世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

戦争と経済 (とるす問)

2014年07月03日 | 経済
経済と戦争は深い関係性を持つ。


安倍は日本再興のための三本の矢の一つに成長戦略を上げている。

これは言うまでもなく、経済復興である。

もっとわかりやすく言えば、景気をよくすることだ。


他の「財政出動」「金融緩和」に比べ「成長戦略」は国民の生活にとって

最も身近に感じられる。


懐が膨らめば何があっても大概のことには文句は言わないものだ。

だが経済が失速すれば、支持率は下がる。


政権を保持するためには、何が何でも景気浮揚策は貫かねばならない。

給料が上がれば、消費税が上がろうが、ガソリンが高騰しようが文句一つ言わないから。



とはいえ、少子高齢化、モノ余りで国内は頭打ちだ。

ならば、あとは海外に目を向けさせるしかない。


政府は今、製造業を中心に海外進出を勧めている。

文化の輸出、クールジャパン戦略もそのひとつだ。



そうしてもう一つの政府の切り札が、

軍需産業の復活だ。


ご存知だろうか。


6月、パリで行われた世界最大規模の武器展示会「ユーロサトリ」に日本企業12社が本格参加したことを。


参加した日本企業は三菱重工などの12社で、

装甲車や地雷除去装置、防護服等を展示した。


これは安倍政権が新たな「防衛装備移転三原則」を定めたからで、

この展示会で日本は正式に世界の「武器商人」の仲間入りをしたのだ。


        嬉しそうな防衛副大臣


既にこの時点で平和国家としての一線を越えてしまっていた。



日本には半世紀近く守ってきた「武器輸出三原則」があり、

武器や関連技術の輸出を事実上禁じてきた。

企業も展示会への出展を控えていたのだ。


ところがどうだ。

ことし4月、安倍晋三政権は従来の原則を見直し、

新たな「防衛装備移転三原則」を定めた。

紛争当事国を除くなど一定の条件の下で、むしろ積極的に武器輸出を促す姿勢に転じた。


そして、今回の集団的自衛権の閣議決定だ。


これは戦争への道という景気浮揚策にほかならない。



日本は時計の針を逆さに回し始めた。

大東亜戦争になだれ込んだ道に似ていないだろうか。


歴史には70年周期説があると唱える人がいる。


今年は終戦から数えて69年目。

日本人は、69年間武器を持って戦争に加担せず、

ひとっこ一人殺してはいない。


来年はその歴史を塗り替えるのちょうどいい節目なのか。




成長戦略という名の下の、富国強兵。

少子化対策という名目の、産めよ増やせよ。



戦争前の状況は共通性がある。


戦争は経済浮揚策の手っ取り早い手段である。

軍需産業は儲かるのだ。

武器商人が百鬼夜行し始めている。。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

隣人(友人)が血を流しているのに、黙って見ているのか。

戦争容認派はこぞってそう叫ぶ。



集団的自衛権の賛成派の議論はそもそも出発点が違っている。

なぜ隣人は血を流しているの?

なぜ、テロに襲われるの?


報復に次ぐ、報復の連鎖を招いているのはどこの誰?


そんな馬鹿げた戦争に、なぜ加担しなければならないのか。

隣人が怪我をしたなら、手当をしてやればいいじゃないか。


戦争容認派は、隣人を怪我させた相手に報復しろというのか。


隣人に言えばいい、

怪我をするようなことはやめなさい、と。


キリスト教徒の報復の論理、目には目をを真似する必要はない。

子供の喧嘩に親が出て、相手の子供やその親をひっぱたかなくてもいい。

馬鹿なことはおやめなさいと言ってやりなさい。



我々は、戦争への道を止めなければならない。

ならばどうすればいいのか。


声を大きくして安倍内閣を退陣に追い込むのだ。

そして解散総選挙に持ち込む。


安倍晋三さようなら。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日本人の心は、平和と礼節にある。

それゆえに、世界から尊敬されている。


それを捨ててはいけない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

中国が攻めてきたらどうするの?

