12月3日の韓国文化院での「未熟な犯罪者」の特別上映会は、応募したもののみごとにハズレ。翌4日にも上映するということで、再挑戦の結果は明日。どうなるかなー。なんとか当たって、その勢いで年末ジャンボも当てるぞっ・・・って、まずは買いに行かないと・・・。
この1週間もなんやかやで映画館に行かず、ということで観る予定の映画が貯まってきました。
私ヌルボが観る映画を決める時の指針としているのは、<映画生活>(とくに「上映中満足度」のランキング等の映画専門サイト、「毎日新聞」等の金曜夕刊の映画欄、「日経」の「映画エンタメガイド」中の「おすすめ映画」、「週刊文春」の「Cinema Chart」(おすぎの評は無視して)、そして2つのすごいブログ<こんな映画は見ちゃいけない!>と<三角絞めでつかまえて>。“映画検定1級”の放送作家・松崎まことさんのtwitter。それから横浜のシネマ・ジャック&ベティや渋谷のイメージフォーラム、ポレポレ東中野、銀座シネパトス等々の映画館のラインナップ、
韓国映画については、<シネマコリア>は言うまでもありません。そしてSARUさんのtwitterや、<yohnishi's blog>、<confuoco Dalnara>、<kazumiのミーハーワールド!>等のブログ。ここらへんはネタバレに要注意ではありますが・・・。
およそこんなところですかねー。その結果、たとえば情報がなければ100本に1本の名作は100本の映画を観ないと出合えないところ、30本に1本くらいの確率にはなっているのではないかと思います。
さあ、今後1週間で5本は観るぞっ!
★★★ Daumの人気順位(11月27日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①Mac Korea(韓国) 9.7(132)
②SEARCHING FOR SUGAR MAN 9.5(78)
③桃さんのしあわせ 9.4(23)
④MBの思い出(韓国) 9.3(695)
⑤南営洞1985(韓国) 9.2(574)
⑥おおかみこどもの雨と雪(日本) 9.1(252)
⑦ファースト・ポジション 9.1(23)
⑧バービー(韓国) 9.1(28)
⑨未熟な犯罪者(韓国) 8.8(27)
⑩私が殺人犯だ(韓国) 8.7(1422)
③、⑤、⑨の3作品が初登場です。
③「桃(タオ)さんのしあわせ」は日本でも10月13日から公開されています。私ヌルボは未見ですが、評判いいようなので観に行こうかな。韓国題は「심플 라이프」です。
⑤「南営洞1985」は後述します。
⑨「未熟な犯罪者」は、東京国際映画祭で審査委員特別賞と最優秀男優賞(ソ・ヨンジュ)を受賞した作品。少年院への入所と出所を繰り返していた少年(ソ・ヨンジュ)を、母親(イ・ジョンヒョン)が13年ぶりに訪ねてきます。10代の頃に生んだ息子ですが、未熟な母親だった彼女は彼を捨ててしまったという過去がありました。そんな2人が再会して、どんな物語が展開していくのか・・・。原題は「범죄소년(犯罪少年)」です。
【専門家による順位】
①おおかみこどもの雨と雪(日本) 8.1(6)
②007 スカイフォール 8.0(7)
③あなたはまだ何も見ていない 8.0(2)
④ミッドナイト・イン・パリ 7.8(7)
⑤シュガーマン 奇跡に愛された男 7.7(4)
⑥二つの扉(韓国) 7.6(6)
⑦タッチ(韓国) 7.6(3)
⑦桃さんのしあわせ 7.6(3)
⑨テイク・ディス・ワルツ 7.5(6)
⑩バービー(韓国) 7.5(2)
⑩家族シネマ(韓国) 7.5(2)
③と⑦「桃さんのしあわせ」が新登場です。
③「あなたはまだ何も見ていない」は、満90歳になる巨匠アラン・レネのカンヌ映画祭出品作。有名な劇作家・演出家が死んだ後、その邸宅に招待されたのは、かつて彼の演劇「エウリディス」に出演した13人の俳優たち。彼らは今、若い俳優たちが演じる新しい「エウリディス」を録画された映像で観る。最初は観客あるいは評論家の立場から見ていた彼らだが、いつの間にか自分たちの過去の役に没頭するようになり、そして・・・。詳しくは「河北新報」の齋藤敦子さんの記事(→コチラ)参照。韓国題は「당신은 아직 아무것도 보지 못했다」。日本公開は未定のようです。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[11月23日(金)~25日(日)] ★★★
