日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
ヤブデマリの花に、虫たちが一杯集まっていました
先日、群馬・高崎の植物園をちょびっと(➝NHKの朝ドラで覚えました単語です )散策してきました
久しぶりに来た園内の緑は随分きれいに見えました
そんな緑が増えた中で、ひときわ真っ白な花が目立って咲いていました
ヤブデマリ の花です
ヤブデマリの花の咲く様子は、葉の上を覆うほどになるので、とにかく綺麗です
ヤブデマリ(藪手毬)は、スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木で、5~6月に、葉腋から出る、短枝の先に白い散房花序をつけて咲きます
ヤブデマリの花形はちいさい黄色味を帯びた両性花(直径3.5~5mm大)が集まる花序のまわりに、白色の大きな5枚の花弁の広がった装飾花が縁どる形です
装飾花の形は5枚の花弁のうち1枚が極端に小さくユニークな形で、他の似た種との区別がしやすく、更に小さい花弁が花序の内側を向き、花序の外周を大きい花弁が彩っています
香りよりも花の鮮やかさが目立つヤブデマリですが、真っ白な装飾花は沢山の虫たちを呼び寄せるのに充分魅力的なのでしょう
ヤブデマリの花咲く (向かって正面・下に、ナミアゲハ の翅だけが見えます…撮り損ねました
残念!!です)
装飾花を足場に、両性花に顔を突っ込んで蜜を吸っている ハナムグリ がいました
夢中で、蜜をなめています ゆっくりシャッターを切れました
ハナムグリは、大きさ 14~20mm程、美しい緑色の体に小さな白点を散りばめた甲虫で、体には黄灰色~灰白色の毛がはえているのが分かります
白っぽい花のまわりを多く飛び回って花粉を食べるのですが、体の毛に花粉が一杯つくので、これがまるで花をもぐって食べる様子に見えハナムグリと名付けられたのかもしれません
いきなり耳元に大きなうなり声のような羽音がしてびっくりしました
クマバチ が吸蜜にやってきたのです
クマバチの食事姿
クマバチ(熊蜂)は、ミツバチ科クマバチ属に属する昆虫の総称で大型のハナバチで、これが飛んでくると迫力があります
体長は2cmを超え、ずんぐりした体形、胸部には細く細かい毛が生え、全身が黒く、翅も黒い中、胸部の毛は黄色いのでよく目立ちます
いろいろな花を訪れて、花粉や蜜を集める食性なので、人を襲う事はありません・・・オスは針も持ちませんし、雌も刺すことはめったになく刺しても毒性は微弱です
ヤブデマリには随分いろいろな虫が集まりますが、蜜はよほど美味しいのでしょね
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