トリニダの町は
どこを歩いても、どこを写しても絵になる。
タワーの上から見る風景
角を曲がるたびに、また違った素晴らしい風景が目に飛び込んでくる。
町そのものが博物館であり、美術館である。
カラフルな建物とカラフルな人々
石畳の道はそれだけでも風情がある。
石畳といっても、まるい石が敷き詰めてあるので正直歩きにくいのだが、
たぶん足裏マッサージはいいと思う。
旅は歩け歩けがモットー。
動け動けがシンジョー(信条)。
旅人が歩いて動けば運に恵まれる。
もちろん、危険な目にあうことだってあるが。
幸と不幸、運と不運はいつも背中合わせなのだ。
旅そのもの、いや人生がそうなのだから。
名所旧跡を見て歩く、
ショッピングをする、
美味しいものを食べる
という3大観光旅行型も悪くはないが、
やはり、現地の人との触れ合い、
現地ならではの体験をすることの方が断然面白い。
ホテル、お土産屋、観光地、観光客向けのレストラン、
お仕着せのアトラクションだけでなく、
(もちろんそれだけでも十分楽しめるが)
できれば現地の人の生活の場に入り込み、
会話を交わし、同じものを食べ、文化、習慣に触れることをお勧めする。
そのためには、少なくとも英語は必須だし、
普段から好き嫌いをしないことを心がけ、
違った文化、習慣を受け入れる適応力を身につけておくことが肝心だ。
いわゆるダイバーシティ&インクルージョン(Diversity & Inclusion多様性と受容力) である。
それには、好奇心と審美眼が要求される。
好奇心とは、楽しむ力、喜ぶ力だ。
審美眼とは、良いものを見抜く力。
楽しみ、喜ぶことで小さな達成感を得ることができる。
真に美しいものを美しいと見抜き、
美味しいものをおいしいと感じることで、
ささやかな幸福感を得ることができる。
充実した人生はこの小さな達成感と、ささやかな幸福感の積み重ねでできている。
そしてそれは旅によってもたらせられる。
つまり、日常というより、非日常の中に見つけやすい。
そして、ここトリニダでは4つのことに挑戦することができた。
そのうちのひとつ目。
町を歩いていると一頭の馬が鉄格子につながれているのに出くわした。
キューバに来てから、馬にはかなり遭遇しているが
なかなか乗れる馬には会えていなかった。
ボクは、海外では馬を見つけては乗り回してきた。
これまで少なくとも20か国では馬に乗っている。
キューバがこれほど馬の国(Horse country)だとは思わなかったが、
また、これほど乗馬に縁遠いとも思わなかった。
そしてやっとその時が来た。
サドル(乗馬用の鞍)をつけた馬はいるが見渡しても持ち主らしき人がいない。
馬は寂しげな表情を浮かべていた。
ボクは鬣(たてがみ)から首筋をなぜてやった。
しばらく馬とのスキンシップを楽しんでいると
何か買い物を済ませて近づいてくるテンガロンハットの男性いた。
「あんたの馬かい?」
男は、そうだと答えた。
「乗せてもらえないかな」
男は、にこりともせずOKというと
ついて来いというばかりに馬の手綱を引き歩き出した。
男は携帯電話を掛けながら町はずれまで5~6分歩いた。
そこで待っていると、馬に乗った別の男が現れた。
「彼がガイドするよ」
というと、支払いを先に要求した。
30分$15。
日本で考えると破格値だ。
(日本だと外乗の場合5000円はかかるだろう)
「経験は?」
「あるよ」
ガイドは簡単に手綱さばきを教える。
馬乗りは、相手がどれだけ乗りこなせるかすぐに見分ける。
彼はボクを先に行かせてくれた。
(大体はガイドが先導する)
コーナーに来るたびに、右、左と後ろから叫ぶだけだ。
石畳の道を進み、山まで一気に駆け上がる。
Horseback riding in Cuba
自分で撮影しながら馬を走らせる
景色が開けた見晴らし台に出る。
ゲバラもこうしてキューバの山中を馬に乗って革命軍を率いたのだろうと思うと
なんとなくゲバラの心境がわかったようで感慨深かった。
革命博物館で
また一つキューバでの目的を果たした。
あと3つは次回に。
