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群馬・榛名山「沼の原」湿原 ; 高原の花情報

榛名湖畔近くの「沼の原」湿原・「ゆうすげの道」を散策 してきました
「沼の原」は、昔は湿原だったようですが、今は草原と呼ぶ方がふさわしい位に、湿原の面影はほとんどありません
毎年何度か訪れますが、来る度に見られる草花種も、変わってきているようにも思えます
これらも、地球温暖化の影響を受けている為なのでしょうか!?
とはいえ、まだまだ花は豊富で、春から秋までいろいろな花が楽しめます


  立秋が過ぎたせいか、沼の原は秋風が吹き始めています   (背景は「榛名富士」です)
‘ススキ’の穂が風に揺れ、‘ギボシ’の花が終わり気味になって、花茎先端のみが開くだけです


  沼の原は‘ススキ’が大分増えています   (背景は木々に隠れ見えませんが、「スルス峠」方向です)
‘ススキ’に混じって、‘チダケサシ’や‘ギボシ’、‘ユウスゲ’の花がみられます
 「湿原とは過湿・貧栄養の地に発達する自然草原である」といわれています
植物遷移の上から見れば、‘ススキ’草原は草原としてはほぼ最後の段階に当たり、このまま放置しておくと次第に遷移し、樹木が侵入して森林へと発達してしまうことが多いのだそうです
まだまだ先の事だと思わず、いつまでも自然草原が保てるように保全を心掛けたいものです


  「ユウスゲの道」に敷かれた木道を辿る周辺は、野草の宝庫になっていると言っていいでしょう  (背景は「相馬山」です)
今の時期は‘ギボシ’、‘コウリンカ’、‘ユウスゲ’、‘シモツケ’、‘マツムシソウ’、‘オニユリ’の他、秋の七草等々枚挙にいとまが無い位の野草が咲き、色々に楽しめます
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