世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ノマド

2009年11月30日 | 人生
ノマド nomad

遊牧民のことだ。


ライフスタイルにも使われるし、ファッションにも使われる。

「森ガール」 のように。



最近は、ワークスタイル、ワークライフバランスの範疇としても語られる。



もともと遊牧民とは?

一定の土地に定住せず、牛や羊などの家畜とともに水や草を求めて移動し、
家畜を使用する牧畜形態を営む民族、

ということになろうか。

なんとなくロマンを感じる。



実際それに近い生活を試みたことがある。

馬と犬を連れてトレーラーで移動したりして。

この日本でだ。

無理がある。

狭い。

土地も道も、そして人間も。

もともと日本は農耕民族で成り立っている。


ここで遊牧生活すること自体に無理があることは承知している。




家畜、動物抜きの遊牧生活はどうだろうか。

そもそも、それは遊牧と言えるのか?


似非(えせ)遊牧生活。

これならいいだろう。

憧れる。



本来の遊牧民にとって、家畜が生活の糧なら、

現代の遊牧民は、ITを携えて、生活の糧にすることができそうだ。


実際多くの人が憧れ、チャレンジしている人もいると思う。

ボクもその一人だ。



それにはまず、武装しなければならない。

IT武装だ。


まずは、現代三種の神器。

3C。


computer, cell phone, camera and card

パソコン、携帯、デジカメ

さらに、

移動という 「旅」 を基本的生活のスタイルにしなければならない。




旅の空の下でも、

日常とさほど変わらない生活が出来る。

いつもと同じ仲間と話し、

情報を入手し、

自分を発信する。




だけど、

風景が違う、

空気が違う、

匂いが違う、

人が違う、

言葉が違う、

食べ物が違う、

習慣が違う、etc.


これだけでも、

自分が変われる。

経済情勢

2009年11月28日 | 仕事
ドバイ・ショックでまた世界に激振が走った。


ボクにとって円高は有難い。

唯一の明るい材料と言える。



14年来と言うが、これはボクが1995年から1996年に世界一周した時の水準だ。

その時も円高に助けられた。




だが、

マクロ的には、

そして、中期的にも日本経済は悲惨な傾向にある。



デフレの底は果てしなく深い。

いくら安くしても、いらないものは買わない。


企業も消費者も共倒れの感さえある。



もはや市場は戦場と化している。

生き残りをかけたサバイバルゲームだ。



言えるのは、

日本だけをターゲットにしていては立ちいかなくなる、ということだ。


世界を見渡して、ビジネスチャンスを窺う。


そのためには、

国際起業戦士としての武装が急務であることは論をまたない。

死亡事故

2009年11月27日 | 国際
昨夜遅く、ハノイ・ノイバイ空港に着いた。

そこからタクシーでホテルへ。



タクシーが走りだして間もなく渋滞しだした。

こんな時間に、こんな場所でありえない。

事故でもあったのだろうか?


運転手は英語が通じないが、そんな感じの様子だ。


ほどなくノロノロ運転が続くと、思わぬ光景が飛び込んできた。


大破したバイク。

その横に横たわる人影。


かすかな外灯に映画の一コマのようにその場景は浮かびあがって見えた。


ナント、

頭から下半身にかけて、血の海だ。

男は、ピクリとも動かない。

明らかに死んでいる、としか思えない。


離れたところで数人のやじ馬が見ている。

誰も触れようとしない。


ぶつかった相手らしき車も人もいない。


ただ、薄明るい外灯に照らされた横倒しの壊れたバイクと血の海に浮かぶ男の横たわった姿があるのみ。


警察も、救急車も居ない。

渋滞しだしてから10分以上は経っている。



ボクは慌ててデジカメのシャッターを切りながら、吐き気を催した。

ボクを乗せたタクシーの運転手も、何事もなかったかのように素通りしていった。



その夜、

その光景が脳裡から離れなかった。


気が付くと、ベッドの上で汗ビッショリになっていた。

幸せの大きさは?

2009年11月26日 | 人生
あなたは自分が幸せだと思っていますか?


