ゲイの館
2016年12月10日 | 旅
(文末に動画があります)
ディスコから半ば強引にボクを連れ出したダニエルは
"Follow me"というとすたすたと歩きだした。
途中一人の男性に声をかける。
5分ほど歩いた先には
薄暗い道にひときわ華やかなネオンが輝いている店があった。
再び黒装束の強面ガイに入場料を払い、中に入ると
そこには異様な世界が広がっていた。
ごった返す店内はまさに男の世界であった。
男しかない世界といったほうが良いかもしれない。
"I'm gay!
ダニエルが無表情でボクの耳元でささやく。
ボクは、背筋に冷たいものが走り、全身が鳥肌立ち、
思わずお尻を押さえた。
そしていつのまにか彼の横に、さっき途中で声をかけた男が立っていて、
ハグをしたかと思いきや、熱いキスを交わしている。
ボクは吐き気を覚え、思わず目をそらした。
そらせたボクの目線の先に、
ボクに向かってウインクするひげ面の男が立っていた。
ボクは無視した。
男たちが二人、三人と立て続けにボクに話しかけてくる。
なんとも居心地が悪い。
ボクは男にモテるのか、
それともボクにゲイのDNAが潜んでいるとでもいうのか。
一体全体ここに何人のゲイがいるのだろうか。
100人、いや優に200人はいるかもしれない。
奥のステージから男たちの野太い歓声がひっきりなしに聞こえてくる。
一応女性の格好をしていれば、
それが男と分かっていても比較的抵抗がないのは不思議だ。
こりゃあ、CASAに帰ってもうかうか寝てららないな。
夜中の3時か。
Havana Clubを胃の中に流し込まずにはいられなかった。
Gay show in Havana
ディスコから半ば強引にボクを連れ出したダニエルは
"Follow me"というとすたすたと歩きだした。
途中一人の男性に声をかける。
5分ほど歩いた先には
薄暗い道にひときわ華やかなネオンが輝いている店があった。
再び黒装束の強面ガイに入場料を払い、中に入ると
そこには異様な世界が広がっていた。
ごった返す店内はまさに男の世界であった。
男しかない世界といったほうが良いかもしれない。
"I'm gay!
ダニエルが無表情でボクの耳元でささやく。
ボクは、背筋に冷たいものが走り、全身が鳥肌立ち、
思わずお尻を押さえた。
そしていつのまにか彼の横に、さっき途中で声をかけた男が立っていて、
ハグをしたかと思いきや、熱いキスを交わしている。
ボクは吐き気を覚え、思わず目をそらした。
そらせたボクの目線の先に、
ボクに向かってウインクするひげ面の男が立っていた。
ボクは無視した。
男たちが二人、三人と立て続けにボクに話しかけてくる。
なんとも居心地が悪い。
ボクは男にモテるのか、
それともボクにゲイのDNAが潜んでいるとでもいうのか。
一体全体ここに何人のゲイがいるのだろうか。
100人、いや優に200人はいるかもしれない。
奥のステージから男たちの野太い歓声がひっきりなしに聞こえてくる。
一応女性の格好をしていれば、
それが男と分かっていても比較的抵抗がないのは不思議だ。
こりゃあ、CASAに帰ってもうかうか寝てららないな。
夜中の3時か。
Havana Clubを胃の中に流し込まずにはいられなかった。
Gay show in Havana