世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

タブーを破る

2011年05月08日 | 仕事
広告をしない。


人を使わない。



つまり

広告費、人件費ゼロであること。




これが


今までボクがやってきた事業の


経営方針だった。






そのためのいくつかの手法がある。




1.オリジナルで売る。


今までにないもので

これからも人が真似しにくいモノ。





2.人のこないところで店を開く。

       (わざわざお店)


勢い


田舎の

しかも


今まで誰も来たことがない

辺鄙なところばかりだった。





3.手作り


看板は手作り。



あるものを活用する。




4.店をいたずらに広げない。

    (支店を作ったり大規模展開をしない)



加えて


リゾート地の宿泊業は

シーズン性があり、


予約制である。





だから

自由時間が持てることが何よりだった。




苦しい時は

自分(家族)が辛抱すれば凌げた。






そんなんで売れるの?


やっていけるの?



という疑問を



心配してくれる

ややもすれば、おせっかいな人たちから

いつもぶつけられた。








基本的には


経営戦略は変わらないが





今回


大きく違うのは



人を使うという面だ。





だから今回は


敢えて繁華街に拘った。





当然のことながら



テナント料に加え


人件費が大きな負担として乗りかかってくる





それはそのはずである。


自分のためではなく


スタッフのための事業なのだから。




もちろん


ゲストあってのものであることは言うまでもない。




だから


社会的に意味のあるものでなければならない。





今回の事業には


ボクの壮大な夢が隠されている。



一つは


熊本市を 「国際都市」 にすること。



具体的には


市民の半数以上の人が

英語が話せるようになること。




つまり


英語を日本語(熊本弁)の次の


第二言語に据えることだ。






次に


熊本市を



日本一


外国人が住みよい街にすること。




国際公用語である


英語が喋れれば



自ずと国際感覚が身につくものである


とボクは思っている。





逆に


国際感覚のない人に

英語はしゃべれない、ともいえる。






移民を受け入れ


留学生を増やし




気持ちよく国際交流のできる街。




そこに新たな


文化と産業が勃興する。





宗教的にも


仏教とキリスト教とイスラム教が


見事に融和した街。




これがボクの目指す


「国際都市」 なのだ。





今回の事業が



単なる


英会話スクールや


喫茶店に留まらないのは



そういう意味を含んでいるからに他ならない。





だから

「社会起業」 というのは


そういうことなのだ。





さて



綺麗ごとに聞こえるかもしれない

「理念」 はさておいて




今日でオープンからちょうど一カ月目。




最初の給料日が迫っている。





はたして


お給料は払えるのか?




これが


現実的、喫緊の課題だ。




営業時間が終わると


ミーティングが待っている。




同時に

決断が迫られる。






【自己感想】


『守破離』



起業は自分のためにあらず。



人生は面白すぎる。



だから


人生は辞められない。