世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

究極の健康法

2006年12月30日 | 
ほとんどの人に簡単に出来る。
お金もかからないし道具も必要ない。

それは「笑う」ことと「歩く」こと。ね、簡単でしょ。

僕の仕事は、接客業だから多くの人と接します。
「こんにちは、いらっしゃいませ」と笑顔で挨拶する。
返事がない。挨拶しない。笑わない。
「なんか嫌な事があったのかな」「僕の顔が気に食わないのか?」
せっかく遊びに来てるのだろうに。可愛そ。
昔から言うじゃない。『笑う門には福来る』笑おうよ。

健康のために一生懸命歩いてる人けっこういるよね。
真剣な顔で。腕を振りながら。けっこう基本に忠実。
でも楽しいのかな?そんなに楽しそうに見えないな。

楽しそうに歩く。笑うこと、歩くこと。一緒にしたらすっごく健康になれそう。
そうだ「笑いながら歩こう」
「上を向いて歩こう」ってあるけど、事故起こさないように。
想像してみて。自分の笑いながら歩いてる姿。
スポーツジムのウオーキングマシンでも黙々と笑いながらやったら、より効果的かも。

笑いながら歩く

僕にはとても出来ない。だから不健康なのかも・・・

人生論

2006年12月29日 | 
僕は講演で、人生、白鳥論を語ってきた。
人目には優雅に美しく、気品を保ちゆったりと見える。水中では必死に、忙しなくそして力強く足で水をかく。そんな生き方を説いた。

最近想う。人生、スペースシャトル論。
多くの人がかかわり、技術の粋が凝縮されて完成される。美しい凛とした姿でまっすぐに天を仰ぎ見て聳え立つ。
点火、打ち上げ。しかし自らの力では上がらない。補助ロケットの推進で大空高く上がっていく。
チャレンジャーのようにその過程で爆発炎上してしまうこともある。
ロケットが切り離され、自らの力で軌道に乗る。

宇宙ステーションとのドッキング。緊張の瞬間。ドッキング後のつかの間の安息。そしてメンテ。

やがて帰還の日が迫る。帰る場所は天候によって左右される。コロンビアのように帰途で事故に会うこともある。

無事帰還できるまで気が抜けない。自らの力で帰らなければならない。
最後の力を振り絞る。パラシュートを広げながら無事着陸。歓喜の嵐。
だがその姿は、全身黒ずみ傷だらけ。まさに満身創痍。だが威風堂々。

なんとなく人生に似てないだろうか。

腱鞘炎?

2006年12月29日 | 
手に違和感が。腱鞘炎っぽい。
大したことはないが、それもそのはず。
十数年ぶりに、年賀状をすべて手書きした。写真もいれず、すべて文字だけ。
一人ひとり顔を思い浮かべながら、一字一字書いた。我ながら汚い字だ。
でもどことなく充実感。ちょっとだけ幸せ感。自己満足?

最近は原稿も、このブログもパソコンに頼りっぱなし。
漢字覚えないよねー。

2006を振り返って

2006年12月28日 | 
概ね「いい一年だった」、と言える。

いろんなことにチャレンジできた。
熊本城築城400年の委員やアイススケートのボランティアをしたり、ランゲッジ・ビレッジを開講したり、シナリオを書いたり、ホームページを開設したり、このブログを書き始めたことも、国際交流会館でボランティアを始めたことも・・・。

すべてがうまくいったわけではない。いや、むしろ頓挫したもの、中途半端に終わったもの、まだ日の目を見ていないものがほとんどだ。
でも、なにか楽しめたし、自分なりの満足感を味わえた。
そして何よりも、いろんな人と知り合え、交流が始まった。
やりたいことの1%も叶えられていないが、何か流れみたいな仄かな灯明が感じられる。何か出来そうな予感も感じる。希望の灯りと言うのだろうか。

何かを始めるときほとんどが拒否にあう。反対され、否定され、挙句馬鹿にされる。ここでめげてはいけない。むしろ闘志を燃やす。
周囲から賛成されるものはむしろ辞めたほうが良い。それは安全で、陳腐で既成のものだから。面白くない。
やるなら面白いことをやらなくては。牽かれた軌道の上を走ったり、作られた土俵の上に登るより、自分で線路を牽き、新たな土俵を作らなければ。

そのためには、斬新なアイデアと、勇気と情熱、行動力が要求される。そして必ずリスクを伴う。自分に賭ける。自分に投資する。失敗は自分に跳ね返る。誰にも文句は言えない。
それでもやる価値はある。誰のためでもない、生きている証として。焦らず、慌てず、あきらめず、ゆっくり、ゆっくり、コツコツコツコツ

