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" ブラシノキはキンポウジュともカリステモンともいいます

先だって産直に行った折、鉢植えになったビンなどを洗うブラシに見える木を見つけました

 名札にはその通りブラシノキとありました

ブラシノキは、フトモモ科ブラシノキ(又はカリステモン)属の常緑小高木で、幾つかの呼び名がありますが、この呼び名が一番知られているようです

因みに、別名では、カリステモン(本来は属名のラテン名)、ハナマキ(花槙)、キンポウジュ(金宝樹)と呼ばれています

ブラシノキはオーストラリアが原産で、約30種類ほどあるそうです

カリステモン(Callistemon )という名前は、ギリシャ語のkallos(美しい)とstemon(雄しべ)が語源だそうです

名前のように枝先に穂状の花序を咲かせます

花序の先から枝が伸びるという珍しい特徴があるそうです

花は通常5月頃から開花し、花弁は緑で小さく目立ちませんが、赤(時に白)の長い花糸が目立ちます

通常ブラシノキの花色は、赤色が多く、白は珍しいといえます

このため白花品種のものを、マキバブラシ(=槇葉ブラシノキ)と呼び、赤花と区別しているようです

 

ブラシノキの葉は互生し、葉身は3~15cmの線形から披針形をして固い革質で、レモンの香りがします

枝先に5~15cm位のブラシ状をした穂状花序をつけますが、ブラシの毛に見えるのは細長い雄しべで、小さながくと花弁は開花後に落ちてしまいます

多数の雄しべの先の葯は、金粉がついているように金色に輝いて見えます

果実は朔果状になり、見た目には枝全体を取り巻く昆虫の卵のように見えるそうです

 ブラシノキの 花言葉は、「 はかない恋 」、「 素直な気持ち 」  です

 

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