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群馬の道の駅で、「イルミネーション祭り」がされていました

 先日、上信越道・藤岡ICにある「道の駅ララン」で、イルミネーション祭りがされていたので見てきました

 一足早いクリスマスといったところのようです

 「イルミネーション」とは、訳して「電飾」といい、電球、発光ダイオード、光ケーブルなどにより淡い光の光源を集め、風景・人物などをかたどり、夜間における風景などを作り出す装飾の事だそうです

日本ではクリスマスツリーなどの形でイルミネーションし観光名所などで広く見られるようになりました

最近では、観光名所だけでなく個人の民家においてもクリスマスシーズンに向けて、家の周りをきれいな電飾で飾ることが増えてきています

「道の駅ララン」には、中央にふれあい広場があり、年間通じて様々なイベントや催事が開催されています

冬の始まりで広場にある小川、噴水は止められ、代ってイルミネーションで、クリスマスを飾って眼を楽しませていました

       ふれあい広場に飾られたクリスマスイルミネーション   

イルミネーションの起源は16世紀にさかのぼり、宗教改革で知られるドイツのマルティン・ルターが考えたと言われます

ルターは夜、森の中でチカチカと煌く星を見て感動し、木の枝に多くのロウソクを飾ることでその景色を再現しようとしたのだそうです

夜空に光る星光はロマンの塊ですね

日本におけるイルミネーションは、1900年(明治33年)神戸沖において行われた観艦式で、夜間、各艦船が発光して海面を照らし、一大偉観を見せたことに始まるとされています

クリスマスイルミネーションの歴史を調べてみました

世界初のクリスマスイルミネーションはあの発明王エジソンが行ったという説があるそうです

1880年、エジソンは白熱球を発明したのですが、皆にその発明を知らせるため、自分の研究所の周囲に白熱球を飾り付けたのだそうです

当時の光源はロウソクの時代でしたから、見た人たちは相当に驚いたでしょうね

これが世界初のクリスマスイルミネーションと呼ばれ、現在も恒例行事として続いて来ていると云われています

光源には豆電球やムギ球が用いられてきましたが、球切れが多いことや、消費電力が多いことで、コストが高く、しかも飾り付けた樹木に、発熱によって悪影響を及ぼすことなどから普及が抑えられてきていました

近年、高出力の発光ダイオードが安価になり、耐久性や発熱面、ランニングコストが格段に改善されるようになりました

更には青色発光ダイオードや白色発光ダイオードの台頭により、色も鮮やかで多様となってイルミネーションの綺麗さは倍加されてきています

         広場中央に近づいて、アップして見ました  ・・・ イルミネーションのデザイン技師がいるのだそうですが、なるほどですね 

こんなにも綺麗なイルミネーションですが、その光は夜空に輝く本物の星明りを弱めてしまいます

しかも過剰なイルミネーションはエネルギーの浪費にも繋がりますし、ヒートアイランド現象や地球温暖化の進行を一層促しているとも言われています

ささやかな楽しみ方としてクリスマス時期だけで我慢しよう

加えて技術的に「エコ」を重視したイルミネーションを考えていけたらいいですね

デザイン技師さんお願いしま~す

道の駅ラランには、観覧車やメリーゴーラウンド、コイン遊具があるミニ遊園地・子供広場があります

ここにある観覧車は日本一、いやもしかしたら東洋一(世界一と云いたいところですが・・・)小さいかもしれません

でも何とも恰好いい観覧車で、ラランの人気施設になっています

夜間は赤く電照されとても綺麗です      

浮き上がるように見えた観覧車をみてください  ・・・ 夜間は勿論止まっています

          

ちょっと薀蓄(うんちく)!! 

夜空を飾るものに「ネオンサイン」があります

ネオンサイン」とは単にネオンともいい、ネオン管などを使用した看板や広告などを呼びます

主に、都市部の人通りや交通量の多い大規模駅周辺や幹線道路沿いのビルの屋上や外壁に設置されて、若かりし頃夜の街の象徴でした

ところで、「ネオン」は原子番号10、原子量20.180の元素のことです ・・・ 元素記号はNeです

単体は常温常圧で、無色無臭の気体で希ガスとして2番目に軽く、ネオン管の封入気体として利用されています ・・・ 「ヘリウム」が最も軽い

封入気体にはアルゴンや水銀などの添加物をいれて、色々な色を出しています

ネオンのプラズマは電圧・電流を流すことで希ガス中で激しい光を出します

眼には赤・オレンジに見えます

観覧車の赤は気付かなかったけど、どうやって出していたのかな

 

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