日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
アカカシワが紅葉してました
先だって、群馬・新田にあるジョイフル本田・ボタニックガーデン に行った折、園内の「ウッドランド&レイク」の片隅で紅葉したカシワの樹を見つけました
カシワ(柏、槲)は、ブナ目ブナ科の落葉中高木で、北海道から九州までの温帯から暖帯にかけて生育し、火山地帯や海岸などに群落が見られます
葉は大きく、縁に沿って丸く大きな鋸歯があるのが特徴で、ドングリはクヌギに似て丸く、殻斗は先がとがって反り返る包が密生します
秋に枯れた葉が春までついたまま、新芽が出るまでは落葉しないので、防風林として植栽される黒松に変わって寒冷地ではカラマツと共にカシワが多く冬季の暴風樹木として採用されています
「ボタニックガーデン」で見かけた赤くなった葉をつけたカシワは「これが、カシワ」と思うほど艶やかでした
樹木の名前が分からず、近くにいたガーデンの人に聞きましたら、アカガシワと云うのだと教えてくれました
カシワの仲間ですが、通常カシワは黄葉がほとんどなので、紅葉するのは珍しいカシワと云えます
アメリカでは紅葉する樹木が少ないので珍重されているようで、街路樹で紅葉していればさぞや見事でしょう
アカガシワの紅葉
アカガシワ(別名;レッドオーク、もしくはアメリカンオーク)は、北アメリカ原産のブナ科コナラ属の落葉高木で、高さ30mにもなりボストンでは公園樹・街路樹として植栽されているそうです
葉は、長楕円形で長さ20cmほど、ふちは羽状に深裂し、裂片の先端は尖った鋸歯になっています
葉の表面は光沢があり、見上げた葉の色は何とも綺麗でした
真紅に燃えるアカガシワを見上げてみました
アカカシワの花期は5~6月、葉腋から花序が出ます
雄花序は5~8cm、黄緑色の尾状が下垂し、雌花序は赤色で腋生します
果実は、花後翌年にドングリになり、長さ2.5cm位のやや大きめで殻斗は浅いです
アカガシワの樹皮は淡灰色で滑らかで、のちに深く縦割れします
足元に落ちていたアカガシワの葉をアップしました
地上を真っ赤に敷き詰めるように落ちていました
カシワの葉は、春頃までなかなか落葉しないのですが、アカカシワは別格なのでしょうか!?