ホントはみんな幸せなのです。


デモ、その幸せの大きさや形は人それぞれ違います。


幸せの大きさは、









自分の心に比例します。


なぜなら、幸せはいつも心の中にあるから。


だから、


心の大きい人は、

幸せも大きいのです。


心の広い人は、広~い幸せを持っています。


反対に、

心が狭く、小さい人は、

それなりの幸せです、ネ。

旅余命

2009年11月25日 | 
パスポートの延長申請に行った。

2月で切れるからだ。



ご存知のように、5年と10年がある。

手数料は11,000円と16,000円。

5,000円の差だ。


申請用紙を前に、ハタと考えた。

10年後、まだ旅しているだろうか、と。


たとえ生きているとしても、

旅のできる状態にあるかどうか、と。


お金や時間がいくらあっても、

興味や気力がなければ旅には出れない。



旅するのは多大のエネルギーが必要だ。

体力はもちろん、精神力、

とりわけ

「好奇心」 力が左右する。



希望的観点から、結局10年にした。

メルマガ

2009年11月24日 | 勉学
本棚を見ると大体その人がどんなことに興味を持っているのかが分かる。

モット深読みすれば、その人となりすら読み説くことができる、という。


マンガが多い人、ビジネス書、自己啓発書、小説などなど、

お宅にお邪魔するとまず書籍を見る。

意外な発見をすることも。



今は、

読んでいるメルマガを見ると、その人が分かる。


ちなみにボクは、

英語関係、自己啓発関係が多いようだ。


自分が何に傾注しているか、自己判断にも出来る。



自分のメルマガも発行するよう以前から企画するが、

ナカナカ実現に至っていない。



メルマガは、

テーマを絞り込み、継続性が要求される。


テーマの絞り込みに迷いがある。

気が多いので、あちこち話題が飛ぶのだ。

一貫性がない。



このブログを見ればお分かりになるだろう。

エッセーではブログにはなっても、メルマガとしては通用しない。


ボクが登録して読者になっているメルマガ発行者も、

飽きさせないためにはかなりの苦心をしているように見受けられる。


あまりにコマーシャル色が強いのも、イヤだ。

プッツンする発行者も多い。


一旦発行すれば、責任が生じる。

ブログもそうだが、メルマガには発行者の人格も如実に現れる。



だが、近々発行すべく検討中だ。

ブチ切れた!?

2009年11月22日 | 人生
このところ1ドルが88円台から89円台で推移している。


1ドルが90円を切るとどうも落ち着かない。

なんとか手持ちの資金をドルに替えなければという強迫観念に駆られるのだ。


500円玉貯金箱を覗く。

18,500円也。

まだわずか。


ささやかだがビニール袋に移し変え、

握りしめていざ銀行へ。


オットその前に、最新のレートをPCでチェック!

一般銀行の換算レートは手数料込み(3円も上乗せする)の92円くらいだろう、と目星をつけたところで銀行へ駈け込む。




「すいませ~ん、円をアメリカドルに替えたいのですが、

レートはいくらですか?」


慌てふためくオバチャン銀行員。

「エト、エト、エト、チョッとお待ちくだシェイ」


待たされること約7~8分。

「ハイ、90円28シェンです。いくらお取り換えいたしましょうか?」

「ェッ? ホントですか? 100ドル変えようと思ったんですけど」


耳を疑うボクに、オバチャンはにこやかに「ハイ」と答える。

デモ笑顔がひきつり気味。


「マジで? 92円くらいかと思ったけど、
90円だったら200ドルにしとこーかな~(ルンルン)」

「そうしましたら、18,056円です。

こちらにお名前、ご住所をお書き願えますか?」

と書類をくれた。


まるで測ったように手持ちの500円玉とほぼピッタリじゃん、ハイ!

ボクは、18,500円分の500円玉が入ったビニール袋を書き終えた書類と共に、ドッカトカウンターの上に乗せた。


途端、

「ア、スイマセン、紙を間違えました、こちらにもう一度書いてもらっていいですか?」

ハ~!?

