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今年の高校野球の「四字熟語」は、「機動破壊」でした

 夏の全国高校野球大会がそろそろ終わりに近づいています

毎年地域高から応援が始まり、次第に日を追うにつれ、県単位に応援が広がって、甲子園を去るまで熱狂が続きます

ことしも群馬県は昨夏の前橋育英高の優勝に続いて、高崎健康福祉大高崎高はベスト8まで進出し、気を吐きました

各県を代表して甲子園に出るほどのチームであれば、皆すぐれたものを持っていますから、その中で勝ち進むのは並大抵ではありません

優勝はともかくベスト16以上に進めば、本当によくやったと云えそうです

『じいちゃんは、甲子園に出たよ』と云うだけで、孫・ひ孫に充分自慢ができそうですし、しかもベスト16、ベスト8になったと云えば・・・

まあ私が出た訳でもないけど、青春の勲章に成るに違いないだろうとおもえます

そんな選手たちを育てる監督の手腕はどんなでしょう

単に野球技術を教えるのではなく、そこには人間性も含め精神を鍛える事も必要でしょう

昨夏の「前橋育英高」は、『凡事徹底』をスローガンに戦い抜きました

今年の「高崎健康福祉大高崎高」のスローガンは、『機動破壊』だったそうです

各校の戦いぶりに、チームのカラーを知る事が出来ました

これらのスローガンをよんで、「四字熟語」がなんともぴったりだなと感心しました

「四字熟語」とは漢字4文字で作られた熟語を指す用語ですが、学術用語ではなく、4字の熟語や成語を指す概念として自然発生的に現れた比較的新しい用語で、慣用句を簡便に表現できる用語だとされています

「四字熟語」という用語が用いられるようになったのは、1985年以降なんだそうですが、同様の概念を中国語圏では「成語(せいご)」と呼び、古くから使われていたように思います

 漢字4文字で構成される言葉は、ほぼ無数と言えるほど膨大に存在していますが、なんとなく「四字熟語」は、力強い印象を持たせることができる言葉として考えられます

言葉に熟合度が増すように思えます

最近は、相撲界で、大関や横綱に昇進すると、その挨拶に「四字熟語」がよく使われています

浅学な私にとって、そんな言葉が有ったのかと初めて知る言葉が多いのですが、聴いていてすぐ考えていることが分かります

選手、チームの戦いぶり、行動を示すのには、「四字熟語」が妙なる表現法だなと感心してます

来年はどんな「四字熟語」のチームが、甲子園に出てくるのかなと今から楽しみです

 

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