そう言うだろう。


その時こそ自衛隊が活躍する時だ。

そして、日本国民が一致団結してことに当たればいい。


そうした事態は起こらないと確信するが、

覚悟だけはしていたほうがいい。


ファイティングポーズはいらない、

ディフェンディングポーズを忘れるな。

不確実の時代

2014年02月12日 | 経済
"The Age of Uncertainty" 邦題は「不確実性の時代」


ボクの敬愛する無類の経済学者ガルブレイスの名著だ。

1977年といえば日本はまだ高度成長時代の最中にいた。


そうした時期に大恐慌、世界大戦、巨大企業の支配、貧困問題、核の脅威…

といった拡大する「不確実性」を予見して資本主義の本質を抉り出した。


彼は、物質生産の持続的増大が経済的・社会的健全性の証である、とする考えに対して疑問を投げかけている。

この立場から彼はしばしば「脱物質主義者」とみなされ激しいバッシングを受ける。


叛旗の急先鋒となったフリードマンの『選択の自由』で示された政策は

新保守主義の経済政策の支柱となり、

英国のサッチャー政権や米国のレーガン政権において実施され、

日本でも中曽根政権から小泉政権での「聖域なき構造改革」にいたる政策で実施された。


『選択の自由』は影響力の点では一時的には『不確実性の時代』を凌ぐものとなったが、

サブプライムローン問題に端を発する2008年の世界同時株安によってその評価は急落した。



ところがどうだ、

安倍政権によってその亡霊が再び復活してきたかのように見受けられる。

2013年は、日本復活の年だった。


だが今年に入り、雲行きがかなり怪しくなっている。


実態とかけ離れた株価の高騰のあとの暴落。

急激な円安。


そして、揺り戻し。


経済がおかしくなると当然政情も不安定化する。

そしてそれは世界に蔓延する。


中でも隣国・中国の動きは不気味だ。

中国はいつも国内が不安定になれば、外圧をかける。


中国の情報は常に信評性を欠く。

あちこちで暴動がおき、経済破綻を招いていることはほとんど報道されない。


外資や富裕層は脱出を図っている。


なのに日本はまだ中国頼みなのか。

極論だが、中国が亡くなっても日本は生きていける。



経済、政治に加えて、予想し難いのは自然の変化だ。

世界のいたるところで異常気象が起きている。


関東地方の大雪も然ることながら、

アメリカ合衆国南部の大雪をどう見るか。


世界の至るとこでの洪水。

いまイギリスが溺れている。


温暖化に異議を唱え、地球は氷河期に向かっているとする説。


放射能の驚異も目に見えないだけに人の意識で様々だ。


医療の進化でいたずらにに寿命を伸ばすことは、

本当に人類の幸せにつながるのだろうか。


これは人間の本質に関わる永遠の問題だ。



我々は一体何を信じ、何をすればいいのか。


これだけ情報が発達していながら、

迷いは増える一方だ。


あまりに選択肢が多すぎる。

決めきれないでいる。



何が正しくて、何が間違いなのか。

すべてが正しくもあり、あらゆるものが間違いでもある。


拠り所のない時代。

彷徨(さまよ)いの時代。


まさに、不確実の時代なのだ。


平和の輸出

2013年08月09日 | 経済
戦後、めまぐるしい日本経済の発展は

輸出産業とりわけ、原料を輸入し製品を輸出する加工貿易を中心に栄えてきた。


もちろんそれに伴い所得も増え、人口増加も相まって

住宅や家電、車といった内需の伸びにも大きく貢献したことはいうまでもない。。



その成長要因が総崩れとなった今、

日本は何に頼ればいいのか?