塾禁止令

2006年12月27日 | 
ノーベル化学賞受賞者で、政府の教育再生会議の座長の野依良治氏が「塾の禁止」を提唱している。当然異論、反論も多い。

僕は、今の日本をおかしくしている主要因に次の四項目を挙げる。
①塾 ②保育園 ③サラ金 ④パチンコ

この四つは微妙に関連がある。いずれもお金が絡む。時間の効用性も関係する。もう一つは他人任せ。
特に前者の二つはアウトソーシングだ。育児、教育の外注。

一見利益を蒙っているように見える子供たちが一番損をしている。そして同様にその親もまた最大の特権を自ら放棄している。しかもお金まで払って。

保育料や塾代を稼ぐため親は共稼ぎをして働く。親の愛や温もりを知らずに、お金や物を与えられながら、他人任せにされて育った子供はどういう大人になるだろうか。答えが昨今の異常な社会事情に出ているのではないだろうか。

やっぱりディープ

2006年12月25日 | 
ディープインパクトはやっぱり期待を裏切らなかった。
感動、感激、感謝そして涙・・・
ハイセイコーやオグリにはない魅力がある。
去年の有馬での敗北、凱旋門での屈辱(本人は分かってないだろうが)。
そして有終のラストラン。我が人生もこうありたい。

僕は馬が大好きだ。
大草原を自由に馬で駆けたい。それが今の仕事を選んだ大きな理由の一つ。
だから馬を飼い、世界のいたる所で乗馬を楽しんできた。

僕は乗馬はやるが競馬はやらない。競馬に限らずギャンブルは一切しない。
って言うか、生きてること自体がギャンブルだから。
毎日がハラハラドキドキ、ワクワクウキウキ。
パチンコなどやってる時間があったら、ボーっとう海や夕陽を見つめ瞑想に耽っていたい。今の時期は焚き火の炎を見ながら一杯やるのがいい。
も一度馬を飼おう。

ハマケンの元気塾

2006年12月22日 | 
濱田憲治
僕の25年来の友人。
「ギターを持った司法書士」とでも言おうか。

彼が書き綴った日記(blog)を本にした。
http://aozora-lcc.cocolog-nifty.com/genkijyuku

【元気塾便り  普段着の人間交流】という題。
裏表紙に『いいじゃない、こんな司法書士がいたって。』とある。

27~8年前、ふらっと当時オープンしたての僕のペンションに泊まりにやってきた。
ギターを抱え、酒をぶら下げ、女を従えて。
それ以来、僕は彼の生き様を見てきた。彼も僕の生き様を見ているであろう。

破天荒でがむしゃらな生き方。ロマンティストで寂しがりや。そのくせ変にいきがってる。
情熱的で一瞬一瞬を必死に生き抜いてる。だけどどこか危なっかしい。
鋼鉄のような強靭な意志とガラスのようなナイーブな感性。
それが彼の魅力を醸し出す。
そこに詩が生まれ、生活の源となる。

彼の口癖に,「ボチボチ急ぐ」というのがある。が、けっこう飛ばしてる。
言い聞かせて自分にブレーキをかけてるのだろう。
彼は自分の夢を実現させるためにタバコをやめ、浴びるほど飲んでいた酒を断った。(どうやらもう一つの○○○癖は抜けきれないらしいが)
ま、僕から見れば「ほどほどに嗜めば」いいのではないかと思う。(実はこの「ほどほど」が一番難しいんだよね)

タイプはまったく違うのに、どこか自分を見ているようで気の置けない奴。

彼の死に様が今から楽しみだ。

焚き火談義

2006年12月21日 | 
庭のケヤキの葉がすっかり落ちて落ち葉焚きの季節が終わりを告げ、大好きな焚き火のシーズンがやってきた。
暖炉の火がパチパチとはじけ、煙の匂いが漂う。ゆらゆらと変幻する炎はいつまでも飽きさせない。
酒を酌み交わしながらゆったりとした時間を過ごしませんか。

誕生日に想う

2006年12月18日 | 
今日、12月18日は僕の五十ウン回目の誕生日だ。特別の感激はもう無い。
が、この一、二年不可思議な喜びを感じるようになった。自由な喜びとでも言うのだろうか。一つ一つが吹っ切れていっているような・・・(捨て鉢?ヤケクソ?)

