ダンポポの種

備忘録です

近鉄奈良線で進む工事

2009年02月22日 16時49分51秒 | 鉄 道
きのう、難波見学からの帰りに、近鉄奈良線の東花園駅で一旦電車を降りてみました(改札は出てません)。

目下、東花園付近では、線路の高架化工事が進められています。
鶴橋駅から続いてくる奈良線の高架区間は、現在、八戸ノ里駅の東方(中央環状線道路と交差するあたり)で終わっていますが、
これをそのまま延長工事することで、八戸ノ里から瓢箪山までの区間も新たに高架化しようという計画です。

この工事によって、若江岩田・河内花園・東花園の3駅が高架駅に生まれ変わります。
東花園~瓢箪山間で高架線から従来の線路に結ばれるそうなので、瓢箪山駅は高架になりません(今のまま)。
大阪府の都市計画事業による連続立体化工事だそうで、阪神との直通運転開始とはリンクしていない土木工事です。完成予定は2011年の見込み。
完成すれば、瓢箪山から大阪難波までの区間は踏切がゼロになります。


☆東花園駅にて☆

↑東花園駅ホームで撮影。難波の方を向いて撮影したもの。
 高架橋がどんどん立ち上がってきています。



↑東花園駅ホームから、奈良の方を向いて撮影。
 もう、すぐそこに生駒の山が見えています。
 奈良は、あの山の向こう側。



↑奈良ゆき快速急行がやって来ました。この駅は通過です。
 先頭の乗務員室には、運転士のほかに2名の職員さんが添乗中。
 運転士が座っているのは、正面向かって一番右側の窓のところです。
 よーく見ると、運転士の背後(画面奥)が〝真っ黒〟です。
 運転席のところだけ、客室との仕切り窓に遮光カーテンが下ろされているのですね。
 明るい昼間はカーテンを下ろさずに走るのが近鉄電車の流儀なのですが、この列車はカーテンを下ろして走っているのです。
 さて、それは何故でしょう?



☆大和西大寺駅にて☆

現在、大和西大寺駅でも橋上駅舎(コンコース)の改良工事が行われています。
こちらも、阪神との直通運転開始とはリンクしない工事です。
コンコースを拡張して「エキナカ」ビジネスに本腰を入れる…ってとこでしょうか。



↑ただいま工事中でーす、という雰囲気は、駅の外からでもよく分かります。



↑2階コンコースを今までの倍ぐらいに拡張しようとしているみたいです。
 この画像は、同駅の難波・京都寄りの端っこで撮ったものですが、増築によって拡張される橋上駅舎がここまでせり出してきます。



↑拡張される橋上駅舎の下へ潜り込むような形で、電車は発着することになります。
 近鉄ホームページによると、平成21年秋ごろ完成予定らしいです。
 



4 コメント

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運転席の後ろの幕について (長年近鉄愛用)
2009-03-01 22:41:26
写真の種別は快速急行ですよね…快急は生駒を出ると、次は鶴橋まで止まりません。生駒駅を出てすぐに、長い生駒トンネルを通過します。その時に予め客室の明かりの為に運転席から、前方の視界が見にくくなる為に夜間と同様に幕を下ろしますが、鶴橋まで停車しない為に、それを上げれないので、殆どの快急がこの区間は幕を下げています。
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Re:運転席の後ろの幕について (ダンポポ)
2009-03-01 23:49:59
長年近鉄愛用さん、コメントありがとうございます。
細かい問いかけにお答えいただき、おおきにです。

正解で~す!
生駒トンネルを通過するのに備えて、幕を下ろしたまま走っています。
奈良線の快速急行では、上り・下りとも、こういう光景が見られますね。

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Unknown (二日会)
2012-01-27 22:38:39
ちなみに現在、阪神の車両では遮光幕が自動昇降装置つきなので、上記明かり区間でも全開しています。
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Re:Unknown (ダンポポ)
2012-01-28 17:22:03
ほう…、そうでしたか。
最近、奈良線では「かぶりつき」をしていないので、ちょっと疎くなっています。
また、こんど乗った時に観察してみますわ。

自動昇降のやつ、見ていても、かっこいいよね。
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