世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

自然の声を聴け

2012年08月31日 | 自然
8月、なぜか心が躍動した子供時代。

それは、春休みや冬休みと違った解放感に包まれていたからかもしれない。


夏から連想するものは数々あれど、

ヤッパリ、海が一番多いだろう。


この夏、結局一回も海に行かなかった。

だが、かろうじてボクのいる山からは遠く有明の海が見渡せる。

海に沈む夕陽を見ることができる。


とはいえひたすら山に篭っていた、いつもとは違う夏だった。


季節は巡っても、人生は巡ることをを知らない。

紆余曲折を経ても、誰しも概ね一直線に進む。



―――――――――――――――――――――――――――――

ボクの『スイッチライフ論』の中に

半分は山、半分は海で暮らすことがある。



半分ずつとはいかないまでも

都会と田舎、国内と海外で暮らすことはほぼ実現できている。




場所を変えることは、最も効果的な気分転換である。

自然が好き、田舎が好き、でも、都会も捨てがたい。


こんな贅沢な悩みを解消する方法が「スイッチライフ」なのだ。



ボクは子供のころどちらかというと、海が好きだった。

だけど、大人になって、山、いや正確に言えば草原が好きになった。


果てしない海は、どこに立ってもほぼ同じ光景をしていた。

ビーチリゾートは行くたびに何処も判で押したように同じ姿になっていった。


だが、山はその表情を季節ごとに変える。

ある時は緑で覆われ、ある時は花で咲き乱れる。


穏やかな時と荒れ狂う嵐の時は海のうねりも激しく変わるが

山の嵐の時は木々のざわめきを聞きながらログハウスの中で静かに過ごした。


潮風はどこも似ているけれど、山の匂いは様々だった。



言えることは、どちらも自然を侮ることは出来ないということだ。




都会では、不自然なことが多すぎる。

あまりにも理不尽のことが多すぎる。


都会には迷いがある。

時に狂う。



そんな時こそ自然に帰るのだ。

そして自然と静かに対話し、自然の法則に従うのだ。


自然の法則は、本来シンプルである。


自然の法則を身につければ

複雑に絡み合った都会のしがらみもあっけないほど解けることがある。



自然の法則を身につければ

感性が研ぎ澄まされ、直感に従うことができるようになる。


自然の法則を身につければ、誰しも素直になれる。




迷ったらすかさず自然を訪れよう。

狂ったらすぐさま自然に身を置こう。


そして静かに自然の声に耳を傾けてみよう。

自然のささやきは宇宙からのメッセージなのだ。


答えを教えてくれる。

エネルギーを与えてくれる。


悲しみや痛みを取り去ってくれる。

喜びを分け与えてくれる。



自然の光、風、香りが五感を刺激してくれる。

両手を開いて身体いっぱい受け入れよう。


五臓六腑にいきわたるほど深呼吸してみよう。


静かに目を閉じて、宇宙とコンタクトしてみよう。





忌まわしくも愛おしい夏が終わろうとしている。


そうだ、やっぱりまだ夏の名残の漂う海に行くことにしよう。


喧噪の治まった静かな海の先の地平線に向かって、叫ぼう。



愛してるよー! って。

幸せだよー!、って。

ありがとーッ! って。

小説ネタ4連発

2012年08月30日 | 出版
妄想が目覚めを早くしてくれた。

5時起きでスクリプトを認(したた)めている。



アイデア(妄想)はレム睡眠の時に最も浮かびやすい。


夢と現(うつつ)の狭間をさ迷いながら

いろんな妄想が体中を駆け巡る。


こうなるともう寝てなんかいられない。

妄想が消えないうちに書き記さナイト。





普段は企画ものが多いが、

久しぶりに小説ネタが浮かび上がった。


題名は、


『戦火の花(仮題)』だ。


今回のシリア人の友人の手記をもとに思い浮かんだ。

そしてもう一つ、

不謹慎ながら、日本人ジャーナリストの死だ。


         ご冥福をお祈りします


この事件がボクの妄想に火をつけた。


綺麗な人だった。


だから、戦火の花』


――――――――――――――――――――――――――――

あらすじはこうだ。


日本の大学で知り合ったシリアからの男子留学生と

日本人女子大生。


卒業と同時に彼は母国シリアに帰国する。