年は取るものでなく、重ねるものだ、と想う。体力の衰えをはるかに凌駕する心のゆとりを感じる。アンチ・エイジングというよりエンジョイ・エイジングといった感覚。
How old are you?と聞かれたら、
Fifty years young.(oldではない)と応える、ゆとり?(抵抗orあがき)

ちなみに同じ誕生日の有名人:
ブラピ、スピルバーグ、小雪、安藤美姫、そしておととい分かったが絢香などなど。どーでもいいけどなんとなく親近感が増すのはなぜだろう。
それから22歳になる僕の息子も同じ日の生まれ。
今年お友達になった奈美さんも偶然同じ日。
実は、あまり言いたくないけど、植草なんとかというエロ元教授も同じ、あーやだ。

「落ち零れ」と思ってる君へ

2006年12月17日 | 
君はディープインパクトを見たか。

スタートはいつもほとんどビリ。半分過ぎてもまだビリ。
しかし、終盤、じりじりと追い上げてくる。
最終コーナーをまわる。
ハラハラがドキドキに、そしてやがてワクワクに変わる。
一気に加速する。
ゴール直前、トップに立つとそのままゴール!
美しい姿に魅了される。

スタートダッシュで最初からトップに躍り出たものはほとんど勝てない。
飛ばしすぎて息切れしてしまう。
マラソンも同じ。
短距離ならロケットスタートが強い。だが人生は長い。
焦らず、慌てず、飽きず。

今はまだ遅くていい。最後に勝てばいい。しかしそれには弛まぬ努力が不可欠だ。

弛まぬ努力とは?
普段の努力(勉強)をコツコツとすること。
そしてやけにならず、決して諦めない。
自分を最後まで信じること。

絶え間ない練習と鍛錬、そして忍耐。たまに息抜き。

この世で君にしか出来ないことが必ずある。
それに気付いてないだけ。
分からなければ、自分探しの旅に出よう。

人生は長距離ランナーの気構えで。最後に勝てばいいんだ。

ホントは「落ち零れ」と思っている自分自身に、叱咤激励。

迷える子羊さん

2006年12月14日 | 
人生迷うことばかり。
『40にして惑わず』なんて嘘ばっかり。50になってもむしろ惑いや迷いは増すばかり。大いに迷える老羊状態。
でも迷って当然、悩んで当然、苦しんで当然。
心ここに留まらず、落ち着かなくても、飽きっぽくてもいいじゃない。
それって「生きてるっ!」ということ・・・かも。

【名言セラピー】に僕の言葉が登用されました。
旅の途上、イタリアの某博物館で「フーコーの振り子」を始めてみたとき感じたことでした。
以下、その掲載文です。



今日の読者セラピーは、実に素晴らしい視点です。 ブラボー!