製造業としての製品は、

ほとんど新興国を中心とする外国に拠点を移すだろう。


優れた技術力を誇る日本は、

一部職人技的製造開発は残るものの


それだけでは一国の財政は賄えなくなることは必至である。


それを待たなくても、国の借金は増える一方で

何時財政破たんしてもおかしくない状況にあることはいうまでもない。






では、これからの日本は何を糧にして喰っていけばいいのか。


日本はどこよりも誇れるものを持っている。




それは、

文化と平和である。


加えて、風光明媚な自然と町並み、

そして何より大きな資源は、水である。


中国が目をつけて必死で買い漁ろうとしている代物だ。。



観光・文化を柱として海外からの観光客や移民を増やすことは当然の政策である。


だが、受け身だけではなく

それを積極的に外へ向けて発信しなければならない。



つまり、文化と平和を輸出するのだ。


これこそまさに「クールジャパン」の神髄といえる。


だが、形の無いものをどうやって輸出するのか。

それを考えなければならない。


JETRO(日本貿易振興局)は、政府の命を受け、

「クールジャパン制作本部」を立ち上げて必死で模索している。



実は、今年三月、

ベトナムのハノイにあるJETROを訪れた時、

担当はボクのクールジャパン構想をあっさりと否定した。


理由は、

JETROは物品の貿易振興に携わるところで

文化に関しては一切係わっておりません、ということだった。



ナントそれから半年もたたず、舌の根も乾かないうちに

手のひらを返すようにJETRO内に「クールジャパン対策本部」を立ち上げたというから

政府の必死さが窺い知れる。



ボクにとっては、願ってもない動きで、

今後JETROと連携して具体的内容を詰めることにした。






というわけで、

NPO法人「インターナショナル プロジェクト協会」は、

今まさにこの課題に取り組んでいる。



外国人を招き、現地の人々との融和を図る。

と同時に、海外に日本文化を輸出するのだ。


ひいてはそれが平和の輸出と繋がっていく。



日本文化で海外に誇れて輸出できそうなものの筆頭として

「おもてなし精神」がある。



「もったいない」、「お陰様」といった

節制と謙譲の心も大きな日本の財産だ。



まずは、親日的で日本人の心を取り入れやすいベトナムから攻めていくことにする。


来月早々、また渡越する。

具体的にどこでどう広めていくかを決める大きなミッションを抱えて。


現地の人との交流を含め視察、観光を兼ねた同伴者を募っている。

興味がある方はご一報いただきたい。



世界が広がり、人生を変えるたびになることは請け負います。





【追記】


軍需産業は莫大なお金を生んできた。

武器という目に見える代物で人を殺しながら荒稼ぎしている。



だが、これからは目に見えない平和産業をいかにビジネスに替えていくかを考えなければならない。


武器商人としてではなく、

平和の使者として。



NPO法人『インターナショナル プロジェクト協会』は、

そうした活動を皆さんとともにやっていきます。


来たれ!同士!!