「オオカミ少年」が4週連続トップ、600万人を超える
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・オオカミ少年(韓国) ・・・・・・・・・・・10/31 ・・・・・・・・・・・・・・・550,864・・・・・・・・6,015,654 ・・・・・・・42,153・・・・・・・595
2(2)・・トワイライト・サーガ・・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・・468,965・・・・・・・・1,940,7866・・・・・・・13,882・・・・・・・536
ブレイキング・ドーンPart.2
3(新)・・ドント・クライ・マミー(韓国) ・・・・11/22・・・・・・・・・・・・・・・・425,912・・・・・・・・・・538,134 ・・・・・・・・3,809・・・・・・・444
4(3)・・私が殺人犯だ(韓国)・・・・・・・・・・11/08・・・・・・・・・・・・・・・・310,814・・・・・・・・2,109,437 ・・・・・・・15,799・・・・・・・382
5(20)・・南営洞1985(韓国)・・・・・・・・・・・11/22 ・・・・・・・・・・・・・・・147,759 ・・・・・・・・・188,020 ・・・・・・・・1,357 ・・・・・・・310
6(5)・・光海、王になった男(韓国)・・・・・・9/13・・・・・・・・・・・・・・・・・62,629・・・・・・・12,064,504 ・・・・・・・87,213・・・・・・・166
7(新)・・不思議の国のガーディアン ・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・・・50,523・・・・・・・・・・・56,850 ・・・・・・・・・・505・・・・・・・197
8(90)・・出前持ちのウスさん(韓国) ・・・11/22 ・・・・・・・・・・・・・・・・26,250・・・・・・・・・・・42,208 ・・・・・・・・・・286・・・・・・・119
9(18)・・音痴クリニック(韓国)・・・・・・・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・・・25,876・・・・・・・・・・・42,208・・・・・・・・・・・272・・・・・・・203
10(6)・・007 スカイフォール ・・・・・・・・・・10/26 ・・・・・・・・・・・・・・・・23,232・・・・・・・・2,349,438・・・・・・・・17,304・・・・・・・122
7(39)・・殺人小説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・・・26,386・・・・・・・・・・・33,809 ・・・・・・・・・・251・・・・・・・183
8(5)・・アップサイド・ダウン・・・・・・・・・・・11/08・・・・・・・・・・・・・・・・・11,328・・・・・・・・・・169,384 ・・・・・・・・1,192・・・・・・・107
9(7)・・ジャングル大帝 劇場版(日本)・・11/08・・・・・・・・・・・・・・・・・9,984 ・・・・・・・・・・・38,984 ・・・・・・・・・・243・・・・・・・・56
10(10)・・メリダとおそろしの森・・・・・・・・・9/27・・・・・・・・・・・・・・・・・・5,424 ・・・・・・・・1,228,678 ・・・・・・・・9,010・・・・・・・・34
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「光海、王になった男」、歴代3位「王の男」(1230万人)にとどくまで引っ張るのかなー?
