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群馬・元総社の「上野総社神社」に行ってきました

『総社神社』って、あっちこっちにあるらしいですね・・・先日群馬・前橋にある「上野総社神社」に行ってきました 

   「総社(そうじゃ)」とは、特定地域内の神社の祭神を集めて祀った(合祀)神社の事で、古代律令制下では国司着任の初仕事が、赴任国内の全ての神社を巡って参拝することであったそうです

しかし次第に国司政治が変化し、荘園や郡・郷・村などの地域内の諸神を集め、この神名を読み上げる事で、国司政治を行ったそうです

要は神の名の下で貢物を得て、国司が成り立っていた訳で、更には国司の力が衰退するに従い、諸神の勧請とかわり、諸神を国府近くの一か所に合祀・統合して「総社」としたようです

各地の「総社」創建が盛んになったのは平安朝時代ですが、「総社」を詣でることで、各地巡回を省くようになったそうです・・・現代風合理化政治というところでしょうか

群馬一帯は古くは上野之国と呼ばれ、「上野総社神社」として、上野国十四郡諸社五百四十九柱の神々を迎祀し、創建されたものとされています・・・尚ご神体は、往時からの「神名帳一巻」となっているそうです

ここの神社を参拝するのは、上野国内すべての神社を参拝するに等しい訳で、神社詣でをする人にはなんともありがたい神社ですね

冬のお社ですが、陽射し柔らかで、厳かさの中に親しさを感じました  

 

本殿は慶長年間(十七世紀はじめ)の造営で、桃山時代の様式をのこし、昭和38年に群馬県指定の重要文化財となったそうです
拝殿は天保十四(1843)年に再建され、彫刻も見事な造りがされた風格ある建造物でした

 

「上野総社神社」の裏手で、道祖神が沢山祭られていました                                                                                             皆仲の良い双体道祖神でした                                                           この神社は、恋愛成就のご利益が大変あるらしく、恋  の成就、家庭円満   の祈願で一杯絵馬掛けやおみくじが結ばれていました    

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