【追記2】

今ベトナムの店のスタッフを日本(熊本)に呼ぶべき手続きを行っている。


           短期滞在査証(ビザ)手続きチャート


順調にいけば彼らは11月には日本に来れるだろう。


それだけ、簡単に日本に来れるように制度が変わりつつある。


時代の流れは速い。

政治も経済も、何事も急速に変化している。




【今日の格言】


今ダメだからといって、

明日もダメだとは限らない。


執拗に粘り強く交渉を続けることだ。


そうすれば望みは必ず叶う。

株高円安

2013年02月25日 | 経済
最近の株高円安。

金融緩和論者の日銀総裁起用。

TPPへの事実上の参加表明。


アベノミクスは成功したのか。

結論はまだ先にならないと分からないが

今のところ効果はてき面に現れている知っていいだろう。



個人的には、円安は痛い。

海外旅行組、輸入業者等にとっては不都合極まりない。


だが、マクロ的視線で見ると

日本経済が好転すればまわりまわって良い方向に進むことになる。


現にガソリンに現れているように輸入品が値上がりする。

消費税も上がる。


特に年金生活者、生活保護者には痛い政策だ。


だが、景気が良くなり収入が増えれば、それもさほど問題ではなくなる、はずだ。


ポイントは、収入が増えるか、という点にある。


株価が上がれば上場企業の含み資産は増え、個人投資家は喜ぶ。

だが、ボクを含めた一般の庶民は、直接好影響は受けない。


むしろ、インフレで物価が上がるのが痛い。


デフレ脱却、2%以上のインフレ政策は結構だが、

それ以上の所得増加計画も立ててもらわねば割に合わない。


企業ばかりが内部留保を増やすだけでは困る。

ただ、資本主義経済の下では、

こうして持てるものと持たざる者の格差が開いていくのは必至である。





安倍内閣の支持率が70%を超えた今、

このまま行けば夏の参院選でも自民党が圧勝し、


また、独裁政権が生まれることとなる。

民主党は風前の灯となり、2大政党政治は画餅と化すだろう。



実は、これは危険な兆候なのだ。

あれよあれよという間に、日本は右傾化し、


中国、北朝鮮の脅威と重なって、日本も軍事強化に走るだろう。


これはまさにいつか来た道を辿るのだ。


世界がグローバル化し、あらゆる分野で一国だけでは太刀打ちできなくなっている今

昔の姿がそなまま再現されることがないことを期待する。



真の答えは、

自民党独裁政治が始まる秋以降出てくるだろう。



これからが本当の日本人の真価が問われる時なのだ。


誤った道へ進もうとしている危険性を、

集団思考の強い日本人は果たして止められるのか。



答えは、


否だ。


だからそれを見越して、今どう動くか、

それが個人個人に課せられている。

副収入

2012年02月28日 | 経済
こういうご時世である。



本業一本で


やり切れればいいが


なかなか厳しい。




共働きの


サラリーマン家庭でも


楽ではなかろう。





子供がいれば


なおさらのことだ。





当方も


例にもれず


毎月の資金繰りに追われる日々。






こんなとき


わずかでも副収入があったら



正直嬉しいものだ。









さて

どうしたものか。





何かいいサイドビジネスはないものか。





やはり


時代を反映してか



いろんな誘いが来る。





ネット上にも


その手の甘い文句が並ぶ。





アフィリエイト、


FX、


ネットビジネスなどなど。





関連する教材も


数多とある。





英会話教材と同じく


サイドビジネス教材を買うだけでも



破産しそうだ。








国民年金はおろか



企業年金も当てにはならなくなってきた。




AIJのように


使い込まれては


ひとたまりもない。






今は良くても



この先どうなるか


保証は全くない。





国や地方に頼るのはもちろん


企業にさえ不信感は募るばかり。





公務員だって


安穏としてはいられない。






こんな時代である。



自分のことは



誰に頼るでもなく

自分で守らなければならない。




セーフティネットは


自分で張らなければならない。




自主防衛。






ただ


言えることは、




一攫千金を狙ってはいけないということだ。




サイドビジネスといえど


コツコツ型が


求められる。






ありあまる情報に惑わされることなく


自分に合った



健全なものを選びたいものだ。






【心得】


経済の安定が


心の安心につながる。




欲を出してはいけない。





自分の性格に合ったもので



人のためになるものを選ぶ。




それがコツだ。




【追記】


『サイドビジネス研究会』

を立ち上げました。



まだ何をするかは決めてないけどね。

開国か攘夷か  TPP論議

2011年11月08日 | 経済
TPP(環太平洋経済連携協定) に対する


議論が

日増しに高まっている。




特に

反対派の気勢が激しさを増しているようだ。






江戸末期を彷彿させる。




それを意識して


推進派は


「平成の開国」 とまでぶち上げる。




ならば


反対派は


攘夷か。





保守と革新の一騎打ちのようにも写る。





歴史的に見れば


流れは




 「開国」


「革新」
 


へと向かってきたのではないだろうか。




どんなときにも


反対は伴う。





新しいこと、


今までなかったことに対する不安は


つきものである。




実際に


痛みもある。




失敗もある。


すべてが良くなったわけでもない。






だが


改良には



必ず改悪が伴うものだ。






ベルリンの壁の崩壊然り。





日本の政権交代、


然り。







分かっている弊害なら



事前に取り除き、





後から気づく欠陥なら



その都度改める必要があろう。




それくらいの柔軟性を持たなければ


いつまでも

今の暮らしにしがみついていなければならない。







TPPは



関税引き下げだけでなく、


医療や郵政、金融、食の安全、環境など、



さまざまな分野の規制緩和につながる可能性がある。





農業や



教育、


医療制度等々




改良の余地があるものだらけだ。






反対派は



既得権益を守りたいだけではないのかと




穿ってみたくもなる。






幕末の攘夷が



武士という


特権階級にしがみついていたい


(もちろんそれだけではないだろうが)


のと似てはいないか。








TPPはの交渉の参加は




日本の


日本人の




懐の深さと


知恵を




発揮するよい機会にもなるのではなかろうか。






米国の思惑が


見え隠れするのは当然のことだ。





反対派は


TPPは



アメリカを利するだけだと云う。




ならば


それを出し抜くくらいの




知恵と度胸



日本人には必要だ。


(本当は、そこが問題なのだが)