夢を抱いて、国を改革するために。



そして内戦が勃発する。

彼は反政府勢力側につく。



一方、彼女は自衛官の道を選ぶ。


彼と連絡が途絶えて2年が過ぎる。


彼女はめきめきと腕を上げ、特殊部隊へ採用され

その知能と才能によって押しも押されぬ女兵士へと変貌していく。


それはアンジェリーナ・ジョリーか



ジェニファー・ロペスか、




はたまた、「アベンジャーズ」に出演中のスカーレット・ヨハンソンかと見間違うばかりだ。




(残念ながら、彼女らに匹敵する日本の女優が見当たらない。英語力からして)




そんな時、シリアの彼の消息が分かる。

彼は窮地に落とされ、脱出を試みていた。


彼を救うべく彼女はシリアへと向かう。


なんとかシリアへ潜入した彼女は、戦火の中、

戦士に姿を変え彼を必死に探す。


そして、砲弾をかいくぐってやっと二人は再会を果たす。


二人はシリアを脱出し日本へ帰ることを試みる。

だが、やっと国境を超えたところで、彼女は銃弾に倒れる。




戦争の悲惨さと、

シリア男性と日本女性の甘く激しい愛を描く、

戦争アクション・ラブストーリー。


――――――――――――――――――――――――――

いかがだろうか?


未発表ながら、これでボクの小説は4作目になる。



一作目は、『セドナ』

アメリカ人男性と日本人女性の恋物語。


これは、セドナに滞在中のモーテルで一気に書き上げた。





そして、2作目が、『ミス・ハノイ』


ミュージカル「ミスサイゴン」のハノイ版だ。

ただし、リメイクとは違う。


現在のハノイ、

逞しく生きるベトナム女性の日本人男性との激しい恋を描いたもの。


現在の自らの姿を投影する。





3作目は、ファンタジー小説、

『詐欺師に恋した大統領』


これは架空の国の女性大統領と日本人男性の奇想天外な恋物語だ。


実際はコスタリカ滞在中の経験をもとにしている。




そして今回の第4作目、

『戦火の花』だ。



―――――――――――――――――――――――――――

ボクの作品はすべてラブストーリーで、

日本人と外国人が絡む国際恋愛スペクタクル小説である。



当然、ハリウッド映画化を狙った作品となっていいる。


しかも、「タイタニック」超え、オスカーを目指す。

マジに。




『世界一周アプリ』も、その延長線上にある。





どうせ見るなら、夢はでっかく!でしょう。


妄想は楽し!



夢は妄想から生まれ、

現実は夢から生まれる。




現実と妄想の谷間をさ迷う人生も、また楽しけり。


あんまり固いこと言わずに

楽しくいきましょ! 楽しくネ。



【追記】

ボクの作品を扱ってくださる出版社、

映画製作会社を探しています。


誰かー!!

すぐに使える英会話サロン

2012年08月29日 | 英語
巷のあちこちで英語の勉強サークルが盛んにおこなわれている。


多くの人が、何らかの形で英語を勉強されていることは

想像に難くない。


エッ!まったくしていない!?

それ、かなりヤバいんじゃない!



だけど、いくら勉強をしても、

方向性を間違うとなかなか話せるようにはならない。


特に中高年になってからの英会話の勉強は

効率性と実用性および即効性が要求される。



そこで

フリートークでも下記のようなサロンを設けることにしました。




「すぐに使える英会話サロン」


月謝一万円(教材費込) 毎週一回、一時間(月4回)

入会金5千円 (9月末まで不要)

外国人スタッフor/and日本人が教える実際使える英会話を教えます。

1年も2年も英会話スクールに通ってもなかなか実際に使えなかったり、
語学留学しても日本でなかなか使う機会がない人のための実践英会話サロンです。


あなたの目的に会った勉強法をカウンセリングします。


週一回下記の中からご都合のいい日をお選びください。

水曜日 午後7時30分 ~ 8時30分
木曜日 午後1時30分 ~ 2時30分
日曜日 午後1時30分 ~ 2時30分

※ 初心者・中級者向けです。お気軽にも申し込みください。


場所: フリートーク (インターナショナル & コミュニティカフェ)
    熊本市中央区水道町2-7 上通りスカイハイツエクセル203
     Tel. 096-223-5698




