学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

ぼちぼちと。

2016-07-28 | 天皇生前退位
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2016年 7月28日(木)09時58分9秒

突然、今年に入って二度目の掲示板休暇に入ってしまいましたが、八月に入ったら再開するつもりです。
つまづきの石は「国家神道」で、私の場合、掲示板での投稿は特定のテーマについて6割か7割くらい見通しがついたと思えた段階で始めると、その後も快調に進むことが多いのですが、「国家神道」についてはあれこれ読んでいるうちに自分なりの結論が出てしまって、掲示板への投稿にイマイチ新鮮な気持ちで取り組めません。
また、少し燃え上っていたライシテ研究熱は、『中央公論』2015年12月号の宇野重規・小熊英二対談を読んで消えてしまったのですが、考えてみれば、これは宇野氏のような中間解説者を介さずにフランスの思想家に直接当たればよいだけの話なので、マルセル・ゴーシュの『民主主義と宗教』(伊達聖伸・藤田尚志訳、トランスビュー、2010)などを少しずつ読んでいるところです。
それと、今まで掲示板ではあまり触れていませんが、少し前から日本の近代キリスト教受容史の勉強をしていて、群馬県にはけっこう良い材料があることに気づき、大濱徹也氏の『明治キリスト教会史の研究』(吉川弘文館、1979)などを手掛かりに資料を集めています。
といった具合で、別になまけている訳ではないのですが、直ぐに投稿に結びつくものもあまりなくて、何となく掲示板から遠ざかっていました。
そろそろ動き出します。
コメント
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