傍若無人な某学者が



テレビのワイドショー等で



反対論をブルのは


ご愛敬かもしれないが。







それに



中東を中心に起きている



流血の民主化改革や






米国等の


Occupy Movement (貧富格差是正運動)



とは




日本の動きは


全く次元を異にしている。



(貧富の格差を助長するかもしれないが)





それだけに


まだ


日本は



平和で



生温いといえるかもしれない。





ある意味


良いことなのだろう。










常に


改革には弊害は付きものだ。





弊害だけに焦点を当てると


何事も進まない。





弊害を十分認識した上で、



利点こそ語るべきではないだろうか。








明るく


希望のある日本を取り戻すためにも





も一度




忘れかけている


「ハングリー精神」 と



「チャレンジ精神」 を




蘇らせるためにも





いい機会になることは間違いないだろう。




また



そうしなければならない。








昔は良かったと語る



懐古主義は


飲み屋での話の種だけにしておきたい。






【蛇足】


とはいえ


この歌はいい。




懐古主義の最たるものだが。





「遠き昭和の..」     歌,小林旭

なぜ為替市場介入するのか

2011年08月06日 | 経済
 政府・日本銀行は4日午前、

外国為替市場で円売りドル買いの市場介入に単独で踏み切った。

当然

史上最高値を記録した

急激な円高進行に歯止めをかけるねらいだ。



一時的に

1ドル80円台まで戻した。





功を奏したかのように見えたが


明くる日には

すぐに円高に戻り


現在、78円台と

円高傾向は続く。



政府は再び介入する気配を見せている。





一方


アメリカのデフォルトは当面回避されたと言え、


ついに

アメリカ債も格下げになったし


ドルとアメリカの威信は失墜している。






これ以上

紙くず同然のドルを税金で買い集めて



一体どうするというのか。



今や

世界の資産は 「金」 へとシフトしている。





とはいえ


日常では

紙幣が流通していることには変わりはない。




いくら 「金」 の価値が上がっても

金貨や金の延べ棒やネックレスを持って



普段の買い物ができるわけではないのだから。






翻って

個人的には


円安が助かる。


海外に行くし

送金したり、


輸入したりする身には


円高さまさまだ。



このところ

ずっと円高の恩恵を被ってきた。




ビジネスが不調の昨今、



ボクにとっては

この円高がせめてもの救いだった。




なのに、


何故、政府・日銀は余計なことをするのか。



ほっときゃいいのに。



どうせ

急場しのぎにすぎない。




輸出産業に大打撃だとか


産業の空洞化が起きるとか

表向き繕っても


この流れは変えられないだろう。




日本の職人技は


歌舞伎などと同様

伝統として残す必要はあろうが



製造業や


サプライチェーン


輸出産業一辺倒に

日本の経済を托すのは



もはや

時代遅れとい言ってもいいのではないだろうか。




覚悟して


その中で生き残る道を模索すべきだろう。



頼りない政府に

甘えてばかりはいられない。





日本の産業も


日本人も


海外に打って出なければならない。




既に流れはそうなっている。



ここは

流れに抗っているより、


流れに乗るほうがはるかに賢明な策だ。






そのためにも


「英会話力」 は


最低限必要となる。




結局

ボクの論理は

どうしてもそこへ行きつくことになるのだが、




日本人が

日本人として



国際社会で生き残っていくためには


必要最小限 「英会話力」 を身につけねばならない。




これは


国際人として生き残るためのツールなのだ。




も一つのツールである


モバイルを扱う上でも



その 「英語力」 が必須となる。


㊟ ここは 「英会話力」 でなく

      「英語力」 である。


     「英語力」 と 「英会話力」 は全く違う。

      このことについては後日説明します。








世界に例を見ない少子高齢化に加え


人口減少も歯止めをかけることはできない。




かといって


移民政策も遅々として進めることができない

保守的国民性は



早急に払しょくしなけれ


国として立ちゆかなくなるだろう。




ノルウェーのように


移民を嫌う


極右勢力が暴走しないことを祈るばかりだが。





とにかく



いつまでも

日本国内に引きこもっていては


日本国民は精神的にも餓死してしまう。




【お勧め】


「英語は苦手」

「英語は自分には関係ない」


等と思っておられる方は



手遅れにならないうちに


「フリートーク」 に来てください。



新しい世界が待っています。



まずは

お電話を!


