のバーが控えめなネオンを付けて待ち構えている。




       家の軒先もバーに早変わり

何軒か屋台のバーをかわし進んで行くと、

お兄さんが声をかけてきた。


「ディスコは11時からだよ。

ここで休んでいきなよ」

時計を見ると9時45分。

「10時からじゃないのか?」

「いや、11時からだよ。

まだ空いてないから行っても無駄だよ」


どのみちまだ15分はある。

のども乾いたしここで一杯ひっかけて行くのも悪くない。


ボクは迷わずモヒートを注文した。

葉巻をくゆらし、腰かけていると

三々五々ディスコに行く外国人が登っていく。


お兄さんは、その都度声をかける。

「まだ開いてないよ、ここで休んでおいきよ」


無視して登っていった人たちは、ものの10分もしないうちにまた引き返してくる。

ア――、ホントに開いてないんだなとこの時実感する。
(地球の歩き方の情報は間違っていますよ)

そのうちボクも客引きを手伝う。

ドイツ、スペイン、オーストリア、オーストラリア人と

国際色豊かな客で瞬く間に小さな店は一杯になった。



結局楽しくてモヒートをお代わりしながら11時まで居座っていしまった。


じゃあ、繰り出すか―、みたいな勢いでいざ洞窟のディスコへ。


11時を回っているのに、洞窟の前には長い行列ができていた。

入場料$5(ワンドリンク付き)を払って中へ。



ちょっと怪しげな長い階段を下りて行くと

想像以上の広い空間にビートのきいた音楽とミラーボールの照明が飛び散っていた。