goo

「異常気象」が続いているなぁ~・・・ってふと思ってみました

最近の気象状況の表現は、何十年いや100年以上に1回、千年に1回かもと云われるような気象現象なので、用心しなさいと報道されるのが多くなりました

これらの気象現象は、「異常気象」によると定義づけられています

人の一生を1世紀・100年と見るならば、確かに大きな気候変動は、自分の生きている間では経験しなかった現象が起こるであろうことが想像できます

即ち今まで経験できなかったほど、また何十年ぶりかなと思える気象現象になった時、それは「異常気象」とどうやらいえるようです

これらの現象は個人が感覚的にできる事ですが、これを気象専門家が統計処理して、「異常気象」の異常を定義づけ、極端な気候として整理されています

集中豪雨など、統計学的に計算すると、数百年に1回、まれには千年に1回とされるような雨量を実際に観測することがあり、それをもたらした大気現象を「極端な気象現象」とよんでいるそうです

「極端な気象現象」は、干ばつや大雨、熱波、熱帯低気圧(ハリケーンや台風を含む)等「異常気象」も含む、より広範囲な稀におこる現象を指すようです

最近は「異常気象」は頻繁に起こるようになってきたように思います

最近では、夏、日最高気温が38℃、39℃を観測することは珍しくなくなって来ました

今年も群馬館林では、1週間以上も37度を超す日が続き、各地では未曽有ともいえる局所豪雨が起こったりしています

昔は「異常気象」であった気象も、頻々と発生するようになると“異常”とは感じなくなってきます

今はこれが正常な時代になってきたのでしょうか!?

何故こんな事が起こってきたのでしょう

地球の歴史で見れば、ほんのひと時の変化なのかもしれません

人間の生存条件は、ほんのわずかな気象条件にささえられていることを考えるならば、この現象はなぜおこるのか知りたくなりました

気象現象のデーターによると、例えば、猛暑をおこす高温/熱波の頻度の増加に関しては、20世紀後半に起こった可能性が高く、これは人間活動の寄与に「どちらかと言えば」寄ると評価されているそうです

人為起源の温室効果ガスの増加が温暖化の原因であるとほぼ断定されていますから、地球温暖化による気候モデルを予測すると、将来更に高温/熱波の頻度が増加することは、可能性がかなり高いとされています

温暖化と「極端な気象現象」との関係として、地球の平均気温が過去100年に0.74℃上昇し(1906~2005年)、最近の50年間では、過去100年の2倍の速さで温暖化が進んでいることがわかっているそうです

その影響がいろいろな傾向として現れ、現在すでに現れている温暖化の影響として、項目調べてみたら以下の通りです (=地球環境センターネット資料より)

  • 山岳の氷河の縮小や後退
  • 永久凍土の融解
  • 河川・湖沼の結氷期間の短縮
  • 中・高緯度地域の生長期間の延長
  • 植物・動物生存域の極方向や高地への移動
  • 植物・動物種の生育数の減少
  • 開花時期、昆虫の出現、鳥の卵生の早期化

更に最近では、上記の雪氷や陸域生態系への影響に加えて、次のような影響も報告されているそうです

  • 海洋の酸性化
  • 海洋・淡水生態系への影響(サンゴ礁の劣化・消失、北大西洋のプランクトンの北上など)
  • 人間社会・経済活動への影響
  • 農業への影響(アフリカのサヘル地域の干ばつによる穀物収量減少、ブドウ栽培への影響など)
  • 人の健康影響(熱波の増加、生物媒介性・水媒介性感染症の増加など)

いゃぁ~あるあるです

こんなに地球が変わってきているのに、なんとかしたいと思う人はいないのでしょうか!?

思っても、地球規模すぎてできないと云う事ですね

でも自覚し出来る事から各個がすれば、ちっとは変わるかな!?

台風11号が過ぎ去る様子を、報道で聞きながら、ぽっけり考えています

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )