世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

海外起業

2010年06月30日 | 仕事
日本だけでは狭すぎる。


マーケットは世界中にある。


常に目を世界に向ける。



そしていざ、起業。


しかも、個人レベルで。


これは、その挑戦の過程だ。




目をつけたのは、

ベトナム。



ここまで、2年間の歳月が流れた。

マーケットリサーチと現地パートナーの選別に多くの時間を要する。



しかし、どんなに時間をかけても完璧はあり得ない。


どこかで決断して踏み切らなければそれ以上進まない。




今や再び、多くの企業が、

中国からベトナムへシフトしている。


だからと言って、ブームに流されてはいけない。

むしろ、気を引き締めなければならない。


だが、方向性を誤っては、元も子もない。



そのためにも、何度も現地に足を運び、

あらゆる情報を収集する必要がある。

バックパッカ―

2010年06月29日 | 
久々のバックパックの旅だった。


東南アジアは、バックパッカ―がよく似合う。


いつの日か、飛行機での移動が多くなると、

コロコロノ付いたスーツケースを引くことが多くなってしまった。


どこか味気なさを感じていた。



欧米人のバックパッカ―の姿はよく見かけるが、

日本人はあまり見かけなくなったな~、と感じる。



陸路を使って、


旅人同士が情報交換しながら、

ときには助け合いながら

ゲストハウスからゲストハウスへと渡り歩く。


旅の原点を思い出した。



まだまだいけるゾ。







6月28日(月)のつぶやき

2010年06月29日 | 
11:08 from web
『ユックライフ』 の勧め。 ユックリ生きるための4原則。 ゆっくり動く。 ゆっくり話す。 ゆっくり食べる。 ゆっくり呼吸する。 これで劇的に人生が良くなる。
by asaykaji on Twitter

社会保障国  気になるデータ

2010年06月28日 | 国際
日本は、社会主義国に向かおうとしているのか。

否、


すでに日本は、民主社会主義国である。


社会が、教育や福祉を保障する、

いわゆる北欧型の福祉国家ははたして理想的社会なのだろうか。



先日ワールドカップで日本が破ったデンマークは幸福度ナンバーワンで国家であり、

北欧の国は高福祉国家と言われている。


税金(高額)をきちんと納めていれば、

基本的生活の大部分を国が保証してくれる。



手厚い福祉や、

セーフティーネットは、

はたして良いこと尽くめなのだろうか?





ここに気になるデータがある。

自殺率だ。

(自殺率とは、人口10万人当たりの自殺者数)



日本が2位 (1位はロシア) だということはうなずけるとしても、

フィンランドが韓国に次いで、4位、

デンマークも、11位と高い位置にある。


さらに、

スウェーデン 13位、

ノルウェー  18位となっている。



ボクは、この4カ国を訪れたとき、

ある不安を抱いたことがある。



老人に覇気が感じられなかったことだ。

一見幸せそうに見えたが、

生き生きとした実感は得られなかった。



手厚い保障は、両刃の刃になりうる。




一転、

自殺率が少ないのは、


中南米諸国。


あの底抜けに明るいラテン気質がそうさせるのか。


そういえば、

明日日本が対戦するパラグアイ、


イヤー、美人が多かったナ~。


あれじゃァ、死ぬ気になれないだろー!?

イミグレ

2010年06月27日 | 国際
国境ベトナム2.MPG






途中から降り出した激しい雨の中を、

ボクの不安を乗せたままバスは漆黒の闇の中を進んだ。



それでも、深い眠りに落ちていたボクは車内のざわめきに起こされた。


あたりはすでに明るくなっていて、雨も上がってはいたが、

厚い雲で覆われて、またいつ降り出してくるかもしれない気配だ。


男が何やら叫びながら外へ出るように手で合図をしている。



訳も分からないまま乗客は眠い目をこすりながら、

ぞろぞろと導かれるままに歩き始める。



どうやら国境らしい。


建物はあるのだが、中には入らず外で待たされる。


制服を着た役人が数人立っている。



やがて、パスポートをまとめて持った役人が現れ、

名前を呼びながら一人ひとりに渡し始める。


ボクのパスポートもあった。

ホッとした。


すでにスタンプは押してある。



あの$3は、役人たちの賄賂だったのか?