Tel.096-223-5698





そうそう

今夜は


「フリートーク」 で


BBQパーティ をします。


どなたでも参加できますヨ。




詳細は

サイドバーをご覧くださいnネ。




まずは


一歩を踏み出す 


「勇気」 を!!

モラトリアム  いよいよ切羽詰まってきた

2011年07月29日 | 経済
資金繰りが

のっぴきならないところまで逼迫している。



このままいけば


自己破産に追い込まれる。




まだまだ

借り入れ残が1,500万円ほどある。



毎月


25万円ほど返済していかなければならない。





預金を切り崩しながら

なんとか



やりくりしてきた。





それに加えて


今年から

新たに教育ローンの返済が始まった。


(月々3万円ほど増えた)





そして


新しい事業


「フリートーク」 を

始めている。




こちらも


開業以来


赤字で




手出しが続いている。






預金もよいよい底をついてきた。




夏休みに入っても

売り上げは思うようには伸びない。






もうこれ以上


自腹を切ることはできない。



文字通り

「切腹」 であり


自殺行為だ。




つまり


差し押さえを喰らい


自己破産するしかない。






さて


どうするか?





それでも


やりくりして

乗り切らねばならない。




何としてでも。





そこで


「モラトリアム(支払い猶予)」 という


手段に出た。



つまり


借金返済を待ってもらうというもの。





幸い

中小企業等金融円滑化法(モラトリアム法)


施行されている。



金融機関に義務化はされなかったが


「努力義務」 とされているものだ。





幸か不幸か



教育ローンも含め、



借り入れの大半は

某政府系金融機関からのもの。





早速

申請してみた。




さて

結果は・・・・。



(明日に続く)






経済は魔物

2011年01月29日 | 経済
日本は財政破綻するのか?



財政破綻とはどういうことなのか?


財政破綻すれば、


我々の生活はどうなるのか?





すべて


諸説紛々である。




はっきり言って


誰にも分からない。






諸説はすべて仮説であり


ホントのところは


なって見て


始めて分かるだろう。






とはいえ

気になる。






では

過去に学ぶ。


97年の韓国。



これは厳密には

アジアにおける通貨危機。




01年のアルゼンチン。



そして



ここI~2年の


ギリシャ、アイスランド。




だがこれらの例を

一括りにすることは危険である。




財政破綻、

経済破綻といっても



まったく意味が違うし、




それぞれの国においても


破綻の内容はまったく異なる。





だが、



これだけは言えそうである。






10年スパンで見れば




破綻しても復活できる、と。






身近な例として


会社の倒産や


自己破産を思い浮かべればいいかもしれない。




大変な危機であることは間違いないが


それですべてが終わるわけでもない。





国にしろ、


会社にしろ



個人にせよ




そこ(底)からどう立ち直れるかどうか


にかかってくるのではなかろうか。




ある種

薬でごまかしながらの延命治療を続けるか



一か八かの大手術に打って出るか



の選択に似ているかもしれない。





いずれにせよ


そのためには



想定される危機に備え


「勉学」 を怠らず


あらゆる意味での

「気力・体力」 を養っておくことだろう。





いたずらに不安だけを持つ必要はない。






【補足】


日本再興のカギは


「デフレ脱却」



「円高是正」


にかかっているのではないかと考える。





個人的には


特に円高の恩恵にあずかっているのだが・・・。




渋滞予想に見る経済予測

2010年08月19日 | 経済
お盆の渋滞予想は見事に外れた。


消費者心理を見損なったものと言える。


『お盆の渋滞、予測は「過去最多」 実際は「大幅減少」』

と、朝日新聞の見出しが語った。



記事の内容は下記の通り。



 高速道路各社は17日、お盆期間(8月5~16日)の10キロ以上の渋滞は448回で、昨年(520回)より大幅に減少した、と発表した。各社は今年、「休日上限1千円」割引と全国50区間の無料化の影響で過去最多の渋滞を予測していたが、渋滞を避けて深夜や早朝に利用する人が増え、予測を大幅に下回った。