㊟ この実践英会話サロンは、

英会話を速攻で身に着けるためのものです。


翻訳家や受験(試験)のための文法を中心とした英語の勉強とは異なります。


ネイティブが日ごろよく使うフレーズや

シテュエーーションに応じて使える英語を主に習得します。



特にこんな方にお勧めです。


•英語をぺらぺらと話せるように早くなりたい

•日本語を話す感覚で英語でも世間話をしたい

•外国人の友達がほしい

•海外の取引先と英語でやりとりをしたい

•英語が話せるようになって仕事の幅を広げたい・給料を上げたい

•留学するために最低限の英語が話せるようになりたい

•英語での会議にでるたびにわからなくてひやひや。こんな状態を改善したい!

•洋書を英語で読みた

・洋画を字幕なしで見たい

•なんとか意思疎通はできるんだけどこれ以上英語力をどうやって伸ばしたらいいのか分からない・・・

•急に国際会議に出ることになった!

•英語を生かせる職に就きたい

•海外に住みたい

•ツアーではなく、自由に海外を旅行したい

•留学したい

•外国人の彼氏・彼女がほしい、国際結婚したい、などなど



彼は生きていた シリア編

2012年08月28日 | 国際
シリア人の知り合いから

ある筋を通して連絡があった。


連絡が取れなかったのでずっと彼のことを心配していたのだ。

シリアの痛ましいニュースを見るたびに

彼の穏やかな顔が脳裏に浮かんだ。


彼は今どうしているのだろう。

彼は生きているのか、と。


―――――――――――――――――――――――――――――――

去年の3月、留学生だった彼は日本からシリアへと帰国した。


ちょうどアラブの春が吹き荒れていた時だったが

「シリアは安全でいいところだよ。おいでよ」

と言い残して去っていった。


「ボクは、必ず行くからね、Keep in toutch(連絡取ろうよ)」と答えた。



彼がシリアに帰国した翌月、内戦が勃発した。

そして、一年5か月、国際社会の必死の努力にもかかわらず、

収まるどころか激しさを増しているのは周知のとおりだ。


――――――――――――――――――――――――――――――

その彼が以下のような便りをよこした。


Indeed, the situation is worsening everyday

but my family and I are still safe.


Sorry for the tragic lose of the Japanese journalist in Aleppo.

Since we are losing so many people here everyday,

hearing about death

became so normal thing and the lose of the Japanese journalist did not leave a big effect here

especially that the government declined responsibility

due to the unauthorized entry to Syria (according to what they said).

Another Japanese journalist contacted me a while ago to arrange visiting Syria

but I explained to him the situation and how dangerous

it is to enter without permission.


This year, summer is not that hot as usual here.

At least I can enjoy the dry air.

I miss Kumamoto so much

and I am making efforts to obtain another scholarship to leave to Japan or any other place.



【和訳】

本当に状況は日に日に悪くなっていますが、
私たち家族は皆まだ大丈夫です。

アレッポでの日本人ジャーナリストの悲劇につきましては、こころからすまなく、残念に思います。
でも毎日たくさんの人が死んでいますので、死の知らせを聞くことが日常茶飯事になっていますので、
日本人ジャーナリストの死は、ここでは何の大きな影響もありません。
特にその女性はシリアに不法に入国しているので、シリア政府は責任を否定しています。
(と政府は発表しています、真実は分かりません)

しばらく前のことになりますが、別の日本人ジャーナリストが私にコンタクトしてきて、
シリアに来れるように手配して欲しいと頼んで来ました。
私は彼に状況を説明し、無許可で入国することがいかに危険な事かを説明しました。


こちらの夏はいつもより暑くないです。
(戦争で大変ですが)少なくとも乾燥した夏は楽しめます。

熊本が本当に恋しいです。
日本、またはどこでもいいんですが、どこかここを脱出できるように、
どこかで奨学金を得るため、色々努力しているところです。

     (通称ミルクさんのブログから抜粋)