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

人生に迷いが生じる。

いや、いつも迷ってばかりいる。

心が揺れる。定まらない。どうしていいか分からない。
イライラする。やけになる。どうして自分ばかりがこんなに落ち着かないんだろう。

心は揺れてばかり。ちょうど良い所に止まってくれない。
右と思えば今度は左。左と思えばまた右。


中庸、平等、真ん中、一番バランスが取れて良い所。それは必ず存在する。
それがどこなのか知っている。なのにいつも一瞬で通りすぎてしまう。
タイミングがつかめない。チャンスをものにできない。



~~~


フーコーの振り子。
地球の自転を証明して見せたあの有名なフーコーの振り子。
僕はどこかの国の博物館で見たことがある。

何十メーターもあるロープだったかワイヤーに繋がれた錘がゆっくりゆっくり揺れている。
誰が揺らしたわけでもない。

止めてもまた自然に揺れだして、決して自ら止まることはない。
真ん中は確かに存在している。けれどいつも瞬時に通り過ぎるだけ。
右にいたかと思えば左に揺れる。ゆっくりゆっくりと。


どうして真ん中で止まってくれないの?

あ、そっか。

それは地球が回っているから揺れてるんだった。

地球が自転をやめたとき振り子は真ん中で止まるだろう。




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というわけで……3秒セラピー♪

生きているから揺れる。

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心に迷いがなくなるとき、
それは死ぬときなのだ。



                               
【お話】K・Aさん

もう一つ、結論。
「やっぱ、旅っていいよな」
絶対何かを感じるじゃん!?
何にも感じなかったら・・・それは感性が鈍ってるんじゃない。
やばいよ、もっと旅しなきゃ。旅不足。病気になっちゃうよ。
旅をすれば感性が研ぎ澄まされる。
旅は人生のサプリメント。

これから世界一周する君へ

2006年12月11日 | 
世界一周中の青年(小堺正樹君 25歳)からメールが届いたのでご紹介します。
世界一周を計画している方は、参考になると思います。

でも、便利な世の中になりましたね、つくづくそう感じました。
僕が世界一周に出発したとき(’95年2月)はちょうどウインドウズ95が出る直前。’96年4月に日本に帰ってインターネットを始めて知りました。
それから10年、パソコン持って世界を放浪できる時代です。
世界のあらゆる場所から情報を発信できる。収入源にも出来る。素晴らしいことです。

以下は彼から届いたメールの内容です。



『サイト、そして生き様、見させてもらいました。

やはり先にやっている人はいるものですねぇ~。

びっくりすると同時にまた激しい刺激、そしてやる気を与えてもらいました。

僕も絶対世界に宿兼カフェ兼ショップ兼色々をオープンします!


困ったことですか。。。 今現在とにかく世界中に宿やショップを作るためにやるべきこと、そして本を出版するためにやるべきこと、自作映画を作るためにやるべきこと等をやり続けています。資金難にも関わらず最新のハイビジョンカメラをブエノスまで手配して世界中の動画も撮りつづけます!

収入のための、海外で買い付けして日本でさばいてもらう方法は整いつつあるんですが、やはり若いので資金等々の問題が一番ですね。。。

日本で働けば稼げるんですけどそれをやっていたら早いうちから世界で勉強できないって判断したんで稼ぎながら動くことに決めたんです。。。

使われる立場だとやりたくないことに人生の若い重要な時間を使わないといけなくなるので世界で本気で勝負するなら早いうちからやらないとだめだと思い動いています。そうじゃなきゃ成功確率1%にもならないと思うので。。。理由は、成績はいつも全科目平均点ってタイプだからです。。。オール5のタイプなら何をやっても完璧だろうけど、一科目しか5を取れないタイプは早いうちから世界一周という科目に特化しなければということです!

で、いくらいい物がたくさんあっても資金がないと大量に買い付けられないっていうのが今の僕の最大の弱点です。。買い付けること自体も勉強なのでそうしながら稼ぎながらも勉強もしていきたいです。

けど、他にもホームページを作ったりして広告主やスポンサーの方からの収入で旅の資金、そして買い付けの資金を増やそうと考えてるのでまだまだこれからですね。本もDVDも自分で編集して作る予定だし!(これもすでに出版しちゃってる人がいたとは!!びっくり!!負けてられない!!)

ブエノスアイレスにいながらにして最近はユースホステルでホームページ作り研究に打ち込んでいる奇人でした。。。。

生き方、見習わせてもらいます!刺激をありがとうございます!!

こういう人を早いうちに知れたって事はプラスだ!!頑張ろう!!』

以上です。

彼のアドレスです。是非覗いてみてください。

http://www.worldwidehunter.com/











幸せを感じるとき

2006年12月10日 | 
雨の一日が終わりほっと自分だけの空間に浸る。
シャワーを浴び、発泡酒の缶をプシュッと開ける。至福の瞬間。
お天気とは裏腹になんだかほんわかな暖かさが湧き上がってくる。
天井を仰ぎ見ながらふっと今日一日を振り返る。

この日は午前中から人に会う約束があった。2~3時間刻みのアポ。そんなにあわただしさは感じなかったけど、数えてみると5人の人と出会った。それもみな女性ばかり。年代も20代、30代、40代、50代そして60代ときれいにバラバラ。それにみんな独身。
年齢差がこれだけあるのに不思議と違和感がない。みんな魅力的で生き生きとして共通した爽やかささえ覚えた。これってなんだろう。
女性の生命力かな?したたかに、しなやかに生きている、気がした。

目を見てじっくり話をする。時間帯によってシュツエイションは変わる。お茶しながら、食事を取りながら、お酒を酌み交わしながらそれから・・・。
メールでは味わえない充実感。そしてそんな女性達に会えたことに仄かな幸せを感じた。
今日も良い一日だったと。感謝合掌。

田舎暮らし体験しませんか

2006年12月09日 | 
田舎で暮らしたいと考えている方、ちょっと待ってください。
焦って住んでみたものの、後悔している人が結構います。

まずは、お試し体験を!

ライフスタイルも考え方も、家族も年齢も健康状態もさまざまです。
画一的な憧れのうたい文句に惑わされないで下さい。

僕は、田舎暮らし歴28年、今の所が3箇所目です。

よければうちに来て暖炉を囲み、酒でも酌み交わしながらゆっくり話をしませんか。
少しは参考になると思います。

国際交流会館

2006年12月07日 | 
今、熊本国際交流会館で初の受付けのボランティア中です。
今日はあいにくの雨なので来館者が少なくこうしてのんびりブログしてます。
大体毎週木曜日の3時から6時までの予定です。
いろんな出会いがあるので楽しみです。
2階のカウンターにいます。近くに来られたら寄ってくださいね。