 30キロ以上の激しい渋滞は今年26回で、平日も休日割引が適用された昨年(56回)の半分以下。全国で最も長い渋滞は、休日割引が適用された14日夕の常磐道上り水戸北スマートインター(茨城県)付近で52.8キロ。次いで12日朝の東名高速下り岡崎インター(愛知県)付近で51.7キロ。

 期間中の主要21区間の平均交通量は昨年より1%減。昨夏は計8日間に休日割引が適用されたが、今年は4日間だった。それでも、主要区間の交通量は休日割引導入前の一昨年と比べて5~1割増で、ここ2年で高速道路の利用は大きく伸びている。

 今年、渋滞が昨年より大幅に減った背景として、高速道路各社は(1)ふるさとや行楽地へ向かう車が休日に集中しなかった(2)都会へ戻る車は土日に集中したが、渋滞が起きにくい夜間や早朝の利用が増えた、と分析している。

 無料化区間では、予測では10キロ以上の渋滞は41回だったが、実際は11回だった。予測になかった北海道の道央道下りで20キロ以上の渋滞が起きる一方、12回と予測された新潟県の日本海東北道では1回と、予測との大幅なずれが目立った。東、西日本高速道路は「無料化から間がなく、予測するデータが乏しかった」としている。



これは何を意味するのだろうか?

記事が、背景という2つの理由以外に、もっと深刻な意味があるように思う。



つまり、

予想以上に、景気の落ち込みが深刻だということが一つ。


も一つは、

日本人の、旅に対する姿勢の変化だ。



注目すべきは、2つ目だ。

出不精になった国民は、より閉塞性を高め、


精神的にも委縮していると思われる。




これは、すべての面において発展を阻害する重大な要因となりうる。



なにせ、


人生は「旅」なのだから。



旅のない人生は、

砂を噛むような味気ない人生になりかねない。


もっと大胆に旅せよ、日本人!


回転シャブシャブ(?)

2010年06月09日 | 経済
ユニークなお店を発見。


っていうか、連れて行ってもらったんだけど。

美女(?)3人に。



店に入った瞬間は、

あっはー、回転寿司屋か、と思った。


だが回ってるネタを見ると、

寿司ではない。



肉、魚、貝、エビ、野菜、諸々のものが回っている。


このまま食うのかと、引き気味に席に座ると、


店員が何やら小さな鍋を、目の前のカウンターの穴に据える。


鍋の中身は、スープかと思いきや、

下のダイヤルで加熱しだした。



ハ―ァ、どうもこれに回っている好きな具材を入れて、

タレをつけて食べるらしい。


一人前鍋料理か?

薄くスライスされたアメリカ牛が人気らしくなかなか回ってこない。


やっと来たのをサッと取って、

グラグラ沸き立つスープにくぐらせる。


これはまさにシャブシャブだ。



おひとりさまが増殖中の日本では、

ヒットするかも。



逆輸入しようかなァ。




そうそう、値段は、


なんと


ナント、


取り放題、
(一皿いくら、なーんてみみっちくナイ)


500円(100,000DN)だ。



安ーい!


30皿異常は一人で食べたかも。

だって、数えきれないんだモン。


彼女たちがドンドン入れてくれるしィ。



ビール2本は別だけどネ。


当たり前カ~。


投資

2010年06月08日 | 経済
株はやらない。

まして FX や金などの商品相場にも手は出さない。


自分に投資はする。

いわゆる、自己投資。


旅もその一つだ。


だが、ただただ観光の旅、

放浪の旅だけでなく、


そこの生活にベッタリ入りこむ旅が魅力的だ。


旅は、

ある意味、騙し騙されの世界。


駆け引きの世界なのだ。


日常的にそれを繰り返すことで、

勘が生まれ、育っていく。


土地勘もそのうちの一つだろう。



カオス。


この混沌の中で、

研ぎ澄まされた勘を磨くのは並大抵ではない。


生き馬の目を抜く世界での緊張感がまた、イイ。


ぬるま湯の中にばかりいると、

むしろストレスとなる。



サア、飛び出そう! 世界へ。

資金繰り 2

2010年01月30日 | 経済
借入残高1、000万円の返済を猶予してください。

教育ローンの追加申し込みをしたい。



この同時に二つの申し入れに対し、

まず公庫の返事はこうだった。




「返済できないのに借入れはできません」

今借りている金を返さないで、

新たに借り入れることなどもってのほかだと言うのだ。

ブレーキと同時にアクセルを吹かすようなもの。



ごもっとも!

