最近は、一所に逗留する旅が好きだ。
今回も、3週間というやや長い旅をハバナでのんびり暮らそうと思っていた。
ところが、お世話になったCASAの家族の強い勧めで
思いがけず長距離バスを利用することになってしまった。
そこではハプニングの連続。
最初は、ハバナから東部のサンチャゴデクバまで一気に1000キロの旅を余儀なくされた。
いきなり夜中の12時50分出発。
乗った瞬間からみんな眠りに入る
長距離バスの旅の場合、
最も問題なのはトイレである。
念のため水分を控えるのが常だ。
オッ! トイレ(バニョ)があった。
これなら安心。
水分をとってトイレが近くなっても我慢せずにすぐに行ける。
そして事件(?)は起こった。
大概長距離バスの場合、
2~3時間に一度はトイレ休憩がある。
2時間くらいたって尿意を催した。
それでなくてもバス内は冷房が効きすぎて冷えるのだ。
深夜3時。
みんな寝静まっている。
ボクは息を殺してトイレへ。
ところがトイレのドアが開かない。
施錠してある。
運転手のところへ行き、トイレのカギをくれといった。
ところが彼はいきなり無言でバスを減速させだした。
そして路肩でバスが止まると、シューッとコンプレッサーの音がしてドアが開いた。
なるほど、外でやれとの意味だなと悟ったボクは
タラップを降りて、暗がりの草むらに向けて用を足した。
ちょうどスーパームーンの日で、
やけに月が明るく大きく見えた。
ボクは大きく息をすると、さっぱりした気分でバスに戻った。
そのあと、キューバの世にも恐ろしい(?)トイレ事情を知ることになる。
(Cntinuing)
今回も、3週間というやや長い旅をハバナでのんびり暮らそうと思っていた。
ところが、お世話になったCASAの家族の強い勧めで
思いがけず長距離バスを利用することになってしまった。
そこではハプニングの連続。
最初は、ハバナから東部のサンチャゴデクバまで一気に1000キロの旅を余儀なくされた。
いきなり夜中の12時50分出発。
乗った瞬間からみんな眠りに入る
長距離バスの旅の場合、
最も問題なのはトイレである。
念のため水分を控えるのが常だ。
オッ! トイレ(バニョ)があった。
これなら安心。
水分をとってトイレが近くなっても我慢せずにすぐに行ける。
そして事件(?)は起こった。
大概長距離バスの場合、
2~3時間に一度はトイレ休憩がある。
2時間くらいたって尿意を催した。
それでなくてもバス内は冷房が効きすぎて冷えるのだ。
深夜3時。
みんな寝静まっている。
ボクは息を殺してトイレへ。
ところがトイレのドアが開かない。
施錠してある。
運転手のところへ行き、トイレのカギをくれといった。
ところが彼はいきなり無言でバスを減速させだした。
そして路肩でバスが止まると、シューッとコンプレッサーの音がしてドアが開いた。
なるほど、外でやれとの意味だなと悟ったボクは
タラップを降りて、暗がりの草むらに向けて用を足した。
ちょうどスーパームーンの日で、
やけに月が明るく大きく見えた。
ボクは大きく息をすると、さっぱりした気分でバスに戻った。
そのあと、キューバの世にも恐ろしい(?)トイレ事情を知ることになる。
(Cntinuing)