学問空間

【お知らせ】teacup掲示板の閉鎖に伴い、リンク切れが大量に生じていますが、順次修正中です。

いささか恥ずかしい思い出

2012-01-28 | 経済史学会・栗田啓子騒動
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年 1月28日(土)07時47分53秒

>筆綾丸さん
私、以前、安冨歩氏を絶賛しているんですね。

---------------
『貨幣の複雑性』はかなり難しいので、『複雑性を生きる』(岩波書店、2006)を先に読んでみましたが、リデル=ハートの『戦略論』の分析など、非常に鮮やかで驚きました。
恐るべき知性ですね。
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/4804

その一つ前の投稿では、絶賛ではありませんが、次のように書いています。

---------------
少し検索してみたら、黒田明伸氏『貨幣システムの世界史<非対称性>を読む』の書評で、梶谷懐氏という方が安冨歩氏の以下のような見解を紹介されていました。
http://www.eb.kobegakuin.ac.jp/~kajitani/kuroda.pdf

「貨幣取引」と「信用取引」の違いという視点は新鮮ですので、安冨歩氏の『貨幣の複雑性:生成と崩壊の理論』(創文社、2000)という本を読んでみるつもりです。
それにしても、勝軍地蔵の追っかけをやっていたときに「安富道行」って何者だろうと思っていたので、「安冨歩」というお名前に何か古い知り合いに会ったような親近感を勝手に覚えてしまいます。
http://blog.goo.ne.jp/daikanjin/c/04e149d1b50c666301065c3ef87d4c67

http://6925.teacup.com/kabura/bbs/4803

うーむ。
まあ、専門分野における学問的業績と原発事故への対応は基本的には別問題だとは思うのですが、『原発危機と「東大話法」』はいくらなんでもひどすぎますからねー。
複雑系を研究している人が何でこれほど単純な図式で満足してしまうのか、全く理解不能です。
こんなものを書棚に並べると不潔な感じがして、生ゴミとして捨てようかなと思ったのですが、原発問題がもう少し落ち着くまでは資料として保管しておきますかねー。
遠い将来には奇書として高い値段がつくかもしれませんが、それまでは持っていたくないですね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「おめつき」 | トップ | 長面と尾崎 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

経済史学会・栗田啓子騒動」カテゴリの最新記事