そんな虫のいい話はナイ。



で、

その後どう言ったか。

「どっちかにしてください」 

これまた、ごもっとも。



「娘の教育ローンです」

ボクはすかさず答えた。


後、一年余り、ナントカ娘の夢をかなえてやりたい、

石にしがみついてでも。

たとえそれが小石であろうとも。


だが、さらに追い打ちがのしかかる。

「借り入れ申請は一年に一回です。

あなたは昨年5月に借り入れてますので、それまで出来ません」


喉から手が出そうなぐらいの心境を逆なでする冷たいお言葉。


もはや撃沈か?



しかし、


そこに救いの言葉が隠されていた。


担当者は、おもむろにパンフレットを取り出し、

ニコリともせずにこう告げる。


「今、教育ローンの貸付内容が変わりまして」

どれどれ。


湧くが200万円から、300万円になりました。

返済期間も10年から15年に延びました。



それを早く言え!


悪魔のベールの下に天使の羽が隠されていた。

チョッと大げさだが、思わずボクは微笑んだ。



ジャア、5月になればあと170万円借りられるわけですね、と。


「必要書類と条件が揃えば、あくまでも審査の対象にはなります」



何事も、そう甘くはないが、

一縷の望みは必ずあるものだ。



明後日、ヒューストンに行って、ユックリ子供達と相談してみよう。



夢は、叶えるまでのプロセスが面白い。

叶えられた瞬間、夢は夢でなくなって消え去る。

資金繰り

2010年01月29日 | 経済
日本政策金融公庫(前の国民金融公庫)に出向いた。


目的は二つ。


一つは、

民主党が昨年打ち出した、支払い猶予(モラトリアム)のお願い。

その恩恵にあずかろうというもの。


というのも、まだ1,000万円ほどの借り入れ残高がある。

月々10万円ほどの返済をしている。


それを暫らく待ってもらおうと言うものだ。



理由は二つ。

一つは売り上げが極端に落ち込んでいるため。

そしてもう一つは、

ニューヨーク留学中の下の娘への毎月20万円という仕送りがあるためだ。



その、娘への仕送りのための教育ローンの追加借り入れをお願いするのがもう一つの目的だった。


18歳の次女は昨年5月、2年間のダンス留学のためニューヨークへと単身旅立った。

そのため昨年教育ローンとして130万円借りた。


枠は200万、返済期間10年という条件。


9か月が過ぎ、すでに底が尽きている。

残りの70万を借りてでもナントカ繋がなければならない。



ボクの3人の子供たちは、それぞれに必死に夢に向かって努力して進んでいる。

子供の夢を叶えるため、サポートするのは親として当然の務めだ。


だが、ただ単にお金や物を与えて甘やかすのではない。

そこには責任と義務が生じる。


大人になり、社会に出れば返済は子供たちがしなければならない。

そのことをわきまえさせたうえで、親として出来る限りの努力も惜しまない。



親には親の夢がある。

ともに夢に向かって歩む姿を描くことで、

生きる喜びを分かち合いたい。




その一環として、公庫へと出向いたわけだが。



親の夢として、

1,000万円の借金の支払い猶予をお願いするため。

そして、

子供の夢として、

70万円の教育ローンの追加融資を受けるため。




ボクの申し出に公庫の意外な答えが待っていた。





ref; Student Loan Consolidation Info Visit to http://bit.ly/8RjB97


激戦区

2009年12月16日 | 経済
夕方、銀座と友人と歩いているとアバクロの前に人だかりが。

言わずと知れたファースト・ファッションの老舗だ。


表参道同様、H&MやGAPやZARAなどがひしめく激戦地。


アバクロにとっては、アジア初のフラッグ・ショップとなる。


アメカジながら価格は高め。

セレブ御用達ということもあり、デフレにあっても妥協を許さない。


似たような○○クロなど、安売り一本で売上を上げている業界が多い中、

かたくなに自分の姿勢を貫く姿は、好きだ。



店に入れば時間と金を浪費することは分かっている。

友人も言わずもがな、

店を横目に通り過ぎた。



さて、どこまで根付くか注目したい。