世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ハバナビエハ(旧市街)の休日

2016年12月08日 | 
今回キューバへ行ってやりたいことは、はっきりしていた。

もちろん、学生時代からの思いを果たすことが第一の目的に変わりはなかったが。


キューバに行くならこれだけはやりたいリスト。
 
① モヒートをしこたま飲む



② キューバンリズムに浸り、サルサを踊る
 
        バンドと一緒になって演奏、ダンスをする筆者


        店の外で陽気にサルサを踊る80歳のおじいさん

キューバはお年寄りが元気だ(日本も見習いたい)


③ 葉巻を吸う (ゲバラと同じ銘柄)

④ ゲバラ ヘミングウェイの面影に浸る

⑤ カリブ海で泳ぐ


そしてこれまで海外に行ってチャンスがあれば必ずやってきたことに乗馬がある。

(これまで約20か国で馬に乗ってきた経験がある)


だが、最初キューバで馬に乗ることは想定していなかった。

キューバで乗馬というイメージがわかなかったのだ。

まさかキューバで乗れるとは。

嬉しい誤算だった。


ハバナには馬車がいたが、それはあくまで観光用だった。

それは高いだけで、ボクにとっては興味の対象ではない。


ニューヨークをはじめ、世界の多くの街では観光用の馬車が走っている。

ある意味見慣れた光景だ。


なぜ日本ではそうしないのか、不思議だ。

(湯布院の辻馬車はあるが)

熊本の街おこしで馬車の運航を提案したことがあるが、けんもほろろに却下された。

今一度、提案してみよう。(あきらめてはいない)


実は、もう一つ期待していなくて思いがけず実現できたことがある。

それは野球だ。

キューバは、中南米の中で唯一サッカーより野球が人気がある国である。

乗馬と野球に関しては、また別の機会に書くことにしよう。


ここでは、ハバナビエハ(旧市街)について述べよう。(前置きが長くなったが)


遅い朝食が済み、ハバナビエハ(旧市街)を散策してくるというと、

CASAの末っ子であるダニエルが案内を買って出た。

彼は、昨夜ここのママと一緒にボクを迎えてくれた男性だ。

ガタイが大きく、強面だが笑うと優しい顔になる。

どう見ても30代には見えるが、本人は22歳だというが信じがたい。


       モヒートでカンパイ!


強い日差しの中をブラブラと歩いて

10分ほどで目指すオビスポ(Calle de Obispo)通りにやって来た。

この通りがいわばメインストリートだ。



車が入れない遊歩道になっているので、

お土産屋やライブをやっているレストランなどを眺めながらのんびりと散策できる。


とりあえず通りの入り口にあるフロリディータ(Floridita)に立ち寄る。

ここはヘミングウェイが足しげく通った店で有名。

カウンターの端に実物大のヘミングウェイの像が設置されている。


      オジサンが居座って入る余地なし

いつもお客さんでごった返していて、とても近づけず、ダイキリにもありつけなかった。

(次回の楽しみに取っておこう)


ヘミングウェイはボクの大好きな作家。

実は、アメリカのフロリダ州キーウェストでも彼のお気に入りの「スロッピー・ジョーズ・バー」や

今は猫屋敷となっている彼の邸宅も訪れたことがある。


書店という書店に入り、彼の「老人と海」を探したがどこにも置いてなかった。

だが、古い彼の  を格安(2冊$10)で入手することができたのは実にラッキーだった。


      表紙が黄ばんだ2巻になっている小説集(お値打ち品)

そのあとは、数件のレストランバーをはしごし、

モヒートを飲みながら日が暮れるまでキューバンミュージックに酔いしれたことは言うまでもない。


      女性のバンドは珍しい




      オヤジバンドが多いな



いたるところでこうしたバンドが演奏し、歌っている。