4週連続1位の「オオカミ少年」は600万人を超えました。700万人にはいきますね。
今回の新登場は3・5・7・8・9位の5作品です。
3位「ドント・クライ・マミー」は、性的暴行を受け自殺した一人娘に代わり、母親が加害者に復讐する過程を描いた作品。その加害者は罪の意識に乏しい未成年者。「アイドルのイメージが崩れるかと最初はためらった」というU-KISSのドンホが演じています。
しかし、「悪い血」等々、犯罪被害者による復讐を描いた映画が最近ずいぶん多いです。「朝鮮日報」も9月そのことを記事にしていました。(→コチラ。) そういえば、29日公開される「26年」も復讐物ですね。原作は乃南アサですが「凍える牙」もそうでした。「26年」と同じくウェブトゥーンが原作で、まもなく映画化される「ザ・ファイブ」も被害者遺族の主婦が連続殺人犯を捕まえようと立ち上がる話で、私ヌルボが今読んでいる昨年のベストセラー「7年の夜」も映画化されるのかー。なるほど、これも復讐譚だな。「朝鮮日報」の記事では「政治的・社会的不条理が原因」と、なんともありきたりな説明が・・・。原題は「돈 크라이 마미」です。
5位「南営洞1985」は、2011年12月30日に死去した往年の民主活動家で、その後進歩陣営の国会議員として活躍した金槿泰(キム・グンテ)の手記「南営洞」に基づいた映画。1985年の韓国は全斗煥の軍事独裁政権の時代。沐浴湯(モギョクタン=銭湯)から帰る途中で民主化運動家キム・ジョンテ(パク・ウォンサン)は警察に連行され、連れて行かれた所が対共分室で、その住所が南営洞。ソウル駅の南隣が南営駅ですね。そこの拷問室で供述を拒否するキムへの拷問が延々と続きます。22日間も! 拷問場面が映画のほとんど全部なんだそうで、うーむ、これはねー・・・。「見た人たちは誰もが見るのがつらい映画だと語る。だが同時に「必ず見なければならない映画」だとも付け加えた」と→コチラの記事には書かれてますがねー・・・。この映画の原題は「남영동1985」です。
さてこの拷問室があった建物は、現在は1987年水拷問で殺されたソウル大の学生・朴鍾哲の記念館になっています。愛読している<大塚愛と死の哲学>の記事によると、ブログ主さんは2009年5月にすでに訪れていたのですね。(ホントに普通の観光客の行かない所あちこちに行っている方です。) 今ハングルで検索したら、そこの紹介記事(→コチラ)がありました。また多くの写真入りの訪問記(韓国語)は→コチラ。
7位「不思議の国のガーディアン」はウィリアム・ジョイスの絵本が原作の、アメリカの3DCGアニメ。地球に向けて放たれた悪霊に対し、世界の子どもたちを守るために守護神たちが集結する・・・って、おなじみの「正義の国」アメリカらしい設定。しかし、世界で最初に11月16日から中国本土で上映なんて記事を見たけど、中国の人たちは「もしかしたら自分たちが悪霊かも」なんて思わないかな? 韓国題は「가디언즈」です。
8位「出前持ちのウスさん」。本ブログの過去記事でも書きましたが、韓国語で「철가방(鉄カバン)」とは「岡持ち」のことです。原題の「철가방 우수氏」を「鉄カバン ウス氏」としている日本サイトは少なくなり、多くは「おか持ちウスさん」になっています。中華料理屋の出前として働くウス(チェ・スジョン)は孤児として育ち、貧困の中で生きてきましたが、70万ウォンという少ない月給ながら5人の恵まれない子どもたちを援助し、感謝される喜びを体験します。ところが、そんなウスが、突然交通事故に遭って・・・、という話。実在のキム・ウスさんの人生を映画化した作品だそうです。
9位「音痴クリニック」は、片想い中の男性のために音痴を脱出しようとする女性(パク・ハソン)と、そこで出会った講師(ユン・サンヒョン)との間のロマンティックコメディ。「致死率100%の低質声帯vs完治率100%のスター講師が出会った!」というのがキャッチ・コピー。原題は「음치 클리닉」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(10)・・未熟な犯罪者(韓国) ・・・・・・・・・・・11/22 ・・・・・・・・・・・・・・3,982・・・・・・・・・・・・・・・7,638 ・・・・・・・・・54・・・・・・・・・・55
2(27)・・桃さんのしあわせ・・・・・・・・・・・・・・11/22 ・・・・・・・・・・・・・・2,240・・・・・・・・・・・・・・・3,832 ・・・・・・・・・28・・・・・・・・・・21
