デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

「女優二代」

2007-07-29 17:45:08 | 買った本・読んだ本
書名 「女優二代 鈴木光枝と佐々木愛」
著者 大笹吉雄  出版社 集英社  出版年 2007年  定価 2600円

長谷川濬と満州で接点があった文化座の鈴木光枝とその娘佐々木愛の伝記。ふたりに直接取材し、さらには当時の劇評も織り込みながら、そつなくまとめた伝記。自分の関心が、満州時代の文化座にあったのだが、たいした発見がなかったこともあるが、ちょっと物足りない感じがした。
鈴木さんは亡くなってしまったが、きっと満州時代のことの回想のなかに長谷川濬のことは出てきたはずである。話が聞けなかったのは残念至極。


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「赤い月」

2007-07-29 17:34:03 | 買った本・読んだ本
書名 「赤い月」
著者 なかにし礼  出版社 新潮社(新潮文庫) 出版年 2003年 定価 上巻552円 下巻590円

先日この本が原作となった映画をテレビで見たのだが、常磐貴子演じる主人公の波子の生き方の描き方が中途半端で、ちょっとがっかりしたのだが、原作の方がこの点はしっかりと書いている。書かなければならないという著者の執念のようなものが、行間からビシビシ伝わる。映画ではこれもあまり伝わっていなかった夫勇太郎の満州崩壊後の虚無感のようなものもよく書けている。
波子のたくましさ、バイタリティだけを描くのではなく、人を裏切り、嫉妬し、子供たちにも疎まれながらも、生きなくてはいけないというその生きざまのなかに、著者が、どうしても書かなければならないと思った1945年年代記・満州編の実体があったのだろう。

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選挙

2007-07-29 16:57:18 | お休み日記
8時すぎに起きる。もう少しゆっくり寝ていればいいと思うのだが、年なのかなあ。朝飯を食べて、昨日の整理の続き。昼前に選挙に出かける。入り口付近で長蛇の列。こんなことは初めて。投票率が上がるかもという予感。
HDDに録画していた番組をDVDにダビング。ニュースを気にしながら見る、投票率は前回並のようだ。さて風が吹くのか?
20時選挙速報が始まる。どの局も自民党の歴史的敗北を報じる。40議席も割りそうなかんじ。ここからはテレビに釘付け。岡山でも自民党が負け、神奈川も公明党が負けるといういい感じ。結局予想通り自民党の完敗。このくらい負けてもまだ足らないくらい。それにしても安倍のぼんぼんは開票も終わっていないうちに早々と続投宣言。お前じゃダメだと言っているのに、なんでわからんのだろう。
結局2時すぎまでチャンネルを代えながら開票速報を見ていた。

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