ダンポポの種

備忘録です

快急で三宮へ

2009年03月30日 23時57分35秒 | 鉄 道
きのう、直通運転の〝初乗り〟として、三宮まで行ってきました。

奈良から三宮までを「快速急行」で乗り通したあと、すぐに折り返して西宮までバックし、西宮駅でしばし〝ホーム撮り〟を楽しんだあと、
また「快速急行」に乗って奈良まで戻って来た、というものです。

三宮では改札を一旦出ましたが、〝地上〟には出ずじまい…。

鉄道趣味活動に専念してきました。



↓奈良駅にて

↑三宮へ向けて〝旅立つ前〟に撮影。
 奈良駅の改札内に掲げられている、発車案内板です。
 
 直通運転にあわせて各駅で整備された、新しい案内板です。
 電光表示がきれいで見やすいです。
 駅名改称によって、難波ゆきが「大阪難波(ゆき)」と表示されるようになったので、
 字数が少ない「三宮(ゆき)」の表示が際立ってシンプルに見えるように感じます。

 昼間のこの時間帯は、奈良線の区間準急や各停は大和西大寺駅発着が主流で、奈良駅まで乗り入れてくる列車は少ないです。
 なので、京都線方面の表示を含めて〝優等列車だらけ〟の発車案内となっています。



↑奈良駅で発車を待つ、三宮ゆき快速急行。(近鉄9820系の6両編成。画像は最後尾の車両です)
 私もこの列車に乗って、三宮まで〝通し〟で初乗りしてみました。
 上の画像の発車案内板に写っている「13時37分発の快速急行」というのが、これです。



↑近鉄車の車内に掲げられている、停車駅案内の図。(見づらい画像ですが…)
 奈良・京都・橿原の各路線に加えて、阪神線の三宮までの駅名が盛り込まれています。




↓三宮駅にて

↑三宮に着きました。(すでに、折り返し運用の奈良ゆき表示になっています)

 三宮駅では、快速急行は、折り返し用の3番線に到着します。
 ホームの長さが6両編成ぶんギリギリで、しかもホームの先端部がカーブしているので、この箇所では電車とホームの間が広く開きます。
 図体の大きい近鉄車のばあい、「ふう…、どうにか無事に停車できたぜ」という感じ。
 もうちょっと後ろに下がって撮影したら良いのは分かっているのですが、これ以上は下がれないのです…。ホームぎりぎりです。

 3番線には、車両をはさんで反対側に「降車用ホーム」があるので、到着した電車は左右両側のドアを開けます。
 ただし、そのホーム長が限られているため、6両編成の最後尾の車両は降車用ホームにかからず、この車両だけは片側のドアしか開きません。
 この取り扱いは、阪神車のばあいも同じなのかな?
 前5両は両側のドアを開けて、6両目だけは片側のドアを開けるのです。
 近鉄車も、こんな器用なドア扱いができたんだな…。



↑隣りの2番線に、快速急行のあとを追いあげてきた姫路ゆき直通特急が到着しました。

 私が快速急行で三宮へ来る途中、停車駅である西宮とか芦屋の駅で、ホームに残って快速急行の発車を〝見送る〟乗客の姿がありました。
 きっと、直通特急狙いの乗客なのでしょうね。
 姫路までは行かないとしても、元町や高速神戸まで行きたい人にとっては、三宮止まりの快速急行は不便ということかな。

 もちろん、三宮まで快速急行に乗って、そこで直通特急に乗り換えたら良い…、のですが、
 「だったら、最初から直通特急に乗って行くわ」
 という選択なのかもしれません。

 私が京都駅から近鉄で帰るときに「新田辺ゆき」を見送るのと同じかな…と思います。



↑これが〝青い快速急行〟表示。
 近鉄線内では「赤色」で表示されますが、阪神線内では「青色」になります。
 この画像は、編成の中ほどの車両で写したものです。
 窓越しですが、向こう側に見えているのが降車用ホームです。



↑三宮到着の〝先頭車側〟は、こんな感じ。
 快速急行(近鉄車)が止まっているのが3番線で、隣りの阪神車が見えているところが2番線。
 近鉄車の右側に見えている人影の無いホームが、降車用ホーム。

 三宮駅に近鉄電車!
 直通運転を実感しました。
 奈良で阪神車を〝迎える〟よりも、三宮で近鉄車を見るほうが、強く実感しますね。
 私が近鉄沿線の住民だからか…。

 だだっ広い印象の近鉄奈良駅とは対照的で、阪神の三宮駅はスペースに余裕がありません。
 しかし、このスペースで大勢の乗客を見事にさばいています。
 決して「広い」とは言えないプラットホームですが、次々に到着する電車が乗客を運び去り、
 列車待ちの客がホームに滞留するひまがありません。



このあと、三宮からの帰り道に、西宮駅で写した画像があります。
次回の投稿で報告します。