お楽しみに。
どこを歩いても、どこを写しても絵になる。
タワーの上から見る風景
角を曲がるたびに、また違った素晴らしい風景が目に飛び込んでくる。
町そのものが博物館であり、美術館である。
カラフルな建物とカラフルな人々
石畳の道はそれだけでも風情がある。
石畳といっても、まるい石が敷き詰めてあるので正直歩きにくいのだが、
たぶん足裏マッサージはいいと思う。
旅は歩け歩けがモットー。
動け動けがシンジョー(信条)。
旅人が歩いて動けば運に恵まれる。
もちろん、危険な目にあうことだってあるが。
幸と不幸、運と不運はいつも背中合わせなのだ。
旅そのもの、いや人生がそうなのだから。
名所旧跡を見て歩く、
ショッピングをする、
美味しいものを食べる
という3大観光旅行型も悪くはないが、
やはり、現地の人との触れ合い、
現地ならではの体験をすることの方が断然面白い。
ホテル、お土産屋、観光地、観光客向けのレストラン、
お仕着せのアトラクションだけでなく、
(もちろんそれだけでも十分楽しめるが)
できれば現地の人の生活の場に入り込み、
会話を交わし、同じものを食べ、文化、習慣に触れることをお勧めする。
そのためには、少なくとも英語は必須だし、
普段から好き嫌いをしないことを心がけ、
違った文化、習慣を受け入れる適応力を身につけておくことが肝心だ。
いわゆるダイバーシティ&インクルージョン(Diversity & Inclusion多様性と受容力) である。
それには、好奇心と審美眼が要求される。
好奇心とは、楽しむ力、喜ぶ力だ。
審美眼とは、良いものを見抜く力。
楽しみ、喜ぶことで小さな達成感を得ることができる。
真に美しいものを美しいと見抜き、
美味しいものをおいしいと感じることで、
ささやかな幸福感を得ることができる。
充実した人生はこの小さな達成感と、ささやかな幸福感の積み重ねでできている。
そしてそれは旅によってもたらせられる。
つまり、日常というより、非日常の中に見つけやすい。
そして、ここトリニダでは4つのことに挑戦することができた。
そのうちのひとつ目。
町を歩いていると一頭の馬が鉄格子につながれているのに出くわした。
キューバに来てから、馬にはかなり遭遇しているが
なかなか乗れる馬には会えていなかった。
ボクは、海外では馬を見つけては乗り回してきた。
これまで少なくとも20か国では馬に乗っている。
キューバがこれほど馬の国(Horse country)だとは思わなかったが、
また、これほど乗馬に縁遠いとも思わなかった。
そしてやっとその時が来た。
サドル(乗馬用の鞍)をつけた馬はいるが見渡しても持ち主らしき人がいない。
馬は寂しげな表情を浮かべていた。
ボクは鬣(たてがみ)から首筋をなぜてやった。
しばらく馬とのスキンシップを楽しんでいると
何か買い物を済ませて近づいてくるテンガロンハットの男性いた。
「あんたの馬かい?」
男は、そうだと答えた。
「乗せてもらえないかな」
男は、にこりともせずOKというと
ついて来いというばかりに馬の手綱を引き歩き出した。
男は携帯電話を掛けながら町はずれまで5~6分歩いた。
そこで待っていると、馬に乗った別の男が現れた。
「彼がガイドするよ」
というと、支払いを先に要求した。
30分$15。
日本で考えると破格値だ。
(日本だと外乗の場合5000円はかかるだろう)
「経験は?」
「あるよ」
ガイドは簡単に手綱さばきを教える。
馬乗りは、相手がどれだけ乗りこなせるかすぐに見分ける。
彼はボクを先に行かせてくれた。
(大体はガイドが先導する)
コーナーに来るたびに、右、左と後ろから叫ぶだけだ。
石畳の道を進み、山まで一気に駆け上がる。
Horseback riding in Cuba
自分で撮影しながら馬を走らせる
景色が開けた見晴らし台に出る。
ゲバラもこうしてキューバの山中を馬に乗って革命軍を率いたのだろうと思うと
なんとなくゲバラの心境がわかったようで感慨深かった。
革命博物館で
また一つキューバでの目的を果たした。
あと3つは次回に。
お楽しみに。