つくしのおばちゃんとのお別れ

朝日が昇る頃走る。今日の寒さは格別。氷も張っていたし、霜もおりていた。昨日はたんぼに群れていた白鳥たちは今日は川にたむろ。なかなか見ていると面白い。声を張り上げて、羽根を羽ばたかせているのは求愛のしるしなのだろうか。見ているとこの二羽はキスをしているように見えた。
途中なんかへんな格好の猫と遭遇。なんか表情が面白かった。
仙台にやってくる知人からメール。１３時半すぎぐらいになるという。急遽昨日亡くなった「つくし」のおばちゃんが安置されている葬儀屋へ行くことにする。遺体が安置されていたので、おばちゃんと直かにお別れできた。同級生もいたので、おばちゃんとつくしの思い出を語り合う。きっとおばちゃんも聞いてくれたのではないだろうか。前回「つくし会」で会ったときに、自分もがんばってなんか文学賞でももらうからなんて酔った勢いで言ったのだが、さすがにそれは叶わなかった。同級生がでも文庫になったんだから、８割は実現ということで良かったんじゃないと言ってくれる。でも実際にこうしておばちゃんと会ってお別れできてよかった。静かな顔で、みんなの話しを聞いて、いまにも起きてきそうな感じだった。
バスで駅前に出て、３時半すぎに知り合いと合流。近くの牛タン屋で昼飯。もっきりの酒は一の蔵となんと雪の茅舎、なんかすっかりいい気分になってしまう。結婚式の二次会に出席する知り合いのもち時間はあと２時間ほど。博物館あたりまで散歩。
二次会会場まで送り届け、仙台始発のやまびこにうまく乗れる。ヒッチコックの「泥棒成金」を見る。ただいよいよ犯人と遭遇するというところで、東京着。あと１０分ぐらいだったのに・・・・
家に戻って机の上の郵便物を整理してから残りの１０分を見て、２３時前には就寝。