日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
栃木にある「足利フラワーパーク」に、冬牡丹を見にいってきました
一度は行ってみたいと思っていた「足利フラワーパーク」に行って来ました
「足利フラワーパーク」は、600畳敷の大藤棚3面と世界でも珍しい八重の大藤棚がメインに、園内いたるところに庭木仕立ての藤があり、80mにも渡って続く藤の花のトンネル(白藤、きばな藤)がある藤の名所としてよく知られています
藤の花の時期には、我も我も見たいと大勢押しかけて、近隣の交通網は大分混雑するようで、あまり運転技術には自信もないし、人込みは苦手でもあって、今まで見にきたことがありませんでした
先だって、友人から、『混雑が苦手なら、冬の「足利フラワーパーク」もなかなかいいから行ってみるといいよ』 と、教えてもらいました
冬のイルミネーションは、日本夜景遺産「関東三大イルミネーション」にも認定登録となったし、日中も雪囲いした冬牡丹は花の少ない今の時期に一見だよというのです
アクセスは、東北自動車道・佐野藤岡ICより、国道50号前橋・足利方面進行(約18分)、北関東自動車道からは、太田桐生ICより、国道122号経由、国道50号足利・小山方面進行(約20分)です
駐車場は結構広くあるのですが、道路が狭いからやはり藤の花満開の頃は、相当混雑しそうです
花のファンタジックワールードと称する「足利フラワーパーク」・「光の花の庭」は、300万球使用ともいわれるイルミネーションが飾り付けられています
日本一といわれる大藤に藤色の花房をイメージした電飾が付き、春を想像させ風に揺らめく様は、まるで大藤が満開になったような見ごたえになるそうです
池の水面に映り込むように造られた幻想的な光のピラミッドや、クリスマスシーンを演出する為のクリスマスタワー、園内南側の山際に登場する「スノーワールド」等と、イルミネーションが色々セットされています
「足利フラワーパーク・「光の花の庭」」は、全国13位( ➝ もちろん栃木県内で1位 )の人気の高いイルミネーションスポットで、今年(2016年)のイルミネーションは2月4日まで開園だそうです
日中だから、イルミネーションの綺麗さは駄目でしたが、静かな風景は楽しめました
玄関口のフラワーショップを通り抜けて、パーク内に入ると、沢山の雪囲いした冬牡丹が見られました
牡丹は本来春から夏の花です
冬牡丹とは、花は「牡丹」と同じで、特別管理をすることで冬の間に咲かせる牡丹を指します ・・・ 冬牡丹の見ごろは、1月上旬~2月下旬です
別名として、「寒牡丹(かんぼたん)」とも呼ばれますが、正確には、若干品種が違うようです
即ち、「冬牡丹」は春咲き牡丹と同じ品種を1~2月に開花するよう、特に手間をかけて調整したもので、「寒牡丹」は、春と秋に花をつける二季咲きの変種です
通常、春にできる蕾は摘み取り、秋にできる蕾のみを残し10月下旬から1月に開花させたものが、「寒牡丹」です
こんな句を見つけました
『 一つ散りて 後に花なし 冬牡丹 』 ( 正岡子規 )
『 そのあたり ほのとぬくしや 寒ぼたん 』 ( 高浜虚子 )
雪囲いされた冬牡丹が幾つもありました
夜になるとこれらの冬牡丹が雪囲いの中でライトアップされるのだそうです
雪囲いされた冬牡丹です
園内には幾つかの園池があり、水上に浮かぶ冬牡丹が楽しめます
傍には鉄柱で組んだ、イルミネーションツリーが造られ、夜間演出ができていました
園内一隅で、寒紅梅が咲いていました ・・・ 寒紅梅の見ごろは、1月中旬~2月下旬 です
寒紅梅 ( 向かって奥はハクモクレンです ・・・ 花芽が沢山ついていました )
園内には栃木県の指定天然記念物になっている幾本かの大藤が植えられていました
藤の花の時期ではありませんが、 スクリーン仕立て、池に映る水鏡効果の夜の藤達は、この世のものとは思えない程の息をのむ美しさだそうです
移送の上、植栽した10年前72㎡の藤棚も今では10倍以上の1,000㎡にも拡がり、世界一美しい藤と言われるほどになっているそうです