―――――――――――――――――――――――――

ニュースでは伝わらないシリアの様子や

彼の気持ちがよく分かる。


アサド政権が査証(ビザ)発給をごく少数に絞っているため、

反体制派の協力でトルコからひそかに越境して取材に当たる

欧米やアラブのジャーナリストも少なくないといわれ、

山本さんらもこのルートを使ってアレッポ入りし、悲劇に遭ったとみられている。



シリアではこれまで数千人から数万にの人が犠牲となっており、

その大多数は一般住民といわれる。


多い日は、一日200~300人の人が犠牲になっているという。


町に地獄絵が描かれ続けられている。




「人が死ぬのが日常茶飯事になっており、

死について何も感じなくなっている」


これが戦争(内戦)なのだ。


戦争(内戦)では、殺人が正当化される。



全く痛ましい状態だ。



―――――――――――――――――――――――――――――

ボクはこのニュースを伝えてくれた人に

彼を何とか助ける手立てはないものか尋ねた。


何かボクにできることはないか、聞いた。



それに対して以下のような返事がきた。


「私は何もできませんが、

大学の先生関係、NGO等が色々力を尽くしてくれていると思います」 と。



スピルバーグ監督の作品で

Saving Private Rian (邦題;プライベイト ライアン)」

という、トムハンクス主演の戦争映画があったが、


”Saving him” と訴えたい心境だ。


行けるものならすぐにでも飛んでいきたい衝動に駆られる。




だが正直、事実何もできない自分にイラつく。


それでも、我々は

「人生にイエス」 と言わなければならないのだ。

子育ては12まで?