拍子抜けしながらも、ボクはまた一から書き直した。

「大丈夫かいな、このオバチャン」と思いながら。



ジャラジャラジャラジャラ、

コイン読み取り機で確認したオバチャンは、

「ハイ、18,500円確かにお預かりいたしました」

と言って、カウンターの向こうに消えた。




30分が経った。

チョッと長いんじゃな~い、オスギ、コスギ、待たせスギー、

と思ったボクは、

「アノー、まだですか!」 と声をかけた。


オバチャンが小走りに、ドル札の入った袋と計算書を持って申し訳なさそうに出てきた。

「お待たせして申し訳ございませんでした」

チョッと切れかかっていたボクも、ヤット帰れそうなので怒りを納めた。


「ア、それから、

すいませんけど、今日のレートが92円28シェンでしたので、

少し足りないのですが…」


「ナ、ナニ~ィ~!!」

切れた。

完全に、ブチ切れた。

「返せ、返せ! 金返せ~!!」


一瞬にして銀行内が氷付くのが分かった。

行員も、居合わせたお客さんも。


まるで銀行強盗でも入ったかのように、全員が視線を僕に向けて身構えているようだった。


「ザケンジャネーヨ!

だから言っただろー!

92円じゃないのって!」(怒り)


「申し訳ございまシェンです」(ペコペコ)


30分も40分も貴重な時間を無駄にして!

もういいから、金返シェー!


「アノー、全部500円玉で?」

数えてる暇ないから、紙幣でいいに決まってるだろ!

ブチ、ブチ、ブチ、ブチ!!!



田舎銀行の顛末、

これが今の日本経済の現状かも。

セラピー犬 慰問

2009年11月21日 | 健康
ボクの旅好きは、オヤジの影響が強い。

そして

ボクの動物好きは、お袋の影響だ、と思う。


とくに、

犬好きは尋常ではなかった。


拾っては育て、また拾っては育てた。

ボクの今までの生活環境で、犬のいない時期はほとんどない。


昂じて、

観光牧場(ゲストランチ)まで経営していたほどだから。

その時は、

犬、馬、羊、山羊、ウサギ、タヌキ、キツネ、などを飼っていた。

周囲は牛の放牧場という大草原を馬で走った。




以前書いたが、

先日、市内でセラピー犬に出会った。

熊本初お目見え。



ボランティアで慰問するという。

しかしあれからまだどこからも引き合いがないそうだ。


そこで、お袋がお世話になる施設に話してみた。

キッとお袋が喜ぶだろう、と思ったからだ。



そして施設からやっと受け入れのOKが出た。


12月4日金曜日、午前10時に伺うことになった。


セラピー犬にとっても、施設側にとっても初めての試み。


お袋や、他のお年寄りは喜んでくれるだろうか。

手帳

2009年11月20日 | 
手帳が書店を賑わせる季節だ。


手帳を機能的に使いこなせるかどうかは、ある種人生を左右すると言っても過言ではないだろう。



ボクも、数十年前から手帳を愛用していた、こともある。

とくに、3年とか、5年手帳とかいった類のものを。



過去形にしたのは、

ここ数年は全く使っていないからだ。



それに代わるものは、

もっぱらノートだ。

大学ノート。


チマチマと狭い空間にやたらとスケデュールを並びたてるのは、

もう飽きた。


というか、あまり意味を感じなくなった。




それより、

以前から言っているように、

自由に、大胆に書きなぐられるノートのほうが、

よっぽど使い勝手が良い。


それだけでも、気が大きく、大胆になる。

なにより、

想像力、発想力を育て、感性を豊かにしてくれる。




約束事など時間を伴うスケジュール的なものは、

壁に張った多目的カレンダーに書きこむ。

併せて30年カレンダーも併用。
(もうそんなに必要ないと思うが)