3(2)・・テイク・ディス・ワルツ・・・・・・・・・・・・・・9/27 ・・・・・・・・・・・・・・1,444 ・・・・・・・・・・・・・59,459 ・・・・・・・・473 ・・・・・・・・・・5
4(5)・・私たちのバカ兄貴 ・・・・・・・・・・・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・・1,401 ・・・・・・・・・・・・・・2,296 ・・・・・・・・・15・・・・・・・・・・・6
5(1)・・私が告白したら(韓国) ・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・1,340・・・・・・・・・・・・・・・7,242 ・・・・・・・・・54・・・・・・・・・・15
新登場は1位と2位の2作品ですが、ともに上述しました。
この1週間もなんやかやで映画館に行かず、ということで観る予定の映画が貯まってきました。
私ヌルボが観る映画を決める時の指針としているのは、<映画生活>(とくに「上映中満足度」のランキング等の映画専門サイト、「毎日新聞」等の金曜夕刊の映画欄、「日経」の「映画エンタメガイド」中の「おすすめ映画」、「週刊文春」の「Cinema Chart」(おすぎの評は無視して)、そして2つのすごいブログ<こんな映画は見ちゃいけない!>と<三角絞めでつかまえて>。“映画検定1級”の放送作家・松崎まことさんのtwitter。それから横浜のシネマ・ジャック&ベティや渋谷のイメージフォーラム、ポレポレ東中野、銀座シネパトス等々の映画館のラインナップ、
韓国映画については、<シネマコリア>は言うまでもありません。そしてSARUさんのtwitterや、<yohnishi's blog>、<confuoco Dalnara>、<kazumiのミーハーワールド!>等のブログ。ここらへんはネタバレに要注意ではありますが・・・。
およそこんなところですかねー。その結果、たとえば情報がなければ100本に1本の名作は100本の映画を観ないと出合えないところ、30本に1本くらいの確率にはなっているのではないかと思います。
さあ、今後1週間で5本は観るぞっ!
★★★ Daumの人気順位(11月27日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①Mac Korea(韓国) 9.7(132)
②SEARCHING FOR SUGAR MAN 9.5(78)
③桃さんのしあわせ 9.4(23)
④MBの思い出(韓国) 9.3(695)
⑤南営洞1985(韓国) 9.2(574)
⑥おおかみこどもの雨と雪(日本) 9.1(252)
⑦ファースト・ポジション 9.1(23)
⑧バービー(韓国) 9.1(28)
⑨未熟な犯罪者(韓国) 8.8(27)
⑩私が殺人犯だ(韓国) 8.7(1422)
③、⑤、⑨の3作品が初登場です。
③「桃(タオ)さんのしあわせ」は日本でも10月13日から公開されています。私ヌルボは未見ですが、評判いいようなので観に行こうかな。韓国題は「심플 라이프」です。
⑤「南営洞1985」は後述します。
⑨「未熟な犯罪者」は、東京国際映画祭で審査委員特別賞と最優秀男優賞(ソ・ヨンジュ)を受賞した作品。少年院への入所と出所を繰り返していた少年(ソ・ヨンジュ)を、母親(イ・ジョンヒョン)が13年ぶりに訪ねてきます。10代の頃に生んだ息子ですが、未熟な母親だった彼女は彼を捨ててしまったという過去がありました。そんな2人が再会して、どんな物語が展開していくのか・・・。原題は「범죄소년(犯罪少年)」です。
【専門家による順位】
①おおかみこどもの雨と雪(日本) 8.1(6)
②007 スカイフォール 8.0(7)
③あなたはまだ何も見ていない 8.0(2)
④ミッドナイト・イン・パリ 7.8(7)
⑤シュガーマン 奇跡に愛された男 7.7(4)
⑥二つの扉(韓国) 7.6(6)
⑦タッチ(韓国) 7.6(3)
⑦桃さんのしあわせ 7.6(3)
⑨テイク・ディス・ワルツ 7.5(6)
⑩バービー(韓国) 7.5(2)
⑩家族シネマ(韓国) 7.5(2)
③と⑦「桃さんのしあわせ」が新登場です。