2012年08月27日 | 教育
去年の今日、つまり8月最後の月曜日

ある家族と海水浴に行った。


小学6年生の女の子と高校3年の男の子、

そしてその母親、飼い犬も一緒だった。


いわゆる母子家庭の子供たちは

家族旅行も、海水浴もほとんど経験がなかった。


そこで一念発起して、疑似家族4人と犬一匹の

日帰り海水浴旅行とと相成ったのだった。




そして、今年、

女の子は中学生になり、

息子は高校を卒業した後、


一旦は就職して東京へと旅立った。


だが、せっかく正社員として食を得たにもかかわらず


3か月足らずで会社を飛び出し母の元へ帰ってきた。



今は押しも押されぬプータローだ。


中学生になった娘も

習い事や友達との付き合い(?)に忙しく


どこか連れて行きたくても最早とても家族旅行という雰囲気ではない。




―――――――――――――――――――――――――――

彼女の子供たちを見る時

決まってボクの子供の姿がフラッシュバックする。



思えば、ボクの子供たちも

無条件に親についてくるのも小学生までだった。



特に、娘に至っては

中学生になると突然父親のボクとは距離を置きだした。


息子が高校3年でアメリカに渡ってからは

母親べったりになってしまった。





それまで子供たちとは24時間、365日一緒に過ごした。


仕事場と生活の場が一緒だったので手伝いも小さいうちからさせた。


そうしたことにも素直だった。



その延長線上に400日間の家族世界一周があった。

この400日間は片時も子供たちと離れることはなかった。


貴重な経験だった。




そういえば、子供たちには反抗期らしきものはなかったように思う。


娘も高校を卒業するとアメリカへと留学した。

そして、先月結婚した。


順調に親の手を離れ、自活してくれている。



子供たちに感謝するとともに一抹の寂しさは否めない。



だが、その分小学生までに一緒に過ごした思い出は

鮮烈に心に焼き付いている。




―――――――――――――――――――――――――――――

ボクが言いたいのは、

子供が小学生までは出来るだけ一緒に過ごしてほしい、

ということだ。



どんなに親が子離れできなくても、

子供は独立していく。



「親孝行した時には親はなし」、といわれるが

「子育てをしたいときには子はいない」、といえる昨今だろう。



子育ては大変だ。

だからこそ楽しい。


手塩にかけた子供はいつまでも愛くるしいし、

子供も親を見放さないだろう。



子育てをアウトソーシングすれば、

年老いた親もアウトソーシングされるのは

当然のの巡り合わせだ。




ボクにも小さいころ両親がいなかった時期があった。


祖母に育てられた。

だから、祖母の胸の温もりは覚えている。


母の胸の温もりと

父親の温かい眼差しを感じて育った子に間違いは少ないように思う。



「乳幼児は肌を話さず、

幼児期は手を離さず、

少年期は目を離さず、

青年期は心を離さず」



という格言もある。





逆に今、

30,40,50代になって親元を離れられない

パラサイトシングルも多い。



「親離れしてほしくても、子はベッタリ」


結婚も、独立もできない、

あるいは、しようとしない大きな子供たちが何と多いことか。


大人になり切れない子供たち。





―――――――――――――――――――――――――――

夏の終わりにはどこかうら淋しい。

秋風とともにいつも何かを置き忘れてきたかのような感覚に襲われる。


子育ても、また然りかな。





【補足】

子育てについて語るとき、

常に脳裏にあるのは前妻との娘のことだ。



ボクは、彼女が4才の時に子育てを放棄した。


空白の23年間が過ぎて再会した後も紆余曲折があった。


今はときどき会い、メールや電話も欠かさない。

出来るものであるなら23年間の空白の穴を埋めたい。


虫のいい話ではあるが。



幸いにも前妻の愛と厳しさに支えられて

彼女は立派に育ち

家族を持ち逞しく生きている。




後ろめたさを死ぬまで引きずり続けるだろう。

だから子育てに関してとても偉そうに言えた柄じゃない。



だけど、これだけは言える。


3人の子供たちを心から愛している、と。

最高の仲間たち

2012年08月26日 | ライフスタイル
毎月一回開かれるフリートークのパーティ。


今回も素晴らしい仲間たちが

夏の終わりを満喫しようと大勢集まってくれた。










毎回毎回世界中の友達の輪が広がっていく。














平和の形ってこうして出来ていくもんなんだナーって実感する。

フリートークのパーティは、

2次会いらずでいつも深夜まで盛り上がる。

だいたい7~8時間の長丁場になってしまう。


みんなが楽しんでくれて

繋がってくれればそれでイイ。


そうそう、

フリートークのパーティって

そもそも合コンパーティから始まったんだ。

いままでカップルが4組出来上がっている。


そろそろ結婚まで漕ぎつけそうなカップルが誕生しそうだ。


そうしてみんなが幸せになってくれれば

ここまでやってきた甲斐があるってものだ。


皆のお蔭で

いい経験をさせてもらっている。


それぞれの人が

それぞれの数だけの人生を歩んでいる。


その一つ一つがドラマだし、ヒストリーになっていく。

素晴らしきかな、人生! 

好奇心こそすべての原動力

2012年08月25日 | 人生
何をやっても長続きしない。



それは、必ずしも飽きっぽいのではなく、

モチベーションが無くなるからだ。



日本語では「動機付け」と訳されるが

「やる気」といった方がいいようだ。。


motivationを英英辞典で引くと

eagerness and willingness to do something without needing to be told or forced to do it

自主的なやる気や喜び


もう一つは、

the reason why you want to do something

やる理由、意味。

つまり、意味づけ、となる。




長続きしないのは、


やる気や、

やる意味がなくなるからだ。


だが、無理やり気持ちや意味をくっつけても

本当の意味でのやる気の効用にはつながらない。



継続は力というように

何かをやる時に、『継続力』は何より重要な要素だ。


つまり、

継続はモチベーションをいかに保つかにかかっている。



どうすればモチベーションを保ち、

飽きずにやり続けることができるか。


つまり、やる気の源は何か。




それは、


それは、

 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
コーキシーン!

そう、

『好奇心』


好奇心があれば、自ずとやる気も湧いてくるものだ。



curiosity

the desire to know about something


何かを知ろうとする欲望であり、

someone or something that is interesting because they are unusual or strange

普通と違うもの対して興味を持つことなのだ。


日本語の辞書では、

【好奇心】 珍しいことや未知のことなどに興味をもつ心。「―が強い」


類語辞書 の検索結果では、

[共通する意味] ★ある物事にひきつけられる気持ち。特に心をひかれること。[英] interest


[使い分け]