同時に、頭の中に叩きこむ。

それでも不安な時は、

携帯のスケデュール欄に書き込めば、

ご親切に音で知らせてくれる、至れる付くせりのおせっかいな時代。


利用しない手はない。

それでも忘れ出したら、赤信号。





一方、巷には超便利そうな機能手帳が溢れかえっている。

一部をご紹介しよう。



『 夢をかなえる人の手帳2010』

2003年に手帳術ブームを起こし、今なお多くの支持を得ている『夢をかなえる人の手帳術』(藤沢優月著)の実践版。本当に望むことに時間を使い、夢をかなえるためのスケジューリングをアドバイスしてくれる手帳だ。見開きで年、月、週のスケジュール管理もでき、毎月元気がもらえるエッセイも収録。将来を具体的にイメージする12年カレンダーも付属。


『「超」整理手帳2010スターターキット』

タイムマネジメントにより仕事効率が何倍もアップするという理論で、15年のロングセラーとなった『「超」整理手帳』。こちらは初心者用ガイドブックがついたキットだ。8週間が一覧できるジャバラ式のスケジュールシートや、A4書類をファイリングできるカンガルーホルダなど、スケジュールや書類管理のノウハウが満載。別売りアクセサリーも充実しているから、自分好みにカスタマイズできる。


『なりたいワタシになれる手帳 ハッピーメイクダイアリー』

「なりたい自分に近づける」をテーマにした、女性に人気のハッピーメイクダイアリー。各月の目標・反省のページや、やることチェックリスト付きのマンスリーページで自分を見直すことができる。占いや風水、カロリー表などの便利なコンテンツも多数収録。2010年版は可愛いカラーメモや、マルチチェッカーなども加わった。花柄、チェック、レースなど、乙女心をくすぐるカバーデザインも魅力。


『 Date your dream 2010年版』

手帳を使って夢を描き実現してきたというワタミ株式会社・渡邉美樹社長の、夢実現ノウハウが詰まった手帳。「夢カード」「スケジュール帳」「日記」から構成され、「転記」と「消しこみ」を繰り返し、夢へのステップを管理する。今年からオーガニックコットタイプが加わった。


『7つの習慣 リフィル』

成功哲学や人生哲学を説いた大ベストセラー『7つの習慣』に書かれたことを実践するために生まれたリフィル。『7つの習慣』の名言に毎日触れることができ、実生活に応用するための概説集もついている。1日1ページのデイリー、中長期的の計画用見開き月間カレンダー、将来の予定を管理するプランニングカレンダーなどを使いこなせば、自分を変えられそう!?



手帳お宅にはどれも垂涎の代物。


ちなみにボクのノートは、

『ひらめき夢ノート』

15冊目になる。


さてあなたはどの手帳派?



三原則

2009年11月19日 | 教育
アルツハイマーの人との接し方に

「怒らない」

「ダメと言わない」

「押し付けない」

と天声人語にあった。



これはまさしく、

子供との接し方にも共通する。


人格が崩れ、無くなっていくのではなく、

隠されていくとも言う。


子供の感性を信じ、

いじけたり、ひねくれたりしないよう


情緒を引き出し、育てていくには

親が、感じ、認め、繋がっている必要がある。


そして、自立できる大人に導いていかなければならない。


すべての子供には、

天性の素質が備わっている。



だけど悲しいかな、



その子供が成長するにつれ


ほとんどの親が潰しにかかる。


「そんなことしちゃ~ダメじゃない!」(怒)

「早く○○しなさい!!」(怒)

命がけ

2009年11月18日 | 国際
国際貢献も命がけである。

JICA関係のニュースがこのところ紙面を賑わしている。


イエメンでの誘拐。

少し前は、南太平洋で遭難した人もいた。

どうなったのだろう?