③「あなたはまだ何も見ていない」は、満90歳になる巨匠アラン・レネのカンヌ映画祭出品作。有名な劇作家・演出家が死んだ後、その邸宅に招待されたのは、かつて彼の演劇「エウリディス」に出演した13人の俳優たち。彼らは今、若い俳優たちが演じる新しい「エウリディス」を録画された映像で観る。最初は観客あるいは評論家の立場から見ていた彼らだが、いつの間にか自分たちの過去の役に没頭するようになり、そして・・・。詳しくは「河北新報」の齋藤敦子さんの記事(→コチラ)参照。韓国題は「당신은 아직 아무것도 보지 못했다」。日本公開は未定のようです。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[11月23日(金)~25日(日)] ★★★
「オオカミ少年」が4週連続トップ、600万人を超える
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・オオカミ少年(韓国) ・・・・・・・・・・・10/31 ・・・・・・・・・・・・・・・550,864・・・・・・・・6,015,654 ・・・・・・・42,153・・・・・・・595
2(2)・・トワイライト・サーガ・・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・・468,965・・・・・・・・1,940,7866・・・・・・・13,882・・・・・・・536
ブレイキング・ドーンPart.2
3(新)・・ドント・クライ・マミー(韓国) ・・・・11/22・・・・・・・・・・・・・・・・425,912・・・・・・・・・・538,134 ・・・・・・・・3,809・・・・・・・444
4(3)・・私が殺人犯だ(韓国)・・・・・・・・・・11/08・・・・・・・・・・・・・・・・310,814・・・・・・・・2,109,437 ・・・・・・・15,799・・・・・・・382
5(20)・・南営洞1985(韓国)・・・・・・・・・・・11/22 ・・・・・・・・・・・・・・・147,759 ・・・・・・・・・188,020 ・・・・・・・・1,357 ・・・・・・・310
6(5)・・光海、王になった男(韓国)・・・・・・9/13・・・・・・・・・・・・・・・・・62,629・・・・・・・12,064,504 ・・・・・・・87,213・・・・・・・166
7(新)・・不思議の国のガーディアン ・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・・・50,523・・・・・・・・・・・56,850 ・・・・・・・・・・505・・・・・・・197
8(90)・・出前持ちのウスさん(韓国) ・・・11/22 ・・・・・・・・・・・・・・・・26,250・・・・・・・・・・・42,208 ・・・・・・・・・・286・・・・・・・119
9(18)・・音痴クリニック(韓国)・・・・・・・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・・・25,876・・・・・・・・・・・42,208・・・・・・・・・・・272・・・・・・・203
10(6)・・007 スカイフォール ・・・・・・・・・・10/26 ・・・・・・・・・・・・・・・・23,232・・・・・・・・2,349,438・・・・・・・・17,304・・・・・・・122
7(39)・・殺人小説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・・・26,386・・・・・・・・・・・33,809 ・・・・・・・・・・251・・・・・・・183
8(5)・・アップサイド・ダウン・・・・・・・・・・・11/08・・・・・・・・・・・・・・・・・11,328・・・・・・・・・・169,384 ・・・・・・・・1,192・・・・・・・107
9(7)・・ジャングル大帝 劇場版(日本)・・11/08・・・・・・・・・・・・・・・・・9,984 ・・・・・・・・・・・38,984 ・・・・・・・・・・243・・・・・・・・56
10(10)・・メリダとおそろしの森・・・・・・・・・9/27・・・・・・・・・・・・・・・・・・5,424 ・・・・・・・・1,228,678 ・・・・・・・・9,010・・・・・・・・34
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「光海、王になった男」、歴代3位「王の男」(1230万人)にとどくまで引っ張るのかなー?
