世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

洞窟でディスコ

2016年12月24日 | 
洞窟探検


カリブの海賊といえば、

ジョニーディップのパイレーツ・オブカリビアン

(スペイン語ではPiratas del Caribe)

もしくはディズニーランドのアトラクションを思い出す。


カリブ海を含めた中南米の歴史を紐解けば、

1492年のコロンブスの新大陸発見にさかのぼる。

そういった中でキューバもスペインの植民地化され

海岸に町を築いていったが、

たびたびカリブの海賊の襲われ山中にに町を移したとされる。


世界遺産の町トリニダもその一つで、

サトウキビのプランテーションで栄えるが、

奴隷制度の廃止と共に反映を象徴する立派な町並みを残したまま

静かに衰退していった。

それからこの町の時計は止まってしまったたのだ。


         夜のマヨール広場


山中には洞窟(鍾乳洞)がたくさんある。

その中の一つがディスコになっている。


ボクが乗馬の途中で通ったDisco AYARAがそうだ。


ボクはそこに行ってみることにした。

ただ、オープンは夜の10時からとガイドブック(地球の歩き方)にある。


CASAから歩いて20分くらいの山中にあるが

夜道は大丈夫なのだろうか。


CASA周辺は人通りこそ少ないが、黄色い外灯がついてさほど暗がりはない。


夕食とシャワーを済ませると、

ボクは最小限の現金($20)とデジカメだけをポケットに忍ばせて9時半ごろCASAを出た。


途中道を尋ねながら、

昼間散策したマヨール広場(Plaza Mayor)に建つ教会(Iglesia Santisima)の角を曲がり

未舗装の坂道を登っていく。

一部暗がりもあるが、ところどころに小さな屋台のバーが控えめなネオンを付けて待ち構えている。




       家の軒先もバーに早変わり

何軒か屋台のバーをかわし進んで行くと、

お兄さんが声をかけてきた。


「ディスコは11時からだよ。

ここで休んでいきなよ」

時計を見ると9時45分。

「10時からじゃないのか?」

「いや、11時からだよ。

まだ空いてないから行っても無駄だよ」


どのみちまだ15分はある。

のども乾いたしここで一杯ひっかけて行くのも悪くない。


ボクは迷わずモヒートを注文した。

葉巻をくゆらし、腰かけていると

三々五々ディスコに行く外国人が登っていく。


お兄さんは、その都度声をかける。

「まだ開いてないよ、ここで休んでおいきよ」


無視して登っていった人たちは、ものの10分もしないうちにまた引き返してくる。

ア――、ホントに開いてないんだなとこの時実感する。
(地球の歩き方の情報は間違っていますよ)

そのうちボクも客引きを手伝う。

ドイツ、スペイン、オーストリア、オーストラリア人と

国際色豊かな客で瞬く間に小さな店は一杯になった。



結局楽しくてモヒートをお代わりしながら11時まで居座っていしまった。


じゃあ、繰り出すか―、みたいな勢いでいざ洞窟のディスコへ。


11時を回っているのに、洞窟の前には長い行列ができていた。

入場料$5(ワンドリンク付き)を払って中へ。



ちょっと怪しげな長い階段を下りて行くと

想像以上の広い空間にビートのきいた音楽とミラーボールの照明が飛び散っていた。





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