事業仕分けで航空費が取りざたされていた。


格安でなく正規料金で購入すれば、

エコノミーでも、実際ビジネスに乗れる。

体験済みだ。


安い日当と過酷な労働条件のもとで、途上国のために身体を張って日夜努力している日本人が大勢いることを忘れてはならない。


明日は我が身と思いながら、

草の根国際貢献にボランティアとして寄与するにはそれなりの意味がある。

新聞記事

2009年11月17日 | 国際
今日の新聞に載ってるよ。






昼休みは「英語の教室」 海外経験者が“先生”に 2009年11月17日



英単語カードなどを使って子どもたちに指導するボランティア=熊本市の泉ケ丘小


 熊本市や合志市などに住む海外在住経験者ら11人が、英語や外国文化への興味を深めようと、熊本市水源の泉ケ丘小で英語によるコミュニケーション活動に取り組んでいる。

 市国際交流会館(同市花畑町)で受付などのボランティアをしている自営業のかじえいせいさん=同市龍田=が「国際感覚を身につけてほしい」と発案。市教育委員会が仲介し、文部科学省の外国語活動研究指定校である同校が受け入れた。

 「いずみっこワールド」と題した活動は9月にスタート。月に10日程度、昼休みにボランティア数人が専用の教室に出向く。教室内の会話は英語のみで、生徒の参加は自由。毎回数人から20人ほどの児童が入れ替わりで参加している。英単語カードを使ったかるたなどのほか、米大リーグの話題などで雑談することもあるという。

 米国に28年滞在した経験がある同市黒髪の英会話講師北野みどりさん(61)は「体を動かしながらリズムで覚えることが重要」と、児童とともに歌を歌う。

 「年齢の幅が広く指導が難しい面もあるが、楽しく英語に親しめる場にしたい」と梶さん。3年の稲田恭子さんは「かるたが楽しい。動物や果物の英単語も覚えました」。

 市教委指導課は「組織だった外国語活動のボランティアは珍しい。学校の外国語活動と連携し、授業で学んだ英語を生かせる場にしてほしい」と話している。(岩崎健示)


超常現象?

2009年11月16日 | 社会
寝室にしている2階の部屋に入った。

カーテンを閉めようと窓に近づいたとき何かを踏みつけた。


ガラスの破片だった。

エッ!? と思ってみると、

ナント


窓ガラスが割れている。

スリッパを履いていたので怪我はなかった。


何故?

どうして割れたのだろうか?


ガチャーン、とかいう音は全く聞こえなかった。

多分、別棟でシャワーを浴びている小一時間の間の出来事だろう。


何かがぶつかったのだろうか?


注意深く破片を拾いながら、割れた窓の外を調べてみる。

築100年を超える建物。

窓はサッシでなく木枠で出来ている。


その外側には網戸がはめ込んである。


外から石や何か固いものが飛んできて当たったのなら、

網戸も損傷を帯びているはずだ。

が、

マッタク破けたところも緩みもない。


たまに、窓に鳥がぶつかることがあるが、

外にその死骸や形跡はなさそうだ。


とくに風も吹いていない。



そしてある事に気がついた。

ガラスの破片が部屋の内部5メートルほど奥まで飛び散っていることだ。


ここまで飛ん出来ていることは、何を意味するのか?

かなり激しく何かが当たったことなのか。


部屋の中にも、石などの異物は見当たらない。

何かが飛び込んでいるなら、網戸も破けていなければならない。


空気振動でガラスが割れれことはある。

だが、ほかの窓には異常がない。


ここの窓だけが何故?

身震いがした。

プライドとコンプレックス

2009年11月15日 | 人生
「プライドと偏見」 という映画がある。

18世紀のイギリスを舞台にした、田園風景の美しさと、そこに降り注ぐ光のみずみずしいきらめきが印象的な作品だ。



プライドの高そうな女性が偏見を抱きながらも男性に引かれていく、といったものだが、

「プライドとコンプレックス」 を併せ持つ男の物語は悲惨だ。

何を隠そう、市橋容疑者のことだが、


プライドの高さゆえに自分の挫折を認めたくないあまり、殺人を犯してしまう。

得てして潔癖症に多いタイプ。


「○○であらねばならない」 といった妥協を知らないものには、往々にして触られたくない傷がある。

ナイーブな個所に触れられた途端、

精神のバランスが崩れてしまう。




少々ズボラでいい加減な性格、

貶(けな)されても、悪口を言われてもヘラヘラと笑って気にしない、

「プライドと自信」 の裏付けが必要だろう。