4週連続1位の「オオカミ少年」は600万人を超えました。700万人にはいきますね。
今回の新登場は3・5・7・8・9位の5作品です。
3位「ドント・クライ・マミー」は、性的暴行を受け自殺した一人娘に代わり、母親が加害者に復讐する過程を描いた作品。その加害者は罪の意識に乏しい未成年者。「アイドルのイメージが崩れるかと最初はためらった」というU-KISSのドンホが演じています。
しかし、「悪い血」等々、犯罪被害者による復讐を描いた映画が最近ずいぶん多いです。「朝鮮日報」も9月そのことを記事にしていました。(→コチラ。) そういえば、29日公開される「26年」も復讐物ですね。原作は乃南アサですが「凍える牙」もそうでした。「26年」と同じくウェブトゥーンが原作で、まもなく映画化される「ザ・ファイブ」も被害者遺族の主婦が連続殺人犯を捕まえようと立ち上がる話で、私ヌルボが今読んでいる昨年のベストセラー「7年の夜」も映画化されるのかー。なるほど、これも復讐譚だな。「朝鮮日報」の記事では「政治的・社会的不条理が原因」と、なんともありきたりな説明が・・・。原題は「돈 크라이 마미」です。
5位「南営洞1985」は、2011年12月30日に死去した往年の民主活動家で、その後進歩陣営の国会議員として活躍した金槿泰(キム・グンテ)の手記「南営洞」に基づいた映画。1985年の韓国は全斗煥の軍事独裁政権の時代。沐浴湯(モギョクタン=銭湯)から帰る途中で民主化運動家キム・ジョンテ(パク・ウォンサン)は警察に連行され、連れて行かれた所が対共分室で、その住所が南営洞。ソウル駅の南隣が南営駅ですね。そこの拷問室で供述を拒否するキムへの拷問が延々と続きます。22日間も! 拷問場面が映画のほとんど全部なんだそうで、うーむ、これはねー・・・。「見た人たちは誰もが見るのがつらい映画だと語る。だが同時に「必ず見なければならない映画」だとも付け加えた」と→コチラの記事には書かれてますがねー・・・。この映画の原題は「남영동1985」です。
さてこの拷問室があった建物は、現在は1987年水拷問で殺されたソウル大の学生・朴鍾哲の記念館になっています。愛読している<大塚愛と死の哲学>の記事によると、ブログ主さんは2009年5月にすでに訪れていたのですね。(ホントに普通の観光客の行かない所あちこちに行っている方です。) 今ハングルで検索したら、そこの紹介記事(→コチラ)がありました。また多くの写真入りの訪問記(韓国語)は→コチラ。
7位「不思議の国のガーディアン」はウィリアム・ジョイスの絵本が原作の、アメリカの3DCGアニメ。地球に向けて放たれた悪霊に対し、世界の子どもたちを守るために守護神たちが集結する・・・って、おなじみの「正義の国」アメリカらしい設定。しかし、世界で最初に11月16日から中国本土で上映なんて記事を見たけど、中国の人たちは「もしかしたら自分たちが悪霊かも」なんて思わないかな? 韓国題は「가디언즈」です。
8位「出前持ちのウスさん」。本ブログの過去記事でも書きましたが、韓国語で「철가방(鉄カバン)」とは「岡持ち」のことです。原題の「철가방 우수氏」を「鉄カバン ウス氏」としている日本サイトは少なくなり、多くは「おか持ちウスさん」になっています。中華料理屋の出前として働くウス(チェ・スジョン)は孤児として育ち、貧困の中で生きてきましたが、70万ウォンという少ない月給ながら5人の恵まれない子どもたちを援助し、感謝される喜びを体験します。ところが、そんなウスが、突然交通事故に遭って・・・、という話。実在のキム・ウスさんの人生を映画化した作品だそうです。
9位「音痴クリニック」は、片想い中の男性のために音痴を脱出しようとする女性(パク・ハソン)と、そこで出会った講師(ユン・サンヒョン)との間のロマンティックコメディ。「致死率100%の低質声帯vs完治率100%のスター講師が出会った!」というのがキャッチ・コピー。原題は「음치 클리닉」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(10)・・未熟な犯罪者(韓国) ・・・・・・・・・・・11/22 ・・・・・・・・・・・・・・3,982・・・・・・・・・・・・・・・7,638 ・・・・・・・・・54・・・・・・・・・・55
2(27)・・桃さんのしあわせ・・・・・・・・・・・・・・11/22 ・・・・・・・・・・・・・・2,240・・・・・・・・・・・・・・・3,832 ・・・・・・・・・28・・・・・・・・・・21
3(2)・・テイク・ディス・ワルツ・・・・・・・・・・・・・・9/27 ・・・・・・・・・・・・・・1,444 ・・・・・・・・・・・・・59,459 ・・・・・・・・473 ・・・・・・・・・・5
4(5)・・私たちのバカ兄貴 ・・・・・・・・・・・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・・1,401 ・・・・・・・・・・・・・・2,296 ・・・・・・・・・15・・・・・・・・・・・6
5(1)・・私が告白したら(韓国) ・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・1,340・・・・・・・・・・・・・・・7,242 ・・・・・・・・・54・・・・・・・・・・15
新登場は1位と2位の2作品ですが、ともに上述しました。
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