【1】「興味」は、おもしろいと感じる気持ちや、知りたいと食指を動かされるような気持ちをいう。

【2】「関心」は、対象に向けて注意を払う心。

「興味」が対象のある一点に感情的に向けられることがあるのに対し、

「関心」は対象全体に理性的に向けられることが多い。


【3】「好奇心」は、

特に対象を限定しなくても、すべて未知のこと、珍しいことなどについて

もっと知りたいと動かされる心をいう。

俗な感じを含めても用いられ、時に行き過ぎたものとして扱われることもある




つまり、引き付けられる元らしい。


仕事にしても、趣味にしても、異性に対しても

引き付けられていなければ意味を失う。



俗に、何事も興味が無くなった時点で、アウト。


一つには、

陳腐化してしまうことに原因はある。


陳腐化を防ぐには、

新鮮な風を入れる必要がある。


そのために、旅の効用はある。

普段と違った空間に身を置くことだ。





「好奇心とは、欲望であり、下心である」

と、スパッと三浦しおんさんもおっしゃっておられる。



余談になるが

下心とは、

舌心とも書ける。


つまり、

舌(言ってることと)と心(思っていること)が一致しないといけない。


言動と本心が一致しなければ本来のやる気は出ない。。


コミュニケーションもまた好奇心の表れだ。


経営者の素質

2012年08月24日 | 仕事
経営者のミッションは

儲けること。

組織をまとめ率いること、なのか。



答えは


否だ。


では何か、

それは


孤独に耐えられること

そして

誰か(組織のメンバー)のために尽くすこと。



結果

組織はまとまり利益が出る。



ベンチャーに限っていえばこんな答えが待っていた。

特にVC(ベンチャーキャピタル)が好むシリコンバレーベンチャーの経営者の特徴だ。


■特徴その1:メガロマニア(誇大妄想癖)

 このカタカナにすると仰々しい英語(Megalomania)は、

日本語では誇大妄想癖という。

が、文字からイメージされるような悪いことではない。


簡単に言えば、

自分は他の誰よりも優れている、

必ず勝つはずだという強烈な自信と成功意欲にあふれている精神をいう。

俗にいう、オーラやカリスマだ。


■特徴その2:パラノイア(偏執症)

 パラノイア(Paranoia)は日本語で偏執症という。

このいかにも取っ付きにくそうな性格も、VCにとっては都合が良いとされる。


普段仕事をしている時は常人と変わらないが、

ある特定の妄想に取り付かれヒトが変わることがある。


いつ競合が現れるかわからない、

自社製品が問題を起こすか分からない、

従業員に裏切られるかもしれない……。


常に自ら不安をかき立てることで

24時間365日、勝ち続けるためにまい進するのが彼らの宿命だ。


この妄想に歯止めが利かなくなると、

被害妄想になり、すべての提案に攻撃的になり、

最後は独裁的になり組織から離れざるを得なくなるという危険性もある。


ただ、テクノロジーの世界のように技術進歩が目覚ましく、

絶えず競争にさらされている世界では、

多少はパラノイアでないと、勝ち残れないことは明白だ。


パラノイアが組織への健全なフィードバックとして生かされ、

企業文化の一部になることで、常に競合の一歩先を進む組織を作ることができる。


■特徴その3:ヒューメイン(人間味あふれる性格)

最後に、ヒューメイン(Humane)。

日本語で言う思いやりの心や、

義理人情といった人間味あふれるキャラクターである。


創業者が単なるメガロマニアやパラノイアであれば、

どんなにカリスマ性や実力があろうとも、長期的に誰もついていくことはできない。


ビジネスの勝負にどん欲な一方で、

無邪気であったり、ちょっと抜けていたり、

情け深い側面があるからこそ人はそのような経営者に魅力を感じ、ついていきたいと思う。




アップル創業者の故スティーブ・ジョブス氏、

インテルの元CEO、アンドリュー・グローブ氏、

オラクルCEOのラリー・エリソン氏、

フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏など、

皆この3つの資質を持った経営者である。




彼らと一緒に仕事をしてひどい経験をしたと漏らす人間も大勢いるが、

それを上回るだけの“信者”がいることは確かである。



ベンチャー企業の本質が、

新しいビジネスモデルで既存の企業に立ち向かうことか、

今存在しない市場を作り上げることだとすると


中庸をいくら極めても成功するはずながない。


いかに人がしないことに“根拠無き確信”“揺るがぬ信念”を持って挑戦し、

周りにクレイジーと言われても、

冷ややかな反応が続いても、

リソースの続く限り臆せず前進し続ける精神力


そのエネルギーが新しいベンチャーを創造する根本である。


さて、

どれだけの日本人にこの気概あるや、なしや。