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群馬・藤岡の「フジの花咲く丘」に行って、「クマバチ」と一緒に花を愛でました

この間の日曜日(4月27日)、 群馬・藤岡の「藤祭り」 に行ってきました

今年(平成26年)の「第16回藤岡藤まつり」は、4月26日~5月11日まで開かれます

車で買い物のため、産直目指してR254を走っていたら、「藤祭り」の旗指し物を見かけ行きたくなりハンドル  を切りました

 まだ開かれたばかりというのに、駐車場が随分混雑し、やっとの思いで見てきました・・・すごい人気です

「藤祭り」は、「フジの咲く丘」の藤の花を愛でるお祭りです

  

   「フジの咲く丘」入口です                  「フジの咲く丘」にはフジの花棚の回廊があります 

「フジの咲く丘」は公園になっており、2.3haあるという園内では世界45種類の藤が美しさを競い、特に250mにおよぶ藤棚が見どころとなります

   「 フジの咲く丘」入口のふじ棚は咲き始めていました (向かって右は、資料館「ふじふれあい館」になっています)

祭りの間、各種作品展をはじめ、コンサートや野外ステージのほか、地元物産品やふじの即売会などが行われ、訪ねたこの日も資料館「ふじふれあい館」ではフジの花の押し花作品展や映像、写真、レプリカ、香りと、さまざまな形で藤とふれあうことができました

祭りの様子は、こんな感じですが、肝心な目的の藤はまだ咲き出したばかり…見ごろはまだまだこれからでした

    45種類ものフジが植えられているという「ふじ見本園」です (向かって正面は、カリヨン(=鐘楼建築物に演奏用の鐘を設置したもの)です)

「ふじ見本園」の藤花は、種類によって、開花状況がずいぶん異なっていました

花の開いているフジは、とってもいい香りです

 フジの花の香りを訪ねて、沢山の「熊蜂」が、羽音高く飛び回っていました

ちょっと薀蓄です

「クマバチ(熊蜂)」は、ミツバチ科クマバチ属に属する昆虫の総称で、大型のハナバチの仲間です

 外観は、体長2cmを超えずんぐりした体形で、翅も含め全身が黒ずくめ、とてもごつくみえますが、胸部には黄色い細かな毛が襟巻状におしゃれっぽく生えよく目立ちます

体が大きく羽音も大きいので、飛んでくると怖いくらいですが、食性は、他のハナバチ同様、花蜜・花粉が主食です

フジの仲間の花は「クマバチ」に特に好まれ、花の構造がとても固い構造で蜜を守っており、「クマバチ」以外の虫はなかなか蜜が吸えません

フジは「クマバチ」を花粉媒介のパートナーとして特に選んでいると考えられます

こうした、「クマバチ」に特に花粉媒介を委ねている花は「クマバチ媒花」と呼ばれているそうで、フジ以外にはトケイソウ科のパッションフルーツなどの熱帯果樹などがあるらしいのです

パッションフルーツを育ててみたいなと思っていますが、「クマバチ」が来ないと受精しないとなるとちょっとびびります

最後に「クマバチ」は性質はきわめて温厚で、ひたすら花を求めて飛び回り、人間にはほとんど関心を示さないそうですから、一緒にフジ花鑑賞しても大丈夫だそうです…ちょびっと安心しました 

「クマバチ」君よろしくね!!  

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