荷物の検査は一切ない。



どうやらベトナムからの出国は出来たようだ。


さて、ラオスへの入国は?


乗客たちはそのまままた歩き出した。

まるで難民になった気分だ。



坂を下ると、遠くに別の建物が見えてきた。

あそこが、ラオスのイミグレなのだろう。


やれやれ。





怪しげな男

2010年06月26日 | 国際
それはベトナムのハノイから、

ラオスのビエンチャンへ向かうバスの中から始まった。



モダンなスリーピングバスの45人の乗客のほとんどは、

外国人観光客だった。



突然、T-シャツ姿の見るからに怪しげな若い男が、

乗客からパスポートを回収しだした。



しかも、同時に$3も必要だという。


ご存知のように、

海外では、命の次に大事なパスポートだ。


むやみに人に預けるものではない。




何の抵抗もなく他の乗客は自分のパスポートを渡し、

お金も払っている。



ボクは、隣のイギリス人女性に

「どうして渡す必要があるのか、

彼は何者か」

と聞いてみた。

「I don't know」

と言いながら、その彼女も渋々お金とパスポートを渡す。



怪しげな回収男は、

スーパーのビニール袋に無造作に、

命の次に大事なものとお金を放り込んでいく。



ボクは、同じ質問をその怪しげな男にもぶつけてみた。


「OK,Ok. No problem」

だけを連発する。


「もうすぐボーダー(国境)なのか?

きみは、それらをどうするつもりなのか?

何の権限があってみんなから集めているのか?」


とのボクの質問にも、同じ言葉しか返って来なかった。


英語がわからにのか、

分からないふりをしているのか。



バスは、ハノイを出てからまだ2~3時間しかたっていない。

国境までにまだ来ていないはずだ。



すべての乗客から回収し終わると、

男はビニール袋を鷲づかみにして、

ガソリンスタンドでバスを降り、姿を消した。



ボクは急激な不安に襲われた。

国際教育特区

2010年06月25日 | 町づくり
熊本の町おこし案の一つだ。


熊本を国際都市に。

熊本から、アジアへ。



そのために布石として、

小学校で子供たちに英語で世界の話をしている。



この日は、

ホヤホヤの話題。


ベトナムとラオスのお話を子供たちにした。



南アフリカのワールドカップと併せ、

子供たちの関心も世界に向いてきた。



小さな日ごろのボランティア活動を出来るところから始めて、粘り強く続ければ、

大きな目標が達成できる日が必ずやってくる。


自分を信じ、子供たちの未来を信じて小さな出来ることから一歩ずつ。


双子

2010年06月24日 | 人生
ボクは、

「なんて幸せ者なのだろう」

と、つくづく思うことが多々ある。



その中の大きなことは、


子供(3人)がいて、

孫(3人)までいるということだ。



先日、大阪に住む長女に双子の孫が生まれた。

男の子と女の子の二卵性双生児だ。


初孫娘の二歳の誕生日に生まれた。

めでたさが重なる。




こうなると、ますます未来が気になる。


子供たち、

そして、孫達の時代がどうなっているか、

ということだ。



つまり、20年後、

あるいは、それ以降から50年後に思いは及ぶ。


20年後、

自分がこの世にいない確率は高い。


50年後は、確実にいない。



だが子どもたちは存命しているであろうし、

ましてや、孫たちの時代でもある。




こうしてボクの生きざまを見せることで、

少しでも生き抜くための参考 (良いも悪いも) になればと思っている。



何も、閉そく感の漂う日本だけで考える必要はないし、

考えるべきではない。



すでに世界規模、地球規模、

そして宇宙規模で考えて、判断し、行動する時代だ。


細かいことに拘っているヒマはない。


「長期的」 に、

「多角的」 に、

そして、

「根本的」 に物事を考えなければならない。


未来を背負う子孫のために。





【余談】


今朝の天声人語にあった。



 愛する者の曇り顔を想像し、漠然とした将来への不安が像を結ぶことがある。

〈君が年ごろといはれる頃には/も少しいい日本だったらいいが/なにしろいまの日本といったら/あんぽんたんとくるまばかりだ〉

▼詩人の金子光晴が孫娘に詠んだ「森の若葉」の一節である。

交通戦争という言葉が使われていた1967(昭和42)年の作で、車が悪者になっているが、「あんぽんたんとくるま」の部分をいじれば今も通用する




さしづめ、現代に当てはめれば

<あんぽんたんとゲームにアニメ、ケータイにナビ> といったところか。



いつの世も、

気がかりなのは、子や孫の将来である。

死ぬまで続けること

2010年06月23日 | 人生
ボクが今まで続けてきたこと、

そしてこれからも、

死ぬまで続けることが、


(続けたいとか、続けようと思っていることではない)


3つある。



それは、



『旅』

『勉強』



そして


『恋』



そのために必要なことは、



お金とか、

時間とかではなく、


「心身の健康」 だ。

アジア戦略

2010年06月22日 | 国際
一口にアジアといっても、広い。

広すぎる。



極東といわれる日本から、

西はトルコまで含む。


正確には、イスタンブールはアジアとヨーロッパに分かれる。


いずれにせよ、今紛争中のキルギスなど旧ロシア、中東を含む。


サッカーのアジア大会を見れば、

アー、あそこもアジアかと改めて気づかされるだろう。




さて、何故今アジアなのか。


中でも成長著しい新興国。

中国を筆頭にインド、インドネシア、ベトナムなどなど、

アジアの国々が肩を並べる。


東アジア共同体構想もある。



だが、一括(くくり)りにしては

乱暴すぎる。



言葉も、宗教も、政治体制も、民族も、経済格差も様々だ。



日本からの売り込みはインフラに向けられている。


原子力発電、

新幹線、

そして、水(みず)産業。


やがて水戦争が起きるとまで言われている。



道路整備もさることながら、

下水や飲み水の問題。


停電は日常的に起きる。



数日前、ベトナム政府は、新幹線導入に待ったをかけた。


ベトナムの鉄道事情についても後述したい。



ここ数日は、

中国元の切り上げ問題が取りざたされている。



すべては流動的で、

毎日目が離せない。


だから面白い。

新成長戦略

2010年06月21日 | 人生
菅政権が打ち出した 「新成長戦略」 の基本政策に、

環境、健康、アジア、観光とある。



今更ながら、自分が係わってきた、そして今も係わり続けている事業やライフスタイルが

この成長戦略そのものであることが立証されたことを実感する。




ボクの本業は、

宿泊業を核とした観光業である。



観光には、あらゆる産業が絡むいわば総合事業という側面を持つ。


中でも、宿泊は、「食・住」 といった、人間の基本欲求を満たす重要な役割がある。



そして、今や観光は、物見遊山型からリラックスや癒しといった健康に寄与する面が強くなってきている。



もちろん、リゾートという立地柄、自然との兼ね合いからも環境面での意味合いも強い。


そもそも、環境と健康とは相関関係にあるといえる。


加えて、自然や情操、ライフスタイルに致るまで教育という側面も併せ持つ。




も一つ言えば、

ボクの海外志向癖というほどのこだわりも、

アジアへ、とりわけベトナムに向けられていることも時代の潮流に沿ったものとなっている。




人生の方向性は、的を得ることが必要である。


ライフスタイルも然り。


自分のやりたいことと、

時代のニーズが一致することが、もっともよいことであることは議論を待たないだろう。



これからの発展が期待される産業に、

いわゆる 3K (環境・教育・健康) が叫ばれて久しいが、


そこに観光が加わり、

さらにアジアというキーワードは、

共存や共生、あるいは国際化という広義の言葉に置き換えることができる。



つまり、

環境・健康・観光・教育・共生の5K

こそ、これからの、成長戦略の重要なキーワードとなろう。



その上で、

自らの成長戦略としての

自分のコンパスの示す進路が間違いないことに今一度自信を持ち、

チャレンジ精神を失うことなく

大海原をひたすら航海し続けよう。