生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:対人関係:その4:幸福な日々の為の自問自答集

2016年03月23日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
ドキドキ論の続き:生育史により、このドキドキ感は違います。子供の頃を想い出し、どんな時にドキドキしたか、その事例を5つくらい想い出すように教授に指導されました。実際の実力養成では、5つでは普通駄目ですので、自分の傾向をあぶり出すには最低10位の事例を高校時代くらいまでの生育史から抽出すると、大体、その傾向を把握することができます。教授は優しい方でしたので、遠慮していたのです。さて、人により相当違うのですが、或人の或分野は、どんな事でもドキドキしないのに、別な或分野では、人が呆れるくらいドキドキするのです。何故か、お分かりでしょうか?価値観、大事にしている考え方、親の教え、愛する人の言葉、尊敬している先生の教え、大好きな叔父さんやおばさんの助言等が子供時代を支配していますが、自分の大事にしている人生での夢、希望、自分を支えている大事なもの(考え方、財産、名誉、純潔とか貞操)を脅かすものに、人はドキドキします。或いは、自分で自分の嫌いな感情、例えば劣等感を刺激し、増加させるような眼差し、言葉、好意には、心底ドキドキさせられます。こうして、人はそれぞれ苦手な分野に触れられるとドキドキするように出来ているようです。このドキドキ感は生き甲斐に通じているので、これからは是非、大事にして欲しい領域なのです。高齢化してくると、このドキドキ感は苦手の病気とか死、とか財産とかに絞り込まれてくるようです。若い人の可愛らしいドキドキ感ではなく、何となく羞恥心の無い、ずうずうしい感じの領域しか残っていないのは、人間の哀しい姿のようです。しかし、イキイキと生き抜く為には、このドキドキ感を人間関係の中で感じた場合、無視せず、ぜひ、生きる喜びに繋がるような解釈をする事が自分の幸福曲線(平安感、友好的感情、健康感、幸福感、統御感の5つ)に繋がるようです。私の弱点は病気、鼻風邪をひいても、すぐ死んでしまいそうな恐怖心に襲われますが、海外での暴動事件や仕事上のスリリングな事件の折は、意外と堂々とふるまえるのは、何故でしょう、その人の傾向を意識化する意味が、段々とあぶり出されると、意外と落ち着けるようです。傾向と渇望は、その人の生涯同じようなので、傾向と渇望の意識化だけで十分と思われます。後は、個人個人、それを楽しんで下さい。ストレスは幸福へのシグナル、という哲学がここで役立ちます。ドキドキ感は遺伝に相当支配されています。お公家様の子孫、武将の子孫、豪商の子孫、遊び人の子孫、色々楽しい観察をしてみて下さい。遺伝、環境、老化、自律神経、免疫、分泌の6要素は本人の意思に関係なく、血筋はあらそえません。しかし、気に入らない血筋はお互いに無視して生きていきましょう。ぐずぐず気にするほうが負け。

「自分は何処へ旅しているのだろうか?:<945>


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(1)「2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について」:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用して書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは私のカトリツク信徒としての信仰の発露として書いています。色々の考え方、宗教の違い、文化の違いに関係なく、とにかく人々が元気に明るく爽やかに、悔いのない人生を生き抜く為のブログですので、大いに勉強に役立てて下さい。



(2)「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:
自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(*1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(*2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(*3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(*4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(*5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(*